そして……FⅡ富山全プロ記念を
制したのは、古性優作。

先行する新山を3番手から捲った
松浦を追走して4角からの踏み合いを
制して1着、後続の稲川ー東口を
引き連れてライン3人での確定板独占。

表彰式には後ろ向きに自転車に乗って
登場してスタンドの観客の笑いを取り、
やっぱりこの人も関西人なんだな、って
感じで……日頃の競輪競走とは違った
緩い雰囲気でファンサービス
ワッキーとの別線については

「走る前から楽しみしかなかった。
どっちの3番手か苦しい選択を
東口さんにはさせてしまったし、
自分のラインを選んでもらい
喜んでもらえれば。
今回はイレギュラーなレースだし、
また脇本さんの番手になったら
しっかり仕事をしたい。」
と語った後に
「明日(の競技)は脇本さんに
ボロカスにやられると思います。」
と笑いを取り、次走の連覇がかかる
地元・岸和田開催の高松宮杯については
「常に地元でGⅠがあるのは
当たり前だとは思っていないし
今年も獲れるように仕上げたい。」
と、謙虚な連覇宣言。
東西対抗になる高松宮杯でも、今回のように
「近畿の別線」があるかも知れませんが
更に仕上げた脚と捌きを期待したいですね。

おめでとう!古性!
ありがとう!古性!
レースのポイントは
①いつものように
牽制で前受けしたワッキー
②東北の後ろに
決め打ちした松浦、
古性のラインの後ろに
つけた浅井
③新山の先行を
ホーム3番手から
捲りに行った松浦
④そんなにガチじゃない
近畿の別線
まず初手からですが……
号砲と同時に牽制があって
ワッキーは先頭に押し出され
中団に古性、後方に新山で
単騎の二人は松浦が東北の後ろ
浅井は古性ラインの後ろに
それぞれ位置取り。

松浦は新山が先行すると確信があり
ワッキーが突っ張ると苦戦する
位置でしたが、そういう事は無いと
決め打ちしたと思われます。
一方の浅井は、

「新田君、松浦君の後ろにいて
構えられたら、脚を余してしまう。
古性君が早めに仕掛けるイメージも
あったので、あの位置で様子を見る
感じになってしまった。」
確かに松浦の後ろに位置取りすると
古性の捲りが飛んできた時に
新田が外に牽制したら松浦は内に
行けますが、浅井はコースがなく
被る可能性が高いので……この選択も
やむなしですし、近畿には普段から
「今後の連携も考えていきたい」
みたいな発言があり、
新田には昨年のダービーの前検日に
追突落車させた前科があるので…
今回の緩い戦いでは
人間関係的なこともあって無理せずに
なんとなく近畿を固めてました、
みたいな位置取りをしたのかも。
新山の先行は極端なハイペースではなく
新田もけっこう大きく車間を開けて
後方の仕掛けに備えていたところ…
最終ホーム過ぎに踏み込んだ松浦が
奇襲にも思える単騎のカマシ捲り。


「昨日、古性君をアテにする
走りで情けなかったので、
その反省の意味もあった。」
そうですが…古性とワッキーの仕掛けに
備えていた新田は不意を突かれ対応できず
松浦の後ろから古性ライン3人と浅井が
続いてきてしまい、東北両者はここで終了。

捲った松浦と、捉えようとする古性が
4角の出口まで身体をぶつけて踏み合い
後ろの稲川に余裕があるように見えて
「ウラはないのよッ!」
と悲鳴を上げかけるも、心配無用で
2着に稲川で3着は新田に踏み勝った東口
終わってみればライン3車の決着。


古性の勝利者インタビューでは
「松浦君の仕掛けを目掛けて
踏み込んだ感じ。普段は車間を空けて
助走をつけてから仕掛けるけど、
立ち遅れたのでラッキーだった。」
だそうで…松浦の仕掛けが結果的には
新田を潰して古性に優勝をもたらした
ってことなんでしょうね。
しかしまあ、ずっと新田の後ろにいたら
古性が捲ってきて被ってしまうという
リスクがあるので、イチかバチかで
あそこで捲った松浦の判断は多分正解。
ラインがない中でも策をめぐらして
きっちり見せ場を作ったのは、さすがですね。
新田から車券を買った皆様は●したく
なったかも知れませんが……。
車間を開けた8番手のまま終了の
ワッキーのコメントは

「突っ張っても良かったけど、
このレースではないと思った。
GⅠなら違う選択があったかも…。」
だそうで……
選択肢としては
・新山と叩き合い覚悟で突っ張る
・古性と中団争いをする
・新山の逃げを古性よりも先に
カマシで捕らえに行く
みたいなものもあったと思うのですが
こんな安目の賞金の戦いでは
そこまでしなくても…ってことなのか
「ガチな戦い」ではなかったですね。
車券の結果は……
負け戦も好配当が多くて
けっこう狙ったんですが
惜しいヒモ抜けや裏目を連発して
ライフを減らしてしまい
SPR賞は前回のブログ通り
古性の軸で買って獲りましたが
ラインワンツースリーの決着では
買った中ではド安目の配当80倍
初日に古性の捲りにクチが開いて
松浦に割り込まれた稲川がどうも不安で
ヒモを手広く買ってしまったんで
いちおう配分して厚めにはしましたが
初日の負け分を取り戻して
ちょっと浮いたくらいで終了です。

月曜日開催の全プロ競技会の
主な優勝者は、下記の通り。
1km独走: 菊池岳仁(長野)
スプリント: 雨谷一樹(栃木)
ケイリン : 山口拳矢(岐阜)
以上3名は、10月に開催の
弥彦寛仁親王牌の理事長杯にシード

ケンヤはやっぱり「持ってる男」
なんでしょうかね。
チームスプリント:甲信越チーム
(菊池岳仁、中島詩音、末木浩二)
エリミネーション
(優勝・小林泰正、2位・小林潤二)
4Kmチームパシュート
神奈川県チーム(小原太樹・嶋津拓弥
堀内俊介・佐々木龍)
4Km個人パーシュート
近谷涼(富山)
以上のうち、来期A2班の近谷以外は
寛仁親王牌の出場権獲得…のはず
なんと御年50歳の小林潤二さんは
弟子で甥っ子の小林泰正とワンツー
来期はS級に昇級で寛仁親王牌に
出場を決めるお達者ぶり

さて……この次は高松宮杯ですが
今年から6日制に変更になって
しかも初日〜3日目は後半戦が
ガールズのGⅠ開催になるのね。

う〜ん……初日〜4日目までは
平日の開催ですから仕事で忙しく
まともに打てるかはちょっと微妙
ブログ更新も難しいかも……
コロナ禍で売上が拡大してきて
賞金が上がるのは選手にとっては
嬉しいことなんでしょうけど
こうやってGⅠの開催日数を
増やせば良いのかっていうのは
………どうなんでしょうかね。
筆者のような上級養分でも
6日制の特別ははせいぜい
ダービーとオールスターだけで
良かったんじゃない?
って思ってますが………

皆様のご意見はいかがでしょうか。
さて、次の更新は高松宮杯ですが
初日から全部やるかは未定です。
前半は手抜きやサボりになるかもですが
ご容赦ください。
皆様、お疲れさまでした。



