最高気温30℃、暑い武雄バンクでの
アツいSPR賞の戦いを制したのは
深谷知広。

郡司の打鐘からの死に駆け先行を
バックで番手捲り、迫ってきた
古性を突き放して完勝のゴールイン。
今年は3月の防府ウィナーズカップで
優勝をして、現在賞金ランキングは6位
年末のグランプリに向けて十分に
勝負できる位置につけており
自力でもトップクラスと勝負できる脚を
キープしている中で
「(郡司が)いいところまで
連れて行ってくれたので
勝たないといけないと思ったし、
しっかり踏めました。
まだまだ番手だと学ぶことが多い。
しっかり考えて精進していきたいし
これからも一走一走気合いを入れて
頑張っていきたいです。」
全プロ競技会はチームスプリントに
出たそうで…

競輪の方では、今回は前回りをした
郡司との関係が今後どうなるのか
そして記念・特別競輪に戻ってくる
北井については「認めない」という
姿勢のようなんですが
最後に獲ったGⅠから12年
もうひと花、咲かせて欲しいですね。

おめでとう!深谷!
そして…ちょっとだけ
ありがとう!深谷!
SPR賞の前に恒例の
「いや…マジでさっきのワッキーには
ムカついたわ。出場を決めた本人にも
出場を許可した武雄競輪の検査課にも
怒鳴り込んでやりたいわ。」

筆者
「まあ…嘉永が小原佑に粘ったんで
前の方でごちゃごちゃしてて
松本貴が単騎駆けする展開だったから
どうみても、ワッキーが万全の体調なら
ひと捲り、50%くらいの仕上がりでも
捲れそうな感じだったからなぁ…」

「そりゃ怪我してて復帰場所で
不安を抱えてのお試し出走ってのは
こっちもある程度は理解するけどよ…
ワッキーなんだから人気を背負うのは
間違いないんだから
出場するのは本人も許可する方も
カネをかけてくれるファンに対して
責任を持たなきゃいけないだろ。」

「まあ、そうだけど…」

「これが一走目みたいにイン詰まりで
何もできなかった、みたいな展開なら
まだ接触が怖いから仕方ないかな、
ってこともあるけど、バックから
誰の牽制も受けない大外を捲って
来るだけでアタマなのに、あそこまで
何もできないんなら、出ちゃダメだろ。」

「本人としては全然仕上がって
なかったけど、高松宮杯に向けて
とりあえずのお試しで出たんだろうな。」

「そりゃ、今年のダービーの隅田みたいに
体調ボロボロで追走もできなくても
金と点が欲しいとか、出走本数が
足りないと降格になるからって理由で
やむなく出てくる下位選手なら
そりゃ仕方ないけど、ワッキーは
ここを欠場しても寛仁親王牌は
特選には乗れるんだろうし
出走本数にはノーカウントだろうし
出れば一番人気を背負うことが
解ってるんだから、これはダメだろ。
昭和の時代だったら暴動が起こって
金網乗り越えるヤツが出たと思うぞ。」

「要は、ワッキーからベタ打ちして
納得がいってないってことね。」

「まあ…そういうこっちゃ。」

「で…だいぶワッキーに尺を割いたんで
あんまり時間がないんだけど、
決勝の展開は?」

「新山の先行で、3番手を取れる
古性かヨシタクのアタマ。
安いけど両者の両立もアリ。
あとは展開がハマった時の
南関両者…だろうね。
前受けは郡司で、後ろ攻めから
新山が斬りに行ってその後ろに
古性かヨシタクが付いてくる。
郡司はいったん引いて、犬伏は
初手は中団にいて、後ろまで下げて
打鐘かホームからダッシュのカマシ、
または捲り。」

「犬伏が出切るってことは無いの?
初日の捲りはエグかったぞ。」

「初日に捲れたのは中団にいたからで
このメンバーじゃ誰も中団を
取らせてくれないから、後方から
新山の逃げをカマすのは
7対2みたいな形になってしまって
カマシだと新山が抵抗して叩き合い
ペースによっては出切れないし
出切ってもだいぶ脚を削られる。
捲りだと古性もヨシタクも郡司も
先捲りを打つだろうから、外しか
踏めない上に捌きのできない犬伏は
『あーいつもの犬伏だねー』で終了。」

「なるほど…じゃあ、松浦も
犬伏にある程度付き合ってしまうから
評価を下げたってことね。」

「まあ、直線長い武雄だし、松浦自体は
かなり調子が良いと思うから
直線で突っ込んでくることはあると
思うけど、やっぱり前々にいられて
自分で位置取りを決めることができる
古性やヨシタクの方が上だろうね。」

「南関の早めの仕掛けは考えない?」

「う〜ん、ケチの郡司だから、この辺の
安い競走で深谷に恩返しってのは
考えないでもないんだけど…
2車で新山と叩き合い覚悟の死に駆けは
ちょっと難しいと思うんだけど、
南関は勝負どころで展開待ちができる
5〜6番手にいると思うから
展開ラッキーはあるのかもな。」

「なるほど…」

「まあ、俺はワッキーのせいで
けっこうテンションが落ちてるから
決勝を見たらさっさと帰るぞ。」

「スマンけど、
ユキノリが優勝した場合のみ
表彰式を見たいんですが……。」

「まあ、構わんけど…
初日と違って、ユキノリの勝ち筋は
どう考えても見つからないぞ。」

「……うん、自分でもそう思う。」
レースのポイントは
・初手3番手に入ったヨシタク
・犬伏を押さえ続ける新山
・郡司の「そういうこと」先行
深谷のバック番手捲り
・ヨシタクを押圧する古性
初手は郡司がSを取りに行って
その後ろは松浦が行こうとするも
ヨシタクが上昇して注文をつけた形で
深谷の後ろに収まり
南関ーヨシタクー瀬戸内ー近畿ー東北
枠なりで並んだ感じになって

青板バックから上昇した新山が
4番手の犬伏を被せに行って…
その後ろに古性が切り替えて
赤板を過ぎて、打鐘前の1センターまで
ずっと外並走した感じになったところを

先頭の郡司は誘導との車間を空けて
打鐘前、新山が前を斬る前に踏み込んで
誘導を交わしてそのまま先行
新山はいったん併走を続けるも
ズルズル後退して、ユキノリと一緒に
そのまま実況から名前を呼ばれる
ことなくジエンド

古性が追い上げていって
松浦が牽制するも、軽く弾き返され
犬伏は引かずに前を追走するも
古性と三谷将に圧をかけられ
脚が整わないまま終了

バックで古性が迫ってくるところ
深谷が踏み込んで番手捲り
その後ろのヨシタクは古性から
厳し目の押圧を受けて外を踏めず
深谷ー古性となり、その後ろは
ヨシタクと三谷将で小競り合い
突き放した深谷が完勝の1着
古性が2着で、三谷将をなんとか
振り切ったヨシタクが3着。


「チッ…郡司は安い競走で恩返しかよ。
しかし、ヨシタクが初手で南関の
後ろにいたのは、南関の二段駆けを
知っていたからとしか思えんな。」

「まあ確かに…セオリーなら最初に
斬って先行する新山のラインの
3番手に行くよな。」

「食堂で郡司と深谷が飯食ってる時に
作戦会議に聞き耳を立ててたんかな。
初手であそこの位置を、松浦に
多少抵抗してまで取りに行ったのは
『そういうこと』案件の確信が
あったんだろうな。」

「ただ、せっかくの位置取りも
古性のエグい押圧で終了か。
あのあたりはさすがのテクだな。
犬伏も相変わらず、何もできずに
終了だったか。」

「まあ、初手で前受けならまた
違ったかもしれないけど
犬伏は初手中団であの展開じゃあ
次々に被されて、仕掛けどころを
逃したまま終了になるよな。
郡司も犬伏があの位置にいたら
新山さえ突っ張れば誰も叩きに来ない、
ってことで駆けやすかっただろうな。」

「せやな。」

「しかしまたこれで、また今度は
深谷をいいように使って郡司が勝つ、
みたいなことがありそうだなぁ…
報われない男だなぁ…深谷は。」
郡司のコメントは

「突っ張る形になったけど、
絶対先行と決めていたわけでは
なかったですよ。斬りに来なかったし
流れの中ですね。」
だそうですが…

初手がああなったら、行くと決めて
いたと思いますけど…
まあそれでも、車券を獲ったんで
良しとしましょう。
武雄は2日目もピーカンな猛暑
日が当たると痛いくらいの暑さで
2日連続の現地観戦で、脱水症状
みたいな感じになってしまって…
わりと疲れ気味

ずっと水分補給してました。
車券の方は、負け戦で
序盤の安いところをポチポチ獲って
7Rでは九州の宝・後藤大輝が
坂井と岩本相手に果敢な先行
暴君と連携できない男・伊東旭が
駆けた後藤をガードして捲りを止め
きっちり仕事をこなして1着…
惜しくもワンツーではなかったですが
九州の若者たちの良い競走に
助けられてマンシューを2枚


続く佐々木悠ー金子幸の連携に
好調の村田が突っ込んでくる車券も
同着で割り引かれましたが獲って

これはイケる…と思って迎えた
10〜12Rは全部、前予想で
自信があったんですが
自信があったんですが…

10Rでは庸平のアタマから
流しながら、2着の慎太郎がなく
11Rではワッキーを切って
松本貴のアタマから流しながら
2着の阿部拓がなくて
グルグルパンチで大悶絶

酷いヒモ抜けを食って
SPR賞はブログ予想通りに的中を
しましたが、59倍の配当で
厚くは買えなかったので…
10と11、どっちかでも
獲れてれば、SPRでガツンと
勝負ができたんですが…
トータルではチョイ勝ち程度で終了
場内では名輪会のトークショー
マキビちゃんの、客が興味なさそうな
犬や猫の話を

ちゃんと聞いてる感じの昭彦さん
ニヤニヤしているお絵かき茂徳さん
前の日に飲みすぎたんでしょうか
半分眠りながら聞いてる坂本勉さん
場内は以前の記念の頃に比べると
けっこう若めの女性の姿が
目立っていまして…発走台では
黄色い声援が多数、飛んでおりました。
毎年、競輪祭がある小倉と違って
武雄でGⅠ級の豪華メンバーが
揃うのは、次はいつになるのか…
おそらく当分無いかと思いますが
そんな中で、九州の宝・後藤大輝と
伊藤旭の気合が入った競走を
見ることができましたし
決勝も的中することができて
そこはまあ、ホームバンクの開催を
楽しめたので良かったです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
25日の競技大会の結果は…
ケイリン 山口拳矢(岐阜)
1000mTR 新田祐大(福島)
スプリント 小原佑太(青森)

この3人が10月の弥彦での
寛仁親王牌の理事長杯シード
新田は全プロの新記録を更新する
タイムで優勝

チームスプリント 福井チーム
寺崎浩平、脇本勇希、岸田剛

4kmパーシュート 岐阜チーム
橋本英也、長尾拳太、橋本優己、棚瀬義大

4km個人パーシュート 窪木一茂(福島)

エリミネイション 橋本英也(岐阜)
たぶん来期A級の橋本英也を除く
上記の全員が寛仁親王牌の出場権を確定
そして…秋田の偉人
56歳の内藤宣彦さんが
エリミネイションで最後の3人に残り
なんともお達者な銅メダルを獲得
寛仁親王牌の出場権をゲット
ここ15年くらい、オールスターで
内藤さんに投票し続けている
当ブログ解説員・灰人さんが
さぞかし喜んでいることでしょう。

さて、この後は宇都宮記念
レジェンド神山雄一郎カップ
そして久留米記念、中野浩一カップ


冠開催が続きますが、
久留米は九州の開催で、筆者の家からは
一番近い競輪場ですが、相変わらず
ホームの観客席が閉鎖中なので、
見に行くことはたぶん無いかな…
地元勢が頑張ってたら考えます。

その後は高松宮記念杯
今年も東西対決の6日間開催で
その時期はちょっと忙しいので
もしかしたら前半は更新が
できないかもしれませんが、
ご容赦を。
皆様、お疲れ様でした。
また次の更新にお越し下さい。








