筆者の住む街から
薄緑色の西鉄電車に乗って約30分
西鉄久留米駅で下車して、駅内の
スーパーでビールと弁当を買って
たいへん匂いが香ばしくて
一般の方には乗車ができない
無料バスに乗り込んで約15分
日本一、施設がボロい競輪場
(個人の感想です)
レジェンド中野浩一さんの地元
久留米競輪場に到着です。
かつてはホームバンクとして
特別競輪の場外販売をモニター観戦
久留米記念は現地観戦が必須、
だったのですが…
筆者の住む市内の繁華街に
サテライトがオープンしまして
特別競輪はそっちで見るようになり
また、あまりにも施設がボロいままで
いつまでたっても改修工事をせず
ホーム側のスタンドが平成末期から
「老朽化して耐震の強度が足りない」
という理由で閉鎖されてしまい
バック側のスタンドから見ても
まったく面白くないので
記念競輪さえ行かなくなってしまい
すでに7年が経ちまして…
最後に行ったのは2018年の決勝
その時に優勝したのは
レフト先輩・浅井でした。
もうホーム側のスタンドを改修して、
ボロボロの施設が全面リニューアル
されるまでは、現地に行くことは無いな
…と思っていたのですが
決勝の日が平日だったんですが
たまたま、黒い組織の業務が
休日出勤の代休で休みになってしまい
例年の久留米記念は梅雨時の開催なので
だいたい雨天の開催になるんですが
今年は梅雨明けが異常に早かったので
晴天でピーカンの天気予報
「行っても良いかな」って要素が
いくつか重なってしまった上に
決勝のメンバーを見ましたら
これは…
行って取鳥クンの記念初優勝を
祝うしかない…行くしかないッ!!
というわけで、筆者は7年ぶりに
元・ホームバンクの久留米に
向かう予定です。
準決振り返り
10R
ダイジェストを見ていたら、突然の
場内を切り裂くハイトーンボイス
「いながきぃ〜〜〜ッ!」
うわ…久留米まで降臨してるんだ
イナガキネーサン。
稲垣はネーサンの声援に押されて
最後方から上昇していくも
前受けした後藤大輝に突っ張られて
すごすごと後退、その後は消息不明
打鐘で8番手からカマした取鳥と
突っ張り先行の後藤大の叩き合いは
外を踏んだ取鳥がなんとか出切って
そこを渡辺雅が捲ろうとするも
松本貴がブロック、内を突こうとした
地元勢も締め込んで潰し
直線で外を踏んできた和田圭も牽制、
取鳥を残すグッジョブを見せた
松本貴が1着、2着が和田圭
駆けた取鳥はなんとか3着。
後藤大輝は毎日のように役立たずの
年寄りの先輩たちを引き連れて
頑張っていましたが、さすがに
このクラスで突っ張り先行をするには
力が足りませんでしたか。
まあ、2〜3年後には「獲れる」
選手になってくれるでしょう。
腐らずに、怪我無く精進して下さい。
(謎の師匠目線)
11R
前受けしたカイヤは赤板で上昇の
立部を突っ張ってそのまま先行
バック過ぎに吉本がヤケクソで
捲るも…番手の南の横あたりで
力尽きて終了
2周の突っ張り先行を見せたカイヤを
南がゴール前で差し切って1着
カイヤが2着、三谷将が3着。
番組屋の意向としては、
カイヤの番手に地元選手を付けて
決勝に送り込みたかったと思うんですが
二次予選までの地元勢が頑張り過ぎて
準決に九州が12人も乗ってしまったので
という皮肉な結果に。
12R
後ろ攻めの石原が赤板で前受けの
郡司を抑えると、続いたノダゲンが
前を斬って、打鐘で後方にいた北津留が
渡辺豪を連れてドカンとカマシ先行
バックでは後続をぶっちぎっての
逃走劇に、5番手から捲った郡司が
なかなか差を詰めきれずに……
なんとかゴール前で郡司が追いつくも
微差こらえた北津留が1着
2着に郡司、3着は郡司の後ろから
インコースを突いたマクル。
善人の皮をかぶった善人・北津留は
3日間とも強い勝ち方を見せて3連勝
2日目までは番組屋の思惑通りに
地元勢が大量に準決勝まで勝ち上がり
九州12名・久留米の選手が8名
優出への期待が集まったのですが
結局、決勝に進んだのは北津留ひとり
田中誠、坂本健太郎、吉本卓仁の
久留米年寄り3人組の地元記念制覇は
今年もやっぱりムリでした。
まあ、仕方ないよね。
地元番組の精一杯の忖度で
なんとか準決に進んだだけだから。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
決勝予想
天気は晴れでクソ暑い久留米
最高気温は36℃の予報
初手の位置取りですが
枠負けの北津留ー和田圭はSを
取りたいでしょうが…ムリそう
1枠ある郡司が取るかも…ですが
枠なりになると瀬戸内勢の後ろに
南ー三谷将のヨコが強い二人が
くっついて5車ラインみたいになるので
さすがにそうなると厳しい郡司が
前をいったん取りかけてから
瀬戸内ラインのみを前に出して
初手は4番手を取りに行くかも。
ってことで初手は
①:15/827/34/69
または
②:827/15/34/69
の、どっちかからスタート
①の場合は北津留の上昇を郡司が
多少抵抗した時に、打鐘あたりから
カイヤがダッシュしてそのまま先行
その後ろから南が追い上げとか
バックからの自力捲りで勝負
郡司は北津留と踏み合って削られ
直線が短く捲りが効きづらい久留米では
カイヤの先行を6番手からでは捲れない
②の場合は赤板で北津留が上昇したら
カイヤがそのまま突っ張って先行
4番手に郡司、6番手に南が
サラ脚でいる状況なら、郡司の捲りが
届く展開もあるかも
ですが…
どんな展開であっても、筆者が買うのは
取鳥クンのアタマです。
①の場合はある程度カイヤが残って
3番手の松本貴が南の捲りや
三谷将のイン突きをガードする立場で
内外の仕事をさせられそう
渋滞しそうな外を踏む郡司や南よりも
インを突く三谷将が2・3着候補
3連単 2ー4=1378
②の場合は、捲ってくる郡司を相手に
カイヤをガードして残す技術は取鳥には
無いので、重なる前に番手から発進
カイヤは残らず、松本貴がヒモの候補
この時は郡司が仕掛けるタイミング次第で
神奈川両者もチャンスあり
郡司が捲り追込みみたいな感じで
久留米バンクの、直線で異様に伸びる
ビクトリーロードである
イエローラインの少し外を飛んできたら
逆転までアリ
3連単 1=2ー457
厚めに 2ー7ー1345
当ブログにしては珍しく
非常に本命サイドの予想なんですが
まあ、これはやむなし
頼むぞカイヤ、獲らせてやれ。
そして取鳥クン…清水や松浦のために
心を燃やした先行をし続けて
近年の瀬戸内ライン最大の功労者なのに
いつもオイシイところを奪われ続けて
割に合わない思いばかりしてきたけど
今日はその思いが報われる時だ。
悔しかった、玉野記念を思い出せ。
さあ、優勝してこい。
表彰式では周りの客を煽ってでも
「ユウゴ」の大合唱をしてやるぞ。
そして…今節、絶好調のお前は
空気も読まずにスッ飛んできたり
カイヤとガチの叩き合いをしかねない
ニコニコサイコパスなんだが
約束だぞ!
皆様のご健闘をお祈りします。