さて…
まったく楽しい話ではないので
この話題に触れてもいいのか
ちょっと考えましたが…
仮にも「競輪ブログ」なんで
触れないわけにはいかないでしょう。
もう世間では「そういうこと」と
いうご意見が主流となっている
北井佑季が「その他欠場」で
静岡記念、全日本選抜、玉野記念
伊東温泉ウィナーズカップと、
今後に斡旋されている配分をすべて
欠場になってしまった件について
まだ確定したわけではないので
あまりいい加減なことは書けませんが
斡旋があって「不参加」や「病欠」
「負傷欠」「家事都合欠場」ではなく
「その他欠場」ってことは、該当選手が
正常な競走成立に抵触する違反行為を
したことが確定、または強い疑いが
持たれるので、処分が出るまでの間は
競走への参加を停止するっていうことで
重大な反則行為（誘導妨害等）でも
この処分になることはありますが
北井のケースは、ソフトな表現でいうと
お薬屋さん、もしくは八百屋さんとの
深いお付き合いが疑われる行為
という可能性があるんでしょうね。
お薬屋さんに関しては、競輪界での検査は
わりとザルな感じ…というのが選手間でも
定説になっていまして、そんなに厳密な
検査はしていないようで、国際大会に
出場するナショナルチームではけっこう
厳しくドーピング検査があるようで
栄養剤や服用薬に含まれている成分が
抵触するだけで処分が下りますが
一般の競輪開催についてはそんなに
厳しい検査は無いようで
深谷のＸから抜粋ですが
「競輪のドーピング検査はゆるゆるで、
検査のタイミングもわかってるし、
通告された後、選手に張り付く監視役も
居ないので抜け道が多すぎる、
やってます感を出すだけの検査。
しかも極端な話４ヶ月で復帰できちゃうなら
ガッツリドーピングして
ＧＰ獲って４ヶ月休んだら、、って事に」
なので…そういう抜け道を利用する
お薬屋さんの常連は居るんでしょう。
レジェンド神山でも競技でのドーピングで
引っかかってしまって、オリンピックに
出られなかったこともありますし…ね。
輪友のその方面に詳しい方からは
「そんなのわりと大勢がヤッてるだろ。
インタビューのときの瞳孔を見たら
クスリが入ってるのがわかるヤツも
けっこういるぞ。●●とか〇〇は
ヤッてる時は顔も脚も違うし。」
ってことで
「興奮剤や筋肉増強剤をを打ったり
血液ドーピングみたいなことすれば
遥かに強度が高い練習ができるから
ヤッてる選手は確実に強くなるけど
内臓への負担が大きくなるんで
ずっと続けることはできないから
クスリが抜けちゃった時期には
ウソみたいに弱くなったりするから
その強弱も含めて車券の予想は
考えなくちゃいけないんだよな。」
だそうで……
北井の１年前くらいの圧巻の強さと
最近のボロボロの競走を見たら
怪我や精神状態の悪化ではなくて
「そういうこと」なんだろうな、
とは思います。（個人の意見です）
もしくは……近況の酷い失格や惨敗の
レースを見てると、社会の秩序に反した
活動をしている八百屋さんとの付き合いで
そういう競走をした、という可能性も
あるんですが、もうそうなると一発で
アウトということになってしまうんで
このままフェードアウト…なのかも。
現役のＳＳがその途中で選手資格停止、
というのは過去のＳＳ１８名制度の頃に
急逝した選手がいたとき一度だけで
その時は繰り上がりでＳＳになった
選手がいた、と記憶しておりますが
今回もその可能性はありますね。
まだ保留になっているみたいなんで
どういう処分が下るのか判りませんが
ＳＳから途中で資格停止や降格処分、
となると今後に大きく影響されそうで
たとえ競走に復帰できたとしても
周りの客や選手の目は厳しいでしょうし
同地区の選手が連携するのかどうかも
微妙な感じになるんで、果たして
その状況に精神的に耐えられるのか、
というのが気になりますね。
かつての手島慶介とか児玉広志みたいな
ことにならないように願っています。
まあ、検査に合格しさえすれば
メーカーやサイズに規定はあっても
どんなフレームを使ってもいいし
セッティングについても選手の
判断で調整できるようになってるし
アンダーウェアやプロテクターも
特に詳細な規定はなさそうで
そもそも「ラインを組む」ってのも
暗黙の了解、というグレーな部分が
あるのが競輪という公営競技なんで
かつての山ちゃんの大ギアみたいに
ルールの抜け道をうまく利用して
タイトルを獲得する選手もいましたし
八百屋さんはさすがに社会通念上でも
一発でアウトでしょうが
お薬屋さんは「グレーな部分」なんで
ある程度まではセーフでもいいのかな、
と筆者個人的には思いますね。
北井についてはこの時点で
いい加減な決めつけをしてしまうと
ぜんぜん的はずれだった結果のときに
たいへん申し訳ありませんので
処分の決定を待ちましょう。
しかしなぁ……
今年のＳＳはワッキーが負傷で長欠
全日本選抜も微妙な感じ…で
清水も高松記念と静岡記念を欠場
眞杉は１月が斡旋停止と
郡司と古性を除くと目立つ活躍もなく
平原は落車でボロボロで
北井が長欠または停止になる可能性があり
やっぱりＳＳが持ち味やラインを活かして
人気に応える強い競走を見せてくれないと
赤パンを履いている意味がありませんし
イマイチ盛り上がらないですね。
まあ、なんだかんだ言っても
打っているんですけど……
暗い感じになってスミマセン。
★★★★★★★★★★★★★★★★
さて……奈良記念２日目へ
６Ｒで松井ー小原の先行を
友和が９番手から突き抜けちゃう
奈良ではめったに起こらない
サプライズな４万シューが出たあとは
中井太祐、三谷竜生、三谷将太と
地元勢が番組屋のアシストを受けて
人気に応える奈良勢３連勝
三谷兄弟は、この開催のために
応援用のタオルを作ったそうで……
長男（Ａ級）
「わしのタオルは無いの？」
次男・三男
「･････････････････････。」
そして問題の１０Ｒ
青板バックから先頭に立った町田を
改心した男・佐々木悠が打鐘から
一気にカマして先行……も
関東３番手の河村が池田良に
ウリウリされて飛ばされて
３番手に町田が入って最終バック
脚を溜めていた皿屋が捲って
平原が外に牽制するところを
内に潜った池田良がしゃくって
そのまま突き抜けた皿屋がアタマで
よく粘った佐々木悠が２着に入って
併走していた平原は池田良が伸びず
皿屋の勢いをもらった本郷が３着で
再びの４万シュー……で
平原はゴール後にまたしても落車
平原よ…あまりにも痛々しいんで
あなたは早く、いいお薬屋さんを探して
しばらくゆっくり休んでください。
その後の主役の二人、郡司と古性は
それぞれ人気に応えて１着でしたが
郡司は青板バックからツッパリ先行の
道場を徹底ガードで庇って車間を斬り
直線で左右を何度も首振って確認
駆けた道場の気持ちに応えて
２着に残すファインプレイ
古性は前を任せた南潤が佐々木豪に
出られてしまって、ナダル隅田の
牽制にビビって捲れないピンチも
南潤の後輪に前輪がハスリながらも
ハンドルをぶっこ抜いて内→外に
進路を変えながら奈良の短い直線で
突き抜けるスーパープレイ
対照的な感じでしたが
どちらも強さを見せつける
赤パンにふさわしいレースでしたね。
車券の結果は……
６Ｒで不調の松井がタレてしまう…
という読みで小原太から買って
小原太ー友和までおさえながら
ウラを買わずに絶望してしまうも
１０Ｒで狙った皿屋が捲りきって的中
平原と池田良のウリウリしてた
二人のどっちかが３着かなーと
思っていたら本郷が食い込んで
４マンシュー
皿屋ー佐々木悠からの３連単は
３着平原は５１倍、池田良で１０８倍
しか付かなかったので……
西川さんの最初で最後の弟子・本郷が
ド高めにしてくれて、感謝感謝。
★★★★★★★★★★★★★★★★
準決勝予想
平原がお帰りになったんで
ここは地元の三谷竜ー山本伸を入れて
３車連携で本線っぽくしていますが
今回はデキがいい道場ー小原太や
二段駆けも可能な佐々木悠がいて
準決一番の激戦になりそうな潰し番組
近畿の先頭の谷のコメントは
「後ろが地元の三谷さんと山本さんだし
その重みは分かっています。」
しかしながら……佐々木悠に任された
武田亮は、二次予選では同じ群馬の
小林泰の前回りながら、駆けることなく
無駄な小競り合いで中団に詰まって
着拾いみたいな４着だったので
「泰正さんには迷惑をかけた。
任せてもらえるか不安があったし、
精一杯、頑張りたい。」
両者ともに「そういうこと」を
示唆してますんで……叩き合いなのか
それとも折り合うのかがポイント
初手はＳの早さがトップクラスの
小原太が前受けをして
５３／４９１／８２／６７
そこから根本が斬って武田亮が
先行態勢…を叩き返す谷
道場はホームあたりからの
カマシ気味な捲りで勝負で
地脚のある三谷竜はバックでは
番手捲りで発進……
みたいな展開でしょうか。
武田亮がどこまで近畿勢を
削れるか…がポイントでしょうが
ここ半年くらいのレース中の判断は
なかなか的確な佐々木悠は、武田亮が
止まったと判断したら、外併走でも
自力発進を取りそう
直線が短く抜きどころが少ない
奈良だけに、きっちりと二段駆けが
決まったラインが勝ちそうですが
あえて今回の調子なら道場が軸
叩き合いの決着を見据えて最後に
捲り一発を決めると読んで
相手は小原太、佐々木悠、三谷竜
３連単 ５＝２３９ー１２３７９
厚めに ５＝３ー１２７９
三谷竜のデキも悪くはなさそうですが
おそらく過剰な地元人気と思うんで
ちょっとなぁ……。
近畿の二段駆けがカチッと決まったら
そのときは諦めましょう。
神奈川は川越ー松井ー郡司で連携
先頭を務める川越は
「昨年３月の立川決勝で松井さんの
番手でワンツーを決めている。
その時から、引っ掛かりがあったし、
前でやらせて下さいとお願いした。」
ちなみにその時は神奈川３人ラインで
松井ー川越ー松坂洋平で並んで
並んだままの着順のワンツースリー
引っ掛かり、という川越の心境は
あまり良く判っていないんですが
格下の自力が志願の先頭を努めて
この程度のメンバーだったら
普通に自力でも楽勝できる郡司を
３番手にするっていうことは……
そういうこと、でしょうねぇ。
普通に３番手を回っても決勝に
進めそうなメンバーですが
それは許されない、ってことですか。
郡司が１枠なんでスタートを取って
ナダル隅田は初手から神奈川の後ろ
６９１／２／３７／８／４５
あとは青板バックから川越が発進して
最終ホームくらいから松井が番手捲り
郡司は別線を徹底的に牽制し続けて
普通にワンツー……。
別線の先頭は、石塚は地元の中井太を
連れているのでガチで戦いそうですが
飯野は枠負けで後ろ攻めになりそうで
いったん川越に突っ張られてしまえば
あとは後方でサイクリングしそう
川越の先行はたいしたことなさそうで
番手の松井も調子イマイチな感じ
別線がガチになって潰しに行ったら
波乱もあるのかもしれませんが
どうもその絵が浮かんできませんね。
初手から神奈川の４番手を固めそうな
ナダル隅田も、郡司が大きく牽制を
したらコソドロするかもしれませんが
普通に番手捲りの後ろを取って
３着で決勝進めりゃ御の字だから
流れ込み、じゃないですかねぇ。
お金持ちは郡司ー松井ー隅田に
ブチ込めば良いんじゃない？（適当）
う〜ん……二次予選で世話になった
好調の皿屋が自力なら、メンバー次第で
買おうと思っていたんですが
志田の番手、そして古性の番組に
組まれちゃいましたか……。
単騎の池田良は先手ラインの後ろで
スキがあったらインに突っ込み
本郷は切れ目から捲りでしょうが
内に突っ込むタイプじゃないんで
展開がもつれない限り出番なし
別線は志田も木村弘もそこそこ
積極的なタイプなんですが
位置取りにかけては、輪界最強の
古性に比べるとお子様レベル
番手の友和も皿屋も、ヨコの動きは
ほとんどできない
どっちかのラインを駆けさせて
４番手あたりをキープから
２角の下りで捲ってしまえば
もう古性ー三谷将で決まって
あとは３着探しみたいなレース
オッズ見て古性ー三谷将から
３着を３点くらいに絞って買うか
可能性は低いとは思いますが
古性が７番手に置かれて苦戦して
先行する志田の番手から皿屋が
抜け出す車券を買うか…で
しばらく考えましたが、結論は……
しばらく考えましたが結論ナシ
（決められなかった養分）
メンバーを見る限り、番組屋の意向は
古性ｖｓ郡司の主役対決に三谷兄弟を
絡ませた決勝にしたいって感じ
なんでしょうが……
メンバーを見る限り、１０Ｒは荒れそうで
１１・１２Ｒはカチカチに見える準決勝
果たしてサプライズはあるんでしょうか。
皆様のご健闘をお祈りします。
