苦労人、涙の記念初制覇・熊本記念in久留米の結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

熊本全日本選抜 参戦…?

最後の代替開催となった熊本記念を
制したのは、地元の中堅・中本匠栄。



赤板からツッパリ先行した松岡辰を
番手捲りした嘉永をゴール前で捉え
仲間たちの献身によって記念初優勝を
果たしました。



熊本では嘉永、瓜生、伊藤旭ら
多数の若手選手を輩出した
九州学院高校が自転車の名門ですが
中本は秀岳館高校の自転車部出身
6回目の受験で養成所に合格の苦労人

97期の在校成績も44位と、
あまり期待されない若手時代を過ごし
デビューから7年かけてS級に昇級
次々に期待の若手がデビューする熊本で
中堅としてコツコツと実力を身に着け
自在型として点数を上げていく中
伊東温泉競輪場の開催で落車し
頚椎を骨折する大怪我を負い長期欠場


復帰してからはビッグレースにも
徐々に参加するようになり
因縁のある伊東温泉競輪場で開催の
2020年の共同通信社杯では
山田英の失格繰り上がりで
ビッグ初優出で初優勝


勢いのある地元の若手たちの
まとめ役として期待されながら
なかなか記念優勝には手が届かず
今年は負傷続きで調子が上がらず
高松宮杯では地元のSS・古性を
落車させ失格で罵声を浴び

点数もここ数ヶ月は落とし気味で
苦しい時期を過ごしていた中本
優勝インタビューでは涙を流しながら



 

「今年はずっと不甲斐ないレースが
 続いて点数も落としている中、
 前と後ろ、ラインのみんなに
 助けられました。」

 


「タツ、泰斗、大樹とみんな
 気合が入ったレースでしたね。
 もちろん自分もでしたが熊本の
 4人で走れて最高に嬉しかった。」

 

 


 
熊本の仲間たちの歓喜の胴上げに
顔をグシャグシャにして喜ぶ中本


「すごいメンバーの中、
 厳しかったけど連日お客さんの
 声援も凄かったし力になりました。
 最高の形で締めくくれました」
 
来年の復興したバンクでの熊本記念は
おそらく前年度の記念優勝者として
斡旋されるであろう中本
今回よりも、もっと多くの声援を受けて
戦って欲しいと思います。


おめでとう!中本!



でもなぁ……あの準決でやらかした
姿を見て、とても決勝で買えるような
デキじゃないと思って……
嘉永を軸にブチ込んだんですが
中本アタマは買ってませんでした。




ええ、情けない九州人です。




決勝振り返り

前受けを狙った東北勢を制して
中本が飛びだしてS取り
前団に熊本勢で、単騎の郡司が続き
後ろ攻めの東北の後ろに山田久。


赤板の手前から松岡辰が誘導との
距離を開けて後方を警戒
新山が上昇するのに合わせて
ダッシュで誘導を切って熊本勢の先行

山田久は郡司の後ろに切り替え
7番手に下げた新山は巻き返しの
タイミングを図るも、松岡辰が
緩めずに吹かし続けて叩けず


嘉永は1センターから踏み込んで
2角の下りを使って番手捲り
バックでは郡司も山田久もなかなか
捲りに行けず、2センター辺りから
郡司が捲るもなかなか前に届かず

ゴール前で嘉永を差した中本が優勝
嘉永が2着に残り、郡司は届かず3着



 

わりと単調で動きや駆け引きのない
レースでしたが、地元勢は4人が
しっかりと役割を果たして一致団結
負傷が心配された嘉永も頑張って
松岡辰も気迫の先行でしたね。


久留米の英雄のあの方は苦言を
呈するかもしれませんが、
まあ、SS相手に格下の地元が
勝とうと思ったらやむなし……
でしょうか。


車券の結果は……
決勝は嘉永と郡司のアタマしか
買ってなかったのでヌケました。
意外にオッズが安かったのと
中本が嘉永を交わすくらいなら
その後ろからさらに交わされると
思ったのが失敗でしたね。


4日目は熊本ビッグウェーブ
1Rで内を突っ込んで穴を出した
東矢兄を始めとして、ヒデノスケは
上吹越に交わされたもののワンツー
瓜生は伊藤颯に乗って快勝
伊藤旭も東矢弟とワンツー

 


11Rの中川せいちゃんは

北津留の献身的な先行のお陰で
相性の悪い古性の中割りを耐えて
なんとか1着でフィニッシュ


そして……ルーキーレースでは
熊本の半田の死に駆けを佐藤壮志が
番手捲りして後続をちぎって1着


12R中6Rが九州勢のアタマで…
選手は全然知りませんでしたが
いかにも「そういうこと」っぽかった
ルーキーレースを佐藤壮志クンの

アタマで、ギリギリマンシュー的中

 


 

その他も負け戦の安いとこを獲ったので
致命傷は避けました。




(勝ってないけど
 ホッとしている養分)


佐藤壮志クン、来年は記念の方で
斡旋されるように精進してください。


開催を通じて……初日の特選の
アクシデントでどうなることかと
思っていましたが
熊本勢の活躍で終了して
売り上げも目標クリア
コンドル爺様もさぞかし
喜んでいることでしょう。


来年は熊本本場に乗り込んで
コンドル爺様の朝礼の訓示みたいな
能書きを聞いてあげようと思います。
(謎の上から目線)


やはり、若い選手たちが多くて
勢いのある地区というのは
見ていて楽しいですね。



このメンバーの中から
来年の熊本記念の覇者が
出ることを願っております。

 

一番下で寝そべってる人は……

遠慮しとけ。


さて……今週末は小田原の
なんちゃってGⅢだそうですが
おそらくスルー

10/19からの弥彦寛仁親王牌は
準決・決勝の日が休みなんで
更新する予定です。


今年は前橋じゃなくて弥彦なんですね。

 

ラストの小倉競輪祭の前の
ラス前の特別競輪、GPの出場を
巡る熾烈な戦いを楽しみましょう。


皆様おつかれ様でした。
またお越しください。