今年が最後の3日制・松戸サマーナイトプロローグ | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は現地参戦予定。

 

 

さて…更新をサボっていた期間に
競輪界ではいろいろな出来事が
起こっておりましたが

取手記念では地元の吉田拓矢が
連日、層の厚い関東ラインに助けられ
優出して決勝は関東5車で連携

小林泰ー坂井ー吉田拓ー吉澤ー芦澤の
並びで三段駆けして別線のワッキーに
付け入るスキを与えずに
悲願の地元記念初優勝


参加した三兄弟による
騎馬戦みたいなガッツポーズで
場内の歓声を受けた吉田ブラザーズ

既に茨城ではトップの地位を築き
練習でも取手全体を引っ張っている
責任ある立場の吉田拓矢の
次の目標はは2つ目のGⅠタイトル
そして平原の後継者として関東の
トップの地位を目指すはず

おめでとう!吉田拓!


なお、車券は3着のケンヤがなくて
悲しみの抜け目

「世話になっているので」と
地元勢への競りかけを遠慮する
レース前のコメントだった守澤が
競走では容赦なく内を突撃して
芦澤と吉澤を飛ばして
吉田拓の後ろを取り切り

「一車しゃくったら、
 もう一車しゃくっても一緒、
 地元勢には申し訳なかった。」


のレース後のコメントに
ガチでイラッとしました。






そして…いろいろあった七夕の日
7月7日


元ガールズ選手・岩原紗也香の
「えーらやっちゃえーらやっちゃ
 よいよいよいよいーやっとさぁー、
 やっとさぁー」

やや照れ気味のよしのこから始まった
小松島記念の決勝では

 


 

地元の犬伏湧也が後方からの大捲り
ここはオレの庭と吠えてロケットパンチ
飲み込んでいくスクリュー
まとめて面倒見たかぁ〜(モムラー調)
で、前の7車を大外からブチ抜いて優勝


これまではラインの選手に遠慮して
ブッチぎってしまわないように駆けていた
感のあった犬伏ですが
本来のスピードを見せたらあそこまで
行けてしまうんですね。

まあ、先捲りを打った演説王・新田が
山田英のやや反則気味なブロックに
捕まってしまって止まったのが
後から捲った犬伏の良い目標になって
人気だった清水と深谷がインをシャクって
イチャイチャしていたのに助けられ
展開勝ちだった感もありましたが…


今年の前半は不調に悩んで
高校球児みたいな坊主頭にした犬伏
今回の優勝が一皮むけるきっかけに
なるのでしょうか。


おめでとう!犬伏!

そして阿竹・ハラケン・太田竜馬と

記念まではわりとあっさり獲れて

タイトルにはなかなか手が届かない……

という先輩たちをブチ抜いて

大師匠のオグリュー以来となる

徳島県勢のタイトル獲得なるでしょうか。




その夜にあった小倉ナイター開催の
「吉岡稔真カップ」では
不動会の弟子・小川勇介が
町田の番手捲りをギリ差して優勝



脳梗塞でリハビリ中らしい師匠と
涙を流しながらの記念撮影

 


そしてその後は不動会の一門が
集合して師匠を囲んで記念撮影


吉岡は杖をついての登場で、
状態としては心配な感じでしたが
冠大会での弟子の優勝は
リハビリに励んでいる身としては

何より嬉しいことだったでしょう。

この日よりも元気な姿になって
小倉競輪祭で会えることを願っています。

頑張れ!吉岡!




で……125期の新人たちが
7月の初めから各地で続々と
デビューしているのですが…


新人リーグではけっこうな強さで
期待されていた、山崎芳仁の息子
山崎歩夢が、地元・いわき平の
デビュー戦で誘導早期追抜きを
やらかしてしまい…4ヶ月の斡旋停止



 

上記が赤板での画像

ダイジェストで見る限り
誘導員を一切見てなかったんで
ルールを知らなかったとしか
思えない愚行の失格
金賭けた客は怒って良いと思うぞ。



 

北津留や新田がおなじ失格を
やらかしたのを見ていますが
しかし新ルールになってから
これほどまでの大差で誘導を
ぶっちぎった早期追抜きは
初めて見ました。


デビュー戦で4ヶ月の懲役を

食らってしまった山崎歩夢
ヤマちゃんもいろんなところで
この件をヤジられたり、コメントを
求められたりするんだろうなぁ…。




さて、振り返りはココまでで
サマーナイトの方へ


最近に競輪に手を染められた皆様は
ご存知ないかもしれませんが
GⅡサマーナイトフェスティバルは
新設された2005年から2015年まで
2日制の開催となっていて
2015年から現在の3日制となり
来年の2025年、玉野の開催から
4日制に変わるようです。


2日開催・9R制の頃は、初日の着順で
2日目が着順による自動番組となり
1Rには初日9着した9人が走り
2Rには初日8着の9人…となり
決勝は初日1着のみ進めるという
文字通り一発勝負な開催で

初代の王者は「東北の番長」と呼ばれた
ラーメン好きの男・有坂直樹。




その後、2015年に3日間開催に変わり
前年度のヤンググランプリの優勝者が
特選にシードされるようになり…


印象に残っているのはその2015年
今は何をしてるかわからない近藤龍徳が
3連単30万円の大穴を出して優勝して
「夜王」と自称するようになったこと




そしてここ3年はカープファンの策士
松浦悠士が3連覇を遂げて
今回は4連覇に挑むことに





そして、2014年から同時開催された
ガールズケイリンフェスティバルは
いったん今回で最後となるようですね。


初代の優勝者で最多の3回優勝
しているのは、小林優香。

他では石井寛子が2回優勝で
意外にもツヨカワ女王・児玉碧衣は
6回決勝に出ていながら
優勝ゼロと相性が悪い大会。


こちらは、2025年8月に
ガールズのオールスターが単独開催
されるために発展的解消として
今回が最後になるようですが……
最後の夏の女王になるのは誰でしょうか。



ガールズの予想の方は、いつものように
ふぬ競・ガールズ特別解説員


ベッカム似さんに丸投げいたします。


ブログには出走表のみ貼りますので

お気持ちが整っていらっしゃるようでしたら

コメント欄での予想をお願いします。






松戸バンクは333走路の中でも
特に直線が短いので先行型が超有利




穴が出るのは弱いラインが駆けて
人気ラインが7番手に置かれて捲れず…
みたいな決着か、強引にインに突っ込む
追い込み屋がアクシデントを誘発して
わけのわからん組み合わせ

前橋や松戸といった短走路かつスピードが
出やすいバンクでのトップクラスの戦いは
諦めずに突っ込んでくる選手が多いので
落車の危険がつきもの、無事故で終わって
くれることを願っております。

松戸の天気は3日間雨みたいなんで

現地観戦の皆様はお気をつけて。



注目選手は…若手の自力から



一時期低迷していましたが、近況は
復調して自信を持って走っている
感じがある石原颯

バックも多く先行有利な松戸向き


そして九州期待の、

笑顔と歯グキが素敵な阿部将大


スタートが早いので位置が取れて
内でも外でも並走を苦にしないので
混戦になっても戦えるタイプ
天候が悪そうなんで泥試合なら

SS相手にもワンチャンありそうな気が…



筆者が競輪を始めた頃は
6日間の特別競輪の開催は
ダービーだけだったんですが
競輪祭、オールスター、高松宮杯と
6日間の開催が増えてましたし
GⅡもこれで単発のYGPを除けば
すべて4日制


選手の賞金の総額を上げるには

また、車券の売上を増やすには
ビッグレースのの開催日数を増やすのが
一番手っ取り早い方法なのかも
しれませんが…3日制だからこその
短期戦の楽しみもあったりしますし

特に自力選手には疲労が溜まりやすく
コンディション悪化や事故レースにも
つながってしまうと思いますんで…

 


単純に開催の日数を増やすのが
良いとは思えませんが
余計な心配でしょうか。


今回は3日間休み(たぶん)なので
無理なく更新できそうです。
初日の予想は次の記事で更新します。

たぶん明日の午前中頃までには……
(信頼度・緑保留)

皆様、3日制・男女合同の開催としては
最後になる夏祭りを楽しみましょう。
ご健闘をお祈りします。