恩を仇で返す地元優勝・武雄記念の結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

熊本全日本選抜 参戦…?





 

カイヤ
「3日間地元の前で駆けて
 ラインワンツースリーが2回
 ラインワンツーが1回で
 十分、貢献したはずなんですよ。」

ヨーヘイ
「そうだね、貢献してくれたね。」

カイヤ
「武雄は前回のA級で初出走した時に
 失格して40万車券を出しちゃって
 酷い思い出しかなかったんで、今回は
 良い思い出に変えたかったんですよ。」

 ヨーヘイ
「そうだね、上乗せしちゃったね。」



 

カイヤ
「それなのにこんな結末って……
 これが九州のやり方ですかッ!?」

ヨーヘイ
「まあ、そう言わずに…
 今年の小倉競輪祭に出れば、
 またそういう九州忖度番組が組まれるし
 来年の記念の時にナショナルの
 活動が無かったら、きっとまた
 オファーが来ると思うし、今度は
 兄弟揃って面倒見てもらうから。」


カイヤ
「……………ひどい話ですね。」



<茶番終了>



と、いうわけで
第75回武雄記念を制したのは
地元の山田庸平。
 

ホームバンクの大声援に応え
4連勝で武雄記念の初優勝を飾りました。

今回は直前に兄の英明が欠場して
主役の座に就いた庸平
「優勝は意識せず、昨年失敗しているので
 今年は楽しもうと思って臨みました。」





「まさか地元記念を完全優勝できるとは。
 最高の結果になりました。1日1日、
 練習をして自転車と向き合って
 次のGⅠに向かいたいです。」

 
この次は名古屋ダービー、
そしてまたその次は武雄での
ミッドナイトGⅢとなりますが
今までは荒井や英明に比べると
感情が表に出ない印象のある、
どちらかといえば陰キャタイプの
庸平ですが、九州のトップ選手として
地区を牽引する活躍を期待したいですね。


いろいろ微妙なところはあるけど
まあ……おめでとう、庸平。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★



勝負のポイントは4つ
・カイヤのスーパーSダッシュ
・心を燃やす嘉永の献身先行
・差し込んでしまった坂井と
 休憩場所を作った園田の失態
・カイヤの落車と山田久の回避


って感じだったでしょうか。


最終日の現地観戦のメンツは
灰人さんと、灰人さんからの呼び出しで
半強制参加のカイジくん


灰人さんの愛車に乗せてもらっての道中
昨日はイマイチおとなしかった灰人さんが
本日はヤル気十分で、開口一番



「今日は叩き合い→ひと捲りの
 法則が発動できるレースで
 配当もなかなか付くから
 大勝負できるな。」

 
「ほう…展開は?」


「嘉永は九州4車連携になったことで
 気合パンパン。調子も戻ったし
 地元のために死に駆け覚悟のド先行。」


「まあ、そうなるよな。」


「で…カイヤがどうするかだけど
 初手で庸平が1枠、坂井が2枠
 カイヤが3枠だから、Sダッシュで
 枠なりに並べば
 九州ー関東ーカイヤ山田久の順番で
 カイヤの選択肢は2つで


 ①赤板で斬りに行って突っ張られて
 いったん下げてからのカマシか捲り
 ②ワッキーみたいに前を斬らずに
 打鐘辺りからのダッシュカマシで
 一撃で出切ろうとする仕掛け

 で…①の場合はホームやバックで
 仕掛けても7対2の戦いになるんで
 いったん脚を使った後に下げたら
 番手捲りの庸平を交わすのは難しい。
 ②の場合は、カイヤのダッシュは
 もの凄い出足だから、嘉永が
 メイチでも出切ることくらいは
 可能じゃないかと思う。」


「なるほど…今日は風が強いから
 何度も脚を使うと消耗するんで
 一撃で出切りたいと思えば②だな。」


「俺もたぶん②だと思う。
 カイヤのダッシュはエグいから
 嘉永がメイチでも庸平が牽制しても
 いったん前に出ることくらいは
 やれそうな気がするんだよな。
 ただ…カイヤも出切ったら緩めるから
 気が強い嘉永は即、再発進して
 ホームからバックの間で第二ラウンドで
 カイヤが勝っても相当脚は削られる。」


「そうなると超・ハイペースが
 打鐘からバックまで続くわけだ。」


「で…サラ脚で中団にいるのは関東
 坂井はわりと動けているとはいえ
 嘉永が駆けて庸平の番手捲りの
 外を捲るような脚はないし
 カイヤがすんなり駆けたら捲れない。
 でも…叩きあい前提なら脚を溜めて
 バックからの仕掛けでひと捲り。」


「俺もそんな感じの読みで、◎は坂井の
 仕掛けに乗る杉森にした。
 地元の庸平とカイヤに人気集中して
 イケメン坂井は多少人気するけど
 杉森は人気にならないからな。」


「関東ワンツースリーなら
 どの組み合わせでも万車券だし
 坂井と杉森の組み合わせなら
 庸平とかカイヤが絡まない限り
 かなり配当は良いんだよな。
 だから俺は関東をボックスで巻いて
 あとは坂井=杉森から流し車券で
 叩き合いのカイヤ嘉永は3着も切る。
 捲りの3番手の高橋築はいらんかも
 しれんけど、武雄は直線が長いし
 どこで稼いだのか113点だしな。」


「俺は一応、庸平の番手捲りの
 アタマ流しも買うけど…でも

 庸平がアタマからのオッズは

 カイヤや坂井が絡んだら
 ぜんぜん付かないな。」


「まあ、庸平が番手捲りでも
 その後ろの山口貴と園田は
 超・スピードレースへの対応なんか
 出来るわけ無いんだから
 もう最終ホームあたりで酸欠状態
 ブロックもできないし、下手すりゃ
 クチが開いて終了だからな。
 庸平がいくら頑張って自力出しても
 バックでは踏まなきゃいけないし
 後ろがいなきゃりゃ武雄の直線で
 坂井に捕まるだろ。」


「なるほど…納得行くわ。
 でも、展開的に不安な要素は?」


「今日は風が強いから、何度も踏んで
 脚を使わされるとキツイから

 坂井がスタートに失敗して
 初手で関東がいちばん後ろになると
 斬って脚を使わされるし、前受けが
 嘉永だと突っ張られてしまうし
 前がカイヤでも突っ張りかねないから
 そうなると厳しいだろうな。
 あとはカイヤが叩かずに捲りに構えたり
 嘉永がカイヤをいったん出して
 3番手に落ち着いたりして息を入れる
 時間が両者にできるとキツイかな。
 だから、坂井に捲ってもらうためには
 初手で九州が前、その後ろが関東で
 カイヤと嘉永でガチの叩き合いを
 やって欲しいのよ。」


「不安要素も含めて、納得行ったわ。」

 
「今日は大勝負するための銭もあるし
 途中のレースでは厚張りせずに
 最終だけでドカンと行く予定よ。
 その前に、できることはやっておくわ。」


「できること…?」



そして迎えたバンク内の選手紹介


 

カイヤに向かって
「カイヤッ!逃げて勝ってこそだぞッ!
 ナショナルの力を見せろッ!」

 
嘉永に向かって
「嘉永ッ!今日は頼んだぞ!
 庸平を男にしてやれッ!」

 
と…一銭も買ってないカイヤと嘉永に
よく通る声で、全力の応援をするフリを
する灰人さんと筆者

メイチで買う予定の坂井と杉森には
ひと声もかけずに終了で


「これで叩きあう覚悟の後押しには
 なっただろうよ。
 できることはやった。」


「……せやな。」


そして迎えた最終レース
号砲一発でスタート飛び出したのは
カイヤで、以下は九州ー関東

このあたりで筆者と灰人さんの車券に
暗雲が立ち込めはじめましたが…


赤板で斬りに行った坂井を
カイヤはあまり抵抗せずに出して
打鐘前の2角から踏み込んだ嘉永が先行
カイヤはいったん引いてからすぐ発進
なかなかエグいダッシュに山田久は
クチが開いてしまい



 

嘉永は緩めないハイペース先行
坂井は引く時に九州4番手の園田の内に
差し込んでしまい…後ろが気になったか
園田が開けてしまった車間に
追い上げてきたカイヤがズッポシ入り
4番手のお休み所ができて脚を溜め
追いついた山田久が連結を戻して
再度バックでカイヤが捲り発進



庸平は捲ってくるカイヤを牽制しつつ
タテに踏み込んで…両者の踏み合いが
続いたまま2センターに入って
抵抗するカイヤをなんとかしのいだ
庸平が出たところで…力を使い果たした
カイヤがふらつき庸平の後輪に接触して
落車、スタンドに沸き起こる悲鳴



 

山田久はちょうど外に車を持ち出した
瞬間に落車があったので回避して…
庸平が1着、山田久が2着で
捲り追い込んだ坂井を交わした杉森が
3着に入線。



「クソがッ…!Sを取れなかった庸平と
 カイヤに絶好のお休みどころを与えて
 アシストしちゃった園田が戦犯。」


「まあ、俺達の買った車券に取っちゃ
 その二人がやらかしたなぁ…
 しかしまぁ、カイヤはSも本気で
 取りに行ったら早いんだな。」


「番組屋が3番車じゃなくて
 9番車にしてたらなぁ…
 でもまあ、3日間地元に尽くして
 頑張ったカイヤを9番車ってのは
 さすがに厳しいか。しかしカイヤも
 可哀想だよな、3日間尽くしてきた
 地元勢が敵に回って、最後は2日間
 アタマを獲らせた庸平に締められて
 落車かよ…」


ゴールの直後の場内は騒然として
庸平への歓声も多少はありましたが、

その庸平が審議対象になりそうな
感じだったので微妙な空気になり



ただ、落車したカイヤがすぐに立って
大怪我した様子はなかったのと
審議がわりと早く終了して
庸平がセーフになったんで…
ホッとした空気が流れた感じで
庸平の表彰式と胴上げへ。



落車したカイヤは、重傷ではなかった
様子で…救急車ではなくタクシーで病院へ
向かったそうで、ダービーの出場は
問題無さそうなのが救いでしたね。


勝った庸平は自身のデキも良かった
感じですが、嘉永が緩めずに駆けた
献身が大きかったでしょうね。
期待した坂井は、バックで引く時に
園田に差しこんでしまってそこから
立て直すのが難しく、また強風の中で
いったん斬って脚を使ったのも
痛かったですねぇ。


決勝も朝から現地参戦したんですが
前日までと違って風が強くて
しかも風向きがチョイチョイ変わって
なかなか予想が難しいバンク状況
1〜3Rはケンして、4Rからでしたが
5Rでマンシューを頂き

 


10Rでは優出失敗した寺崎が、
後ろを気にしない超絶な捲りで
バンクレコードを更新したレースを
まとめて獲ったりして、チョイ浮きで
決勝に進んだんですが…


一緒に打ってたカイジくんが
「疲れてたから家で寝てたかったのに」
と、泣きが入りながらも好調で
この日最高配当の、9Rの6マンシューを
獲って、その他も万車券を含めて

チョイチョイ獲って


 

「いやー、もう10万浮いたわ。

 来てホントに良かったわ。」
と態度が一変
調子イマイチだった灰人さんが
「俺が誘わなかったら寝てたんだから
 お誘い料として50%関税だな。」

と、トランプ大統領みたいな発言を
していましたが…


そして迎えた決勝
狙った関東勢は全く期待外れ
4角を回った時点ではどうみても
庸平ーカイヤ=山田久で決まりそうで
カイヤなんか一銭も買っとらんわ…と
諦めたところで落車が起き

本線の関東スジで買った車券は
カスリもしませんでしたが
押さえで買った庸平アタマの流し車券で
1枚だけ的中




まあ、そりゃ外れるよりは良いんですが
けっこう自信を持ってぶち込んだ本線が
Sが取れない庸平とお休み所を作った
園田のせいで消えて不完全燃焼

本日は強風のせいでクソ寒くて、
快適な現地観戦からはほど遠く
4日間トータルでは浮いて終わる事が
できましたが…ブチ込んだ決勝が
的外れで終わってしまったので




この程度の万車券では解決できない

そんな気持ちになりました。
(前言撤回する養分)





決勝も獲ったらしく、ホクホク顔の
カイジくんを羨ましく思いつつ
終了でした。


唯一、良かったことといえば
場内の抽選会でガラポンを引いて
赤玉がでまして…




 

商品のハム詰め合わせと
クオカードが当たりまして…
ハムは後日に送られてくるようです。
灰人さんも日本酒が当たったそうで
こんなところで余計なツキを
使っちゃったのかしら。


半期に一度の現地観戦はけっこう疲れて
家に帰ったらビール一杯だけ飲んで
あとは爆睡しましたが…まあたぶん
また来年も週末が決勝なら行きますんで…

 


来年も頼むぞ、武雄の皆様。





さて…この次は川崎記念のナイター開催


わりとメンバーが豪華なんで
たぶん準決と決勝は打つでしょうが
平日のナイターはブログ更新は
ちょっと難しいので…たぶん更新
しないでしょう。


そのあとは上半期の大勝負
名古屋ダービーと、その前に
岐阜のオールガールズが開催


オールガールズは当ブログの
ガールズ特別解説員・ベッカム似さんに
3日間丸投げお任せすると思います。

名古屋ダービーは前半の平日が
ちょっと厳しいですが…たぶん毎日
更新するでしょう。

皆様おつかれさまでした。
またお越し下さい。