岸和田高松宮記念杯は
激戦で穴車券連発の二次予選と
見応えがある力勝負だった
東西王座戦を終えて…

西王座はワッキー、東王座は郡司が
1着となり、名輪会・会長を務める
井上茂徳さんから

なぜか非常にイヤラシイ手つきで
チャンピオンジャージを着せられ
記念撮影をする恒例行事
東西の準決勝に進んだ選手の内訳は
東北 2名
関東 10名
南関 6名
中部 2名
近畿 4名
瀬戸 8名
九州 4名
東北は新山が裸逃げになって脱落
自力選手が不在
九州も自力選手が消えてしまって
自在の山田庸平のみ
そして…準決9Rで庸平に任せる
松岡貴久は、二次予選の1着の後の
勝利者インタビューで
「元祖イケメン」のインナーを披露
現在の熊本のイケメン選手といえば
ワイルド系の嘉永、整った顔立ちの
ヒデノスケがツートップなんですが
かつては熊本のイケメン選手といえば
雑誌の特集にもされていた貴久が
代表格だったんですよね。
おそらく中川せいちゃんのコラムで
イジられるであろうこのインナーで
準決勝に挑む松岡貴久
前を任せる、寡黙で陰キャっぽいけど
こちらもイケメンの庸平とのコンビで
決勝に進むことができるでしょうか。


なんだか、平成ノブシコブシの
吉村っぽい似顔絵だなぁ…。
二次予選振り返り
5R
前受けの河端をケンヤ→松本貴の順で
斬って、そこを松岡辰が斬って
河端のカマシを待つ態勢になるも
踏まずに車を外に持ち上げたところを
内をシャクった松本貴が前に立ち
ホームで河端がカマシを打って出切り
3番手の隅田が離れてしまったところを
松本貴ー香川先生が追走して…
人気してたケンヤは後方で行方不明
直線では相変わらず、黄金のタレで
止まってしまった河端を岩津が差して
さらに松本貴が追い込んで1着

香川先生は、本日は定位置の3着で
50歳にしてお達者な準決勝進出
6R
後ろ攻めの高橋築が赤板で
前受けのマクルを斬って…そこを
佐々木悠が仕掛けて先行、中野慎は
出させてもらえると思ったのか
トップスピードで仕掛けずに
ユルッと上昇したところを突っ張られ
慌ててダッシュするも既に遅く

心を燃やした佐々木悠の先行の前に
中野慎は叩けず浮かされて終了
8番手になったマクルが最終2角から
一気に捲って佐々木悠を捉えて1着
切り変えてタテに踏んだ末木ー諸橋が
2・3着に入って約6万シュー
諸橋のコメントでは
「中野慎は出させる作戦だったのに
佐々木悠のスイッチが入って
突っ張ってしまった。」
だそうで…以前にもカイヤを相手に
心を燃やしたことがあった佐々木悠

「なまくら小僧」と平原に呼ばれてた頃が
ウソみたいな気合いでしたね。
7R
後ろ攻めの嘉永が前受けの取鳥を
赤板で斬りに行って、三谷竜が
九州の後位に切り替えたところで…
村田が突然の落車。

あの…私、村田絡みの車券しか
買ってないんですけど……
カマそうとしたと思われる取鳥は
眼の前の落車で一瞬フリーズしてしまい
逃された形になった嘉永が先行
4番手から捲った三谷竜は松岡貴の
ブロックで不発、粘る嘉永を
直線で松岡貴ー園田がズブズブに差して
車を外に持ち出した松浦の後ろから
インを突いた浅井が3着で
3連単は7万シューと、またも穴車券
松岡貴いわく
「自転車が進みすぎてしまった」
そうで…園田よりも嘉永を準決に
残したかったと思うんですが
そんな余裕はなかったんでしょうね。
8R
後ろ攻めから赤板過ぎに前に出た寺沼は
ぜんぜん駆ける気なんぞ無かった感じで
ゆるゆると上昇したところを
森田が斬って…ダッシュしてきた深谷の
後位に飛びつこうとした森田に対し
2走連続で強盗被害に遭っている
岩本が必死のディフェンスで耐え
森田も前走で審議になったのを
踏まえてかムリに行こうとはせず
そのまま深谷がペースに入れて…
岩本も内外をうまく牽制

そのまま直線でチョイ差しして
南関ワンツー決着。

相変わらず好感度の高い
勝利者インタビューで、いい人振りを
見せる岩本でしたが…
今日は上手い競走でしたね。
そして…寺沼のコメントは

5日目は単騎のようで
「連日、何もできていなくて…。
こんな走りじゃ(番手に)
付いてもらえないですよね。」

自己解決できて、よかったね。
9R
イン斬り合戦を寺崎が打鐘から
ドカンとカマして先行…で
3番手の椎木尾はブッチンして消え
後続はどんどん引き離されて行き
寺崎ー南ー皿屋の3車で最終バック
捲った皿屋を南が軽くブロックして
直線で寺崎を差し切り近畿ワンツー

「地元優遇番組」の見本みたいな
競走でしたね。
2日連続で長い距離を踏んだ寺崎は
なかなか好調な感じ
10R
関東4車が前受けして、後方から
上昇してきた道場を突っ張り
新山は初手中団からダッシュして
一気に出切るも…

番手の守澤がついて行けずに
小林泰ー恩田ー佐藤礼が新山の後ろに
ズッポシと入って、守澤は追い上げず
5番手に入ってしまい…

やむなく裸逃げで先行する新山を
直線で関東3車がズブズブズブ…で
新山にとっては、なんとも可哀想な決着
SSで唯一の敗退…
1番車なのにSも取れずに
ブッチンして追い上げもせず…
守澤へのヤジが凄かっただろうなぁ
。

筆者も現場にいたら、絶対に
ヤジっていたと思います。
11R・西王座戦
前受けのカイヤを赤板で犬伏が斬って
そのまま先行、カイヤは車を中団まで
下げて、外に被せてきたワッキーに
一発食らわして中団を確保して
打鐘2センターから発進


抵抗する犬伏を凄いダッシュで
叩き切ったカイヤから、清水はしばらく
クチが開くも…なんとか追いついた
最終バックで、犬伏の3番手にいた
荒井が自力気味に発進して清水の後位に
切替え、相変わらずのヒトデナシ振りを
いかんなく発揮して…

よく粘ったカイヤを清水がゴール前で
差すところを、大外をぶん回して捲った
ワッキーが届いてアタマ
中団でカイヤに弾かれたところで
本日のワッキーは営業終了かと思いましたが
怒りの大外捲りだったんでしょうか…
12R・東王座戦
スタートで雨谷と郡司が飛び出して…
さすがのSダッシュを見せた雨谷が
前を取って、神奈川は中団に入り
吉田拓は1番車でしたが後ろ攻め
赤板で前を斬った吉田拓を
松井が一気にダッシュして叩いて
そのまま先行
眞杉は7番手に置かれて動けず
バック4番手から捲った吉田拓は
郡司がきっちりブロックして止め
そのままタテに踏んで1着
郡司に張られながら踏み直して
直線もタレなかった吉田拓が2着
郡司後位の松谷が3着で
神奈川ハサミ車券で決着。
嫌がらせが得意な男・眞杉が
何もしなかったのは意外ですが
前受けして斬ってきた吉田拓に
抵抗して突っ張ったらそれこそ
松井のカマシ頃になってしまうし
初手の並び的に失敗だったって
感じなんでしょうかね。
本日の岸和田は風が強くて
昨日までの高速バンクとは違い
「重かった」というコメント多数
5日目も風が強そうなんで
バンクが引き続き重いんでしょうね。
車券の結果は…
本日は負け戦の2Rから勝負
連日、デキ最悪の窓場の番手で
共倒れしていた村上博が
志田の番手から抜け出す車券で的中
3Rでユキノリのアタマから流すも
2着の小川勇が抜けて8万シューを
逃して頭を抱えるも
4Rで、連日のように惜しい捲りを
打っていた地元の中釜が、番手の東口を
ちぎって捲り切る…と読んで的中
今開催初のマンシュー


5Rでは、昔はこの買い方で
よく獲らせてもらってた
「香川先生3着固定車券」で
連続マンシューを的中して、
ここまで4戦して3勝
これは確変の始まりで
今日はイケる日なのか…と思いきや
安西先生から調子に乗るなとお説教
ココが勝負と思って厚張りした
7Rで、軸にしていた村田が落車して
その後はまったく的中せず終了
「イケる日」が勘ちがいだったことを
思い知らされましたが…
序盤の貯金を守りきったので
ライフはちょっと回復しました。
★★★★★★★★★★★★★★★
準決勝予想
決勝に進めるのは
各レースの2着まで・計8名と
3着4名のうち、前走の格と着順が
最上位だった1名のみ
二次予選から勝ち上がった選手は
3着に入っても、ほぼ勝ち上がれない
キツキツな条件

ワッキーvsカイヤの再戦ですが
西王座戦に比べて、ワッキーには
かなり不利なメンバー構成
四国の3人も九州の庸平も松岡貴も
みんなカイヤや清水に世話になっていて
おそらく今後も連携の機会があるので
ガチ勝負とは言え、中国ラインの2人に
遺恨の残るような嫌がらせはしない
逃げるカイヤ、捲るワッキーの形だと
中団で松本貴と庸平がバッティングして
並走する、みたいな形にならない限り
7対2みたいな戦いになりそう
そして常に1番車があって
初手で好きな位置が取れる古性が
いないので…おそらくSいかない
ワッキーと南は後ろ攻めで
カイヤががS取りして前受けをしたら、
得意のナメカマシも合わされてしまう
カイヤー清水の後位はおそらく
松本貴が取ると思うので
中四国の5車で裏連携、みたいな形で
初手から並ぶと想定して、軸は清水
相手にはカイヤ、松本貴、庸平
3連単 7=359ー13589
それでもワッキーが来て
4連勝したら、諦めます。

東王座戦では「おりこうさん」な
競走で、後方でサイクリングを
してしまった眞杉が暴れるのか
それともタテで勝負か…
1枠ある眞杉は初手で前受けですが
中団を南関が取る可能性が高く
枠負けの森田が後方からだと
赤板で斬られてしまったら
深谷にドカンと行かれてしまって
東王座戦の二の舞いになりそう
かといって森田相手にイン斬り合戦で
消耗するのはもったいない
2着権利なんで突っ張り先行とか
深谷と踏みあってしまうのは
リスクが高い…で、微妙な眞杉
初手で南関に前を取らせて
森田に斬らせてそこを先行…が
眞杉にとって理想の展開ですが
ここは展開が荒れそうな気がするんで
皿屋は戦法としてはほぼ捲りで
九州の2人はそれぞれ単騎なんで
犬伏vs寺崎の実質2分戦
Sが早いのは古性と浅井なんで
おそらくS行けない犬伏は後ろ攻め
初手は単騎の荒井が古性の後ろに
ベタ付けする可能性が高く
51/2/47/6/938
あたりの初手で、古性の作戦としては
犬伏が上昇したら寺崎に軽く突っ張らせて
スローペースに落とし、再度犬伏が
カマしてきたら…番手の岩津に
一発食らわして下げさせて
寺崎に犬伏の番手をプレゼント
そこから番手捲りで寺崎とワンツー…が
古性にとっての理想的なシナリオ
荒井はとにかく古性の後ろを取れば
3着でも決勝に進める可能性が高く
ワンチャンある、と信じていそうで
初手から張り付くと読んでヒモに
あとは皿屋をうまく使い捨てて
直線で突っ込んでくる浅井
安いけどやむなし…
3連単 1ー257ー257
厚めに 1=5ー27
逆転があるとすれば、古性が寺崎を
庇いすぎたときや、犬伏先行で
寺崎が引いて捲りになったとき
あとは、悪魔の一手の穴狙いを
考えましょうかね。
12R
このレースの時点では、優秀競走に
参加した郡司、松井、阿部力、雨谷は
3着で決勝に進めるかどうかが
わかっているので、それによって
多少戦い方が変わってくるかも
しれませんが…
スタートを取るのは、Sが早い
郡司か雨谷になりそうで
松井としては突っ張りではなく
引いてのカマシか捲りでの勝負を
希望なので、1番車の郡司は
雨谷にS行かれても中団が取れる
あとは関東6人対神奈川3人の
戦いにならないように
枠負けの小林泰が斬った時に
早目に松井が叩きに行って
神奈川3車で出切れば郡司のアタマ
吉田拓は自分だけが届く捲り追込みで
迫るんでしょうけど…
9Rでワッキーが3着でない限り
3着でも決勝に進める郡司は
これまでの貢献してきた経緯から
松井を決勝に残したいはず
その思惑がどう出るかって
ことなんですが…
小林泰がまた番手で粘ったり
「お達者でブロック」のような
過剰なブロックが無い限りは
郡司の確定板は固そうですが
庇ってもらえそうな松井を軸にして
相手は神奈川両者と吉田拓
3連単 9=157ー1257
さて…本日は休みなんで
いつものサテライトに行って
当ブログ・専属解説員(無報酬)

灰人さんから、ありがたい能書きを
お聞かせ頂くことになってます。
まだ恐怖新聞が来てないんで
ドヤるような車券は出ていない模様
今回は流れが悪い筆者ですが
灰人さんから悪魔の一手を
ご教授いただける本日は、きっと
そろそろビッグチャンスが来るはず
(根拠なし)
皆様のご健闘をお祈りします。





















