今年は行かないホームバンク・武雄記念初日 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

熊本競輪 7/20より再開!


平原の感動的なダービー優勝から
中5日、はやくも記念の再開で
筆者のホームバンクである
武雄記念の開幕。


もともと周りの緑が豊かな風景が
好きなバンクでしたが、数年前の
全面改修によってコンパクトで
きれいな施設になり



芝生に敷物を敷いてゴロゴロしつつ
爽やかな初夏の空気の中で
冷たいビールを頂きつつ
ヤジを飛ばしながらの観戦は
最高に楽しい時間を過ごせます。



屋内の観覧席は数は多くないものの

キレイで見やすいので、雨が降っても

濡れずにレースを楽しめる施設です。

ちょうど武雄が全面改修した
その頃に、かつてのホームの
久留米がホームの観客席を閉鎖したので
現地観戦するのがアホらしくなり
久留米→武雄にホームバンクを
変更いたしました。


毎年、競輪祭で現地観戦する小倉も
ホームバンクではあるのですが
記念の開催は無い競輪場なので
春に武雄記念、秋に競輪祭の観戦が
筆者の年中行事だったのですが……


だったのですが……?



ここ数年はダービー前の開催で
オッズパークの尽力か武雄の斡旋課の
頑張りなのかはわかりませんが
田舎の競輪場にしてはまずまず豪華な
メンバーがサボらずにきてくれて
熱戦を楽しめたのですが

今年はダービーの直後で
すでにワッキー、松浦、和田健など
有力選手が次々と欠場を表明



ダービーに出た選手達は
そこに向けて仕上げてたでしょうから
地元・九州勢を除いては
気合が入っている選手も少なそう


そして初日が土曜日なんで
準決・決勝が平日になるんで

さすがに観戦できない…ってことで

かったいレースが続く初日や2日目に

わざわざ武雄まで行くのは

 

 

ってことで……

輪友の皆様との話し合いの結果
ボスである灰人さんから

 


「今年は熊本記念の再開もあるし
 武雄はパスして熊本行こうぜ」

ってことで、今年は武雄に行きません。

毎年、ここでしか会わない知り合いや
読者の方もいるので残念なんですが……
来年はダービー前の開催で
土日に準決と決勝をやってくれるのを
願っております。




武雄バンクは直線が長く64.4m
おそらく日本最長の直線の400走路
先行で押し切るのはよほどの力差が
ないと難しく、基本は追込み有利。
この時期はけっこう風があるので
風向きに注意…ですね。

今回は2日目に雨が降る予報なので

天気にもご注意

特注選手は……
ダービーに出た選手はさすがに
練習も緩めてくるでしょうから
正直言ってわかりません。


ダービーでは期待したほどの
成績が残せなかった嘉永、伊藤颯、
北津留あたりは地元勢の前で連日
こき使われることになるでしょう。

 

で……ある意味、注目なのは
佐賀県出身の橋本瑠偉。

 

暴君・荒井の弟子で武雄がホーム
だったんですが、結婚して奥様の
実家のある栃木県に移籍。

以前に武雄記念に登場したとき
顔見せの周回とレース中に
親戚の方でしょうか、上品そうな
高齢のご婦人が、風貌に似合わぬ
でっかい声で
 

「ルィ゙ィーッ!ルイィーッ!!」
叫び続けるのを聞いたことがあります。

まあ、荒井と練習するよりは
眞杉や坂井と練習したほうが
強くなるとは思いますんで
栃木への逃亡移籍は正解でしょうね。


そして、もう一人は
こちらも地元の青柳靖起クン


かつての武雄記念で、顔見せの周回中に
親戚一同かと思われる、幼児を含めた
老若男女の大応援団が金網前に集合

 


「コウキーッ!頑張れーッ!」
っと微笑ましい大声援を繰り返し

また、地元の後輩や友人も
数多く応援に来て声援を送るんで
武雄での人気はスター選手並み

競走ではわりとコスい自分だけ捲りが
多い印象の青柳クンですが
親類縁者や仲間内での面倒見は
良いのでしょうかね。


その他の特徴としては……
「非常に九州らしい番組」
が組まれます。
自動番組ではない二次予選・準決では
他地区の強豪自力選手の後ろに
九州のマーク屋がつけるのが定番
かつては武雄ホームだった暴君・荒井や
山田兄弟は松浦・清水・ワッキーなどの
手厚い介護を受けておりました。




今回は九州の自力がそこそこいるので
他地区ー九州連携は少なそうですが
おそらく清水は二次予選で英明
準決勝では庸平が番手でしょう。

武雄記念のセオリーとしては
「負け戦は格下でも地元を買え」
ってのがありまして、地元選手は
補充だろうと午前中の負け戦だろうと
気合を入れて走ることが多く
また密かな「そういうこと」案件も
多いので、すでにモチベーションがなく
昼飯や帰りの経路を考えてる他地区の
選手より、銭になります。




そして、武雄記念の名物といえば
かつての佐賀の名選手・佐々木昭彦さんの
過剰な程の笑顔のサービスとおもてなし。


開場のときには入口で入場客や
他地区からくる関係者に丁寧に挨拶
場内では予想会や解説に大忙しで
いつもニコニコと笑顔を絶やさず
妙齢のご婦人方には大人気で
一緒に写真撮影するために行列ができ
それにも気さくに応じる昭彦さん

けっこう偉いんだから、そんなに過剰に
働かなくてもいいのに…とも思いますが
そういう性分なんでしょうかね。
本当にサービス精神旺盛で、決して
偉そうにしないその姿勢は素晴らしいです。




 

ただ……昭彦さんの場内予想会は
予想ではなく「身内びいきの応援演説」
地元選手、特に山田兄弟が出るレースは
別線にワッキーがいようが、清水ー松浦が
いようがお構い無しで
「ここは英明の底力に期待したいですね。」
「相手は強いですが庸平にもチャンス十分。」

みたいなことを延々と喋るので
ほとんど予想の参考にはなりません。




今年は現地で挨拶できませんが
いつものステキな笑顔で
頑張ってください、昭彦さん。
茂徳さんは……若い女性にしか

笑顔を見せないからなぁ・・・・・・・。



さて…予想よりも雑文が
多くなってスイマセン。

ダービー帰りの選手達の調子は
はっきり言って判りませんので
予想は準決・決勝はマジメに
やるつもりですが初日・二日目は
わりとテキトー控えめです。

1R1番車は地元ではなく

テンホー岩谷でしたか。


筆者の認定「九州の未来を託す若者」

補欠に所属しておりますが

早く正メンバーに入ってください。

 

ところで……師匠の吉岡の容態は

どうなったんですかね?

 


初日の予選は4Rのみ


 

ナダル隅田も坂本坊っちゃんも

イマイチのデキだったダービーから

中4日での出走

そして昨年の開催ではまあまあの

活躍だったヒデノスケは

他地区をつけて積極的に駆けるほどの

気持ちは無さそうで、コジノスケに

変身して自分だけ捲り

 

 

 

出渋り合戦の末にしぶしぶ駆ける

小畑の後ろから、近況は好調で

 

「前橋に弟子の泰正を頼って来る

 若い選手達と一緒に練習して

 この歳にしては頑張ってるよ。」

と語る潤二さんが直線抜け出し

でも潤二さんなのでアタマまでは

突き抜けずに2〜3着で

 

アタマはヒデノスケ・阿部力で

ナダルには消えてもらって

 

3連単 37ー2=35679

 

 

 

その後の予選はちょっと買いづらく

ダービーで好調に見えた根田や志田は

けっこう堅い番組になってるし

ダービーでイマイチだったソーマくんは

応援車券を買うには過剰人気しそう

 

初日はパス……かなぁ……。

 

 

 

 

特選12R

 

 

 

 

 

「九州4人でいろいろ話し合って

 嘉永ー北津留ー庸平ー英明の

 並びで決まりました。」



まあ。この4人で並んだら

「そういうこと」案件なんでしょうが
ダービーでも開催を通じ絶不調だった
北津留の番手戦はまったく信用ならず

3番手・4番手の山田兄弟も同様で

嘉永が先頭を走って死に駆けしても
どっかでブッチンしたり分断されたり

連携失敗する予感しかしないんだよなぁ…

 



 

 

かといってココで深谷や清水の

車券を買うのも九州人としては

いかがなものかと思うし

 

佐々木悠は将来的には立派な

コ●キ戦士になると思うし

そこそこ脚はあると思うけど

全盛期の木暮とか香川先生とか

ノダゲンみたいな絶対的な嗅覚は

まだ持ってないんだよなぁ……

 

しぶしぶ九州応援車券、軸は庸平

 

3連単 4ー16ー1368

 

 

「そういうこと」案件だとは思ってますが

でも、いまいち信頼できないなぁ……

 




毎年、武雄記念の現地観戦の前日は
遠足に行く前の小学生くらいの
浮かれた気分になっていたのですが
今回は行かないこと確定済みなんで
まったく気分がノッていません。



大挙して参戦している九州勢が
ちょっとは良い競走を見せてくれれば
少しは気合が入るかも……ですが
そもそも他地区の有力選手が少ないので
数の暴力で決勝メンバーは九州だらけに
なるのかな……と思っています。


筆者の宿敵・山田英明が出るレースは
記念は決勝以外は基本買わないのですが
武雄記念に限り、主役扱いなので
しぶしぶ買います。
(買うが当たるとは言っていない)


皆様、今節は適度にお付き合いください。
ご健闘をお祈りします。