最高気温が36℃、灼熱バンクの
久留米記念を制したのは、南修二。

太田海也のカマシ先行の後位がもつれて
落車のアクシデントが起こる中で
インコースに入って直線伸びて突き抜け
自身2回目の記念制覇。
しかしながら…アクシデントがあって
インを突いての優勝でもあり、ラインの
後位を固めた三谷将太が落車という結果に

「内容のないレースで悔しいです。
太田(海也)君との力の差を感じた
というか、どうにかできるスピードでは
なかったですね。」
「最終2センターで、外を上ると
踏みやめるようなスピード域だったので
将太には申し訳なかったのですが、
チャンスのある位置へ行きました。
結果だけの感じですね。
次に繋がればいいなと思います。」
大阪の先輩で恩人の郡山久二さんの逝去の
手向けとなる記念優勝でしたが、
喜びより反省が多い結果だったようです。
前回優勝したのは10年前、2015年の
富山記念で、この時は決勝戦で1着入線の
山田英明が失格審議となっての繰り上がり
かつては厳しいブロックや番手競りで
日焼けにパーマ、という風貌とも合わせて
「黒鬼」と呼ばれておりましたが
近年はどちらかとういとタテ脚重視で
「スピード競輪になってきたので
厳しいヨコの動きをすると前を抜けない。
自分も進化しなければいけない」
と語っていた通り、スタイルを変えて
特別競輪での成績が安定してきて
ワッキーや古性の番手をガードして
何度もGⅠ決勝に進んでいますが
その南にしてまだ2回目の記念制覇…
というのは…難しいものですね。

ともあれおめでとう!黒鬼!
決勝のポイントは
・前受けを譲った郡司
・引いてカマシを打ったカイヤ
・郡司を止めに行く松本貴
インを突いたマクル
・南のハンドル引っこ抜き
初手は、前回のブログで想定した通り
瀬戸内が前受けでその後ろに
神奈川ー近畿ー北津留和田圭の順
郡司はスタートでいったん前に出て
取鳥に譲った形での4番手キープ
カイヤが突っ張り先行に出ることも
想定しての位置取り
赤板で北津留ー和田圭が上昇すると
カイヤはあっさり引いて
北津留の先行態勢の後位に
近畿ー神奈川の順になり
打鐘前にカイヤが強烈なダッシュで
一気に前を叩いて先行、取鳥は
車間が開いてちぎれながらも
なんとかホームではカイヤに追い付き

バックで郡司が捲ってくるところ
松本貴が車を振って郡司を止め
取鳥も車を外に出したところで
インを突っ込んできたマクルが
取鳥を跳ね上げて飛ばし…その時に
松本貴の前輪にハウスしてしまい
松本貴、三谷将が落車



取鳥とマクルも接触でスピードが
落ちてしまい…マクルを追走して
そのままインを伸びた南が、
カイヤの内を差しかけたハンドルを
古性みたいに引っこ抜いて
車を外に持ち出し、交わして優勝。

南の勝因は…インを開けた松本貴と
取鳥を弾いて松本貴を落車させて
自身もハウスで止まって…と
ビクトリーロードを作ったしまった
マクルの反則行為が大きかったですね。
そのマクルのイン突きの原因は
バックで郡司の捲りを二人がかりで
止めに行った取鳥と松本貴
捲り切れるか微妙な郡司の仕掛けでは
あったと思いますが…
今節は好調だった3番手の松本貴が
セオリー通りなら取鳥がやるべき牽制を
やってしまい、取鳥も同時に牽制したんで
インがガラ空きになってましたが…
まあ、取鳥にそんな凄い番手スキルが
あるわけないので…ついつい外を牽制した
松本貴の気持ちはわからんでもないですし
落車しちゃったのは可哀想。
カマシ先行で2着のカイヤのコメントは

「前から引いて、自分の行けるところから
一撃で行くつもりだった。
仕掛ける感じは悪くなかったけど、
最後はタレてましたね。
ラインの方から優勝者を出そうと思って
踏み過ぎちゃったかな。」
初手の並びで郡司が4番手に入ったんで
突っ張り先行では捲られてしまうし
ゆっくりの押さえ先行では取鳥が
狙われる可能性もあったんで
引いてカマシ、の作戦は当然だとは
思いますが…確かにコメント通り
吹かし過ぎたのかもしれませんね。
そして取鳥は…レース後のコメントでは

「海也がすごかった。
かなり置いていかれた。
ブッ離れましたね。なんとか追いついて
落ち着こうと思ったら2コーナーで
郡司さんが来ているのが見えて、
止めないとって思ったけど…。
海也がカカっていたし、(番手から)
出る考えはなかったですね。
それが甘かったのかな。」

カイヤの超絶ダッシュのカマシで
脚が削られていたので、やむなしって
感じの最終バックの動きでしたが
脚が残っていたのに番手捲りに
いかなかったのであれば、
甘い判断だったでしょうね。
今まで取鳥の番手から1着や優勝を
獲ってきた清水や松浦たちは
決勝戦であれば、ためらいなく
番手から踏んでいたと思います。

当日は7年ぶりに久留米競輪場へ出向き
気温36℃の灼熱の暑さの中で
バックスタンドから観戦

未確定車券の抽選会で
場内の食事券800円✕2枚と
中野さんのクオカードを頂いたんで
久しぶりに「アワ」の隠語を
食堂のおばちゃんにお伝えして
ジョッキのビールをいただき…

スタンドはクソ暑かったですが
車券の方はまずまずの調子で
9Rで今開催は絶好調だった佐賀の
立部の捲り一発の車券を獲ったり
11Rでは後藤大輝と岸田剛、同期の
叩き合いを小林泰ー佐藤礼がひと捲りの
車券をまとめて獲ったりして
そこそこ浮いて決勝戦を迎えて
これで決勝の車券が当たって
取鳥クン、涙の表彰式を見て帰れれば
楽しい現地観戦で終わったんですが…

だけど現実は、そんな甘くはなくて
非常に残酷だったんですよ。(過去形)
カイヤのカマシに後続のクチが
開いてしまった時点で不安がよぎり
最終バックでのドンガラガッシャンの
あたりでもう絶望して
ゴールを見た瞬間に、もう何があっても
筆者が買った車券は無価値なカミクズに
なってしまったことを悟りまして…
「ユウゴ」コールを絶唱するはずだった
表彰式も見ること無く、久留米駅に向かい
さっさと帰宅いたしました。

結局…電車賃を払って、クソ暑い中で
クラクラしながらビールを飲んで
イナガキネーサンのハイトーンで
繰り返される絶唱を聞いてきただけで
特に何の成果も得ることなく
7年ぶりの現地観戦は終了。
さて…このあとは小松島記念
モムラーさんから実況を引き継いだ
岩原沙也香さんは、また決勝で
よしこのを歌うんでしょうか。

小松島と、その後の弥彦記念は
準決・決勝あたりはメンバー次第で
打つかもしれませんが…
ブログは更新しない予定です。
そのあとは当ブログの
ガールズ専属解説員
ベッカム似さんのホームバンク
玉野サマーナイトフェスティバルで
更新予定です。

皆様、お疲れ様でした。
次回は玉野サマーナイト初日に
更新予定です。
