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ふんわりな日々

90年代に大型CD店ロック売り場で働いておりました。その時の担当はアメリカ方面のマイナーレーベルとか、北欧のインディーズとか。ブリットポップ全盛期の思い出多し。思ったことを書き綴るブログ♪お喋りにお付き合いくださいませ♪

連休が終わった~音譜…のに?疲れがドッと押し寄せてきましたが、続けます。
今回は、ピンク・フロイドのことが好きそうな?あのバンドにしましたニコニコ



Ween--Push th' Little Daisies

PVの途中で、ピンク・フロイドのお写真を発見ビックリマーク
アルバムの中ジャケのような感じだけど、酒瓶と共に棚に置かれています。
じつは…彼らがピンク・フロイドについて、どう感じていたのかは、全く知りません。
フロントマンのお二人は70年生まれなので、あの全盛期を知っていた感じではなさそうです。

☆ウィーン(Ween)はアメリカ出身の実験音楽を試みるロックバンド。1984年にジーン・ウィーンことアーロン・フリーマン(Gene Ween)とディーン・ウィーンことミッキー・メルチオンド(Dean Ween)によって結成された。アメリカ音楽ビジネス界での知名度は低いがカルト的な人気を誇り、アンダーグランドなシーンでのファン層は絶大である…ウィキペディア英語版より。





Ween-Freedom of '76 Jane Pratt show 1993

これ、おそらくエレクトラ(メジャーのレコード会社)と契約する前にテレビに出演したときの映像。
彼、歌が上手いですね、気持ちよさそうに歌っています合格
ボサボサ頭によれよれのシャツにジーンズ、チープにかき鳴らされるエレキギターにメロディの良い曲…なんてことないのでしょうが、ショウが成立しています。
司会者が「手作りのメディア媒体のフェスティバル(Homemade Media Festival)を続けましょう、これから紹介するウィーンは携帯用の4トラックレコーディングシステム(portable 4 track recording system)を使って旧式の録音をするバンドです…」
お話を聞いていると、本人たちはエンジニアや時間に制限のあるスタジオでの作業よりは、このローテクな機械で録音された音を気に入っていて音作りをしてたそうで、「メジャーと契約してからは、パナマの大きなスタジオを使いますか~?」という問いに、そうなると思うよ…と答えている。

Pure Guava/Ween

¥1,253
Amazon.co.jp

ゴージャスなスタジオでレコーディングされたのかは知らないけど、1992年リリースの"ほのかにポップで変態チックな"アルバム音譜
ローテク、ローファイで紡がれた一曲一曲に、自由奔放で無垢な感性が詰まっています、楽しいです。
下地にあるのは、長々と続いてきたアメリカンなロックなので、明るく陽気で少々のお下劣さも。
楽曲のいたる所にノイズや雑音、無意味な会話や囁き、笑い声…どうでもよい音に愛おしさを感じる…そんな奇抜な遊びの断片が一つ一つ短くまとめられ、不思議な魅力を奏でているのです。


プログレが作品にテクニカルで物語性を求める完璧主義者の挑戦だとすれば、こういうのは真逆なのだと思うけど…演奏に完璧さを目指さないからこその自由な精神で?そのアーティストの個性が溢れていて面白いのです。
アメリカの裏音楽は、彼らのようなチャレンジャーがたくさん居ますよね、そうやって新しい音楽が生まれているのかもしれない。

じつは…こういう人たち、大好きですラブラブ
最近は、こういうの音楽ばかり家在庫から出して聴いています…だって、例のホームセンターで買ったCDラジカセしか使えないんだもん。
CDラジカセで聴くと、そのチープな感じが素敵なんだよね…高級なオーディオの音も好きですが、違った良さ?があるのですニコニコ

という訳で、すこし90年代のアメリカの裏を掘ろうかな…と、計画中にひひ
前回プログレのお話をしましたが、プログレはロッキング・オンには縁のないジャンルだ…と思っていたのです。

ところがっビックリマーク

わが家は近所に図書館があって、定期的に子供を連れてよく行くのです。
そこの雑誌コーナーにロッキン・オンがあるのですが…

rockin’on (ロッキング・オン) 2013年 05月号 [雑誌]

¥650
楽天


表紙をみたら…ピ、ピンク・フロイドだよっはてなマーク
(レコード・コレクターズかと思った…)
30ページにも及ぶ特集の冒頭、ピンク・フロイドが表紙を飾るのは初めてです…と書いてあった。
そうだよね、プログレとは無縁な感じのロッキング・オン…パンク以降の音楽をいち早く取り上げてきた80年代のロッキング・オン(を読んでいました♪)
ピンク・フロイドというと、パンクのムーヴメント以降の音楽シーンから取り残されていたプログレの象徴?で、古い!というイメージを持っていました。
だけど、少し前のクロスビートはジミヘンだったし…70年代再評価??オールドロックへの回帰ですか?

もう一つ驚いたことに、メンバー紹介やバンドの歴史などは載せられていなくて、いきなり作品のディスクレビューから始まるんですよね。フロイド、といえば、もう一人のカリスマ的な主役シド・バレットさんのアルバム紹介も重要だと思うのですが…見当たらなかった気がします(不確かです)。

☆シド・バレット(Syd Barrett、1946年1月6日 - 2006年7月7日)は、イギリスのミュージシャン。プログレッシブ・ロック・バンド、ピンク・フロイドの初期の中心メンバー(ヴォーカリスト兼ギタリスト)であったことで知られる。本名はロジャー・キース・バレット(Roger Keith Barrett)。1967年にピンク・フロイドの一員としてデビューするが、薬物中毒および精神病で体調を崩しバンドを脱退。1968年以降はソロとして活動するが、1972年より後はミュージシャンとしては引退状態になった…ウィキペディア日本語版より。

じつは…わたしも彼のことは、よく知りません。
思い出すのが…売り場にいたときに、CDやボックスセットが売れていました。




Pink Floyd ♫ Live With Syd Barrett - 1967 [Prt 1/3]

Syd Barrettで検索したら、一番最初にでてきたので、観てみます。
バンドの草創期でしょうか…なんだか演奏を続けながら、お互いを探りあっているような、そんな雰囲気です。

ウィキを読んだら、デヴィッド・ボウイ、マーク・ボラン、グレアム・コクソン、ミック・ジャガー、ポール・ウェラー…彼から影響を受けたミュージシャンが紹介されていました。
そして、わたしの大好きなあのギタリストも…いつか紹介いたしますニコニコ



Money - Pink Floyd (1973)

店でよくかかっていたピンク・フロイドのアルバム「狂気」音譜
名盤セールの定番で、マイク・オールドフィールドの「チューブラー・ベルズ」と共によく売れていました。
この二つのアルバムは、ジャケットのアートワークが良いのですよね、シンプルなのに、存在感があるというか…一度見たら覚えてしまいます。
スティーヴン・ウィルソンさんも大好きなこのアルバム…ロッキン・オンのレヴューを読んだら、「芸術性と大衆性の融合、楽曲はポップでありながら、アルバム全体を通して聴くと、完成度が高い…云々」そうなんです、まさに、その通りで、プログレの難解さよりは、普通のロックバンドのアルバムのように楽しめるのです。

ロジャー・ウォーターズのインタビューを読んでいて印象的だったことがあります。
それは、狂気は歴史的な大ヒットアルバムとなったのですが、そのことを「ロックのビジネスのターゲットは8歳から14歳だが、このアルバムは多くのリスナーに受け入れられた(=年代的には、60年代にティーンネイジャーだった世代が大人になってアルバムを購入した)」「ロックの歴史において初めてのコンセプト・アルバム」と言っているけれど、新しい音楽のモデルを作ったのかもしれません。そして、アルバムがヒットする手ごたえを発売前に感じていたということ…よく戦略を練って計算しヒットを狙って売れたのでしょうか。彼の話を聞いていると、頭の良いビジネスパーソンだったんだなぁ…という印象が残りました。

ピンク・フロイドは人気があって有名でファンもたくさん、なのでしょうが、あまり知らないので…個人的に?ピンク・フロイドといえば、この人合格というバンドを、次回に紹介いたしますニコニコ
すっかりオーディオが使えない状態?にも慣れてきた今日この頃、仕方がないのでDVDを観ていますガーン
少し前にご紹介したスティーヴン・ウィルソンのライヴ、
先週末に夫と観ました~というか、観ていたら会話が弾んでしまった…という感じでしょうか。
ファンじゃない人、そして…
皆さんもご存じの通り、すこし辛口でございますドクロ



Steven Wilson tour trailer 2012


夫「…ドラムのお兄ちゃんが上手いな、ニック・ベックスは、相変わらずニック・ベックス品質だし、こういう音楽の割には、サックス奏者の柔らかい音が効果的によく出ているから、計算されているよ」
夫はジャズやソウルを好むので、そういう視点で物事をとらえるのですね。
「彼のバンドだからだと思うけど、彼は支配的だなぁ…このステージだとコンダクターに近いね」
最終的には観客まで巻き込んで?
(最終曲の前に、曲の始まりの少しの間だけ静かにしてください…とお願いをしています)
あの陽気なメキシコ人たちが、静まりかえっているショック!
 
彼、プログレというジャンルに属しているので、
妻「こういう音楽って、プログレかな?」
夫「わかんね~な、俺、プログレ聴かないから…」
妻「…えっ?イエスとか、クリムゾンとか、CD持っているじゃない??」
夫「アルバムが気に入って買っただけだよ、プログレはあまり知らない。
彼のは…鍵盤の入り方やサックスが70年代のフュージョン、ギターはハードロックを思わせる音もあるけど、いわゆるプログレのイメージじゃないな。昔のプログレ、っていうと、個々の演奏者がテクニカル志向で、好き勝手に演奏しているまとまりのない印象だけど、彼のは、やりすぎていないでしょ?
普通に聴ける感じじゃない?ポストパンク期の音楽を思わせる音や90年代前半に流行ったノイズ系とか…音楽のヴァリエーションも多い方だしね、そうかと思うと、古典的なロックのいいところを出して来たり…」
しばらくの間、画面にくぎ付けになる2人目
「何の偽りもないってことだよ。まぁ、上手い人たちが、真面目にスティーヴン・ウィルソンの音楽を表現しているってだけのことだよ、彼のは、ね」

偽りもなく…そうですね、アーティストが楽器を演奏して観客に聴かせるショウですニコニコ
自分は、そこに惚れているのさラブラブ!


ウィルソンさんは、プログレの音楽が大好き、なのに、自分はそうではないので、少し悩む。
妻「…なんでプログレ聴かないのかな?パパ聴いてそうな感じだけどね」
夫「…君もそうだと思うんだけど、年齢的にパンク以降から音楽を聴いているから、リアルタイムじゃないんだよ。それに、どのバンドを聴いても、曲がやたらに長くて、み~んな同じに聞こえる…」
妻「…(あなたの聴いているソウルも、み~んな同じに聴こえる汗)」

興味のない音は、通り過ぎていく…そんなもの?


ところで、プログレなのですが…家で聴いたことがありません。
というのも、CD店に勤務していた頃に、大量に聴かされていたから…かもしれない。
我が上司のセレクションで、プログレが流れる時間があったのですよね、マニアックなプログレが。
その時間に心を閉ざすわたし…モヤモヤしていましたガーン 
20代のUKインディーズ好き女子には、すこし厳しいものがあった…だって、ポップじゃないし、なんだか難しい汗

クリムゾン、ピンク・フロイドあたりは普通に聴けていたのですが…
自分を悩ませていたあの音楽って誰だったのかな…と思って探してみたら
 


EL&P Promenade~The Sage 展覧会の絵

だって、アルバムのタイトルですぐわかる(ファンのみなさま、すみませんしょぼん
あれ、今聴くと…大丈夫だ、そんなに嫌じゃないな?
なぜだかわからないけど、心惹かれるラブラブ



昔のプログレ、で思い出すのが…



"THE TRIP" The Best Italian Progressive Rock Band EVER!!

このタイトルを直訳すると、イタリアのベスト・プログレッシヴ・ロックバンドのザ・トリップです…と書いてあるけど、ザ・トリップって、CD化されていたのかな…プログレ・コーナーにあまり行ったことがなかったので記憶にありません。

映像を見てみると…

なんだか騒いではいけない雰囲気??膝を抱えて座りながら音楽を聴いている…観客のみなさんが大人しいのです目
なぜ、この映像なのか?というと…以前ブログで書いたと思うのですが、わたし、イタリア人宅にステイしたことがあるのですよ。
その時にイタリア人がどういう人たちか観察したのですけど、到底こういう場所で静かにしていられる人たちではない気がするのです。
治安の悪い街パドヴァのクラブや、麦畑の真ん中に造られた巨大なディスコ、昔ながらのダンスホールもあったりして…老若男女が夜な夜な遊んでいたのを目撃ビックリマークしていたので、この映像を見て驚きました。

ネットのディクショナリーでプログレッシブ‐ロック(progressive rock)を調べたら目

☆a style of rock music that emerged in the 1970s; associated with attempts to combine rock with jazz and other forms; intended for listening and not dancing
☆訳してみると…(ロックをジャズや他の音と融合させることを試みた1970年代に出現した新しいロック音楽のスタイル。踊ることをしないで、音楽を聴くことを目的としています)

踊らない音楽ひらめき電球

そうかもしれないですねニコニコ


Get All You Deserve [DVD] [Import]/Steven Wilson

¥1,418
Amazon.co.jp

そんな?プログレをまったく聴かない人間までも魅了する、魔法のようなライヴが収められたDVD音譜
久しぶりに鑑賞したら、またもや感動してしまいましたラブラブ!

最後にパパの感想を…ドクロ
「今のプログレって、どういう音楽なんだろうね…俺たちみたいなリスナーは、昔のプログレのイメージには偏った先入観があるんだよな。それに、ロックを進化させたという名前の音楽が、今から30年以上前の出来事なのに、その進歩的な名前だけが残っている…なんだか近所にある〇〇ニュータウンを、いまでも新しい町って称しているような。ほかの呼び方ないのかな…プログレだと、ロッキン・オンとか、ライトユーザー相手の雑誌に載せてもらえないんじゃない?」
 
…だってビックリマーク

最近、少し毒舌になりつつある当ブログ…仕事でしていた時は、好きなこと書けなかったから、つい思ったことを書いちゃうんですけど、書いてからの数日間…

公開するかどうかを…悩んでしまいましたガーン