明暗を分けそうなヘアスタイル・平塚ダービー4日目 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

熊本競輪 7/20より再開!



歴代の平塚ダービーの覇者


1986年 滝澤正光(千葉)
1990年 俵 信之(北海道)
2003年 山田裕仁(岐阜)
2007年 有坂直樹(秋田)
2018年 三谷竜生(奈良)



今回で77回目となる日本選手権は
昔々は、今は無き後楽園での開催が目立ち
南関では川崎・千葉が頻繁に開催
近年はG1やGPが多い印象の平塚も
まだ5回だけの開催だったんですね。


初代の優勝は、3日目の中継に
ゲストで登場していた滝沢校長先生。

 

そして2代目は坂本一族の長である

坂本勉さんと北日本の名コンビとして

活躍した鬼軍曹・俵信之さん

 

 


筆者が覚えているのはタイトルを量産
し始めた頃の中部の帝王・山田裕仁が、
小嶋社長を駆けさせて番手から抜け出した
2003年のダービーからですが、



 

大量落車があって自力の捲りを繰り出し
追いすがる小野さん(失格)を抑えて
優勝した2007年の番長・有坂直樹も
波乱だったので記憶にあります。




ナショナルに加入してで超人化を始めた
ワッキーのカマシに乗って優勝した


2018年の地脚怪物・三谷竜生は
記憶に新しいところ



平塚ダービーを制した5人のうち
俵を除く4人は、その前後にグランプリも
制したビッグネーム揃いですが
今回で6人目に名を連ねるのは

果たしてどの選手でしょうか。


4日目のメインは優秀競走

ゴールデンレーサー賞ですが

人気ラインの東北・南関の先頭両者は

髪型を変えたばかり


う〜ん……前にも書きましたが

新山のパーマは似合ってると思いますが

郡司の方はなんか…その…違和感が。

(個人の感想です)

 


そして守澤の髪型にもなんか違和感

前髪を分けてオデコを出したのを

見たのは初めてのような気がします。

一瞬「誰?」って思っちゃいました。

(あくまで、個人の感想です。)

 



なかなかアツい戦いだった
二次予選振り返り

7R
赤板で上昇した小原が
そのまま踏み上げて先行……を
猛烈な勢いで叩きに行く松井
谷口は内に詰まって持ち出せず
南関ペースで決まるかと思いきや


 

脚を溜めていた庸平が一気に捲って
松井の3番手から伸びた岡村が
2着か……と思いきや、庸平の捲りに
チギレたはずのオグリューが
中コースを掻き分けて伸びて2着。



なかなか激しい叩き合いでしたが
特選で新山を叩く気合を見せた
庸平に展開が向きましたね。

 


完全に消えたはずのオグリューは
……しぶといなぁ。


8R
赤板で斬ろうとした雄太を阿部将が叩き
中団が欲しい両者の意向がバッティング
前が踏み合いになったところを
すかさずカマした眞杉が一気に出切り


 

ケンヤは3番手で阿部将に絡まれ踏めず
結局、好スピードで駆けた眞杉が押し切り
神山拓が続いて2着、ケンヤは無理せずに
着拾いに徹した感じで3着


やはり強敵との戦いの経験値が
同世代では段違いなのを見せつけて
眞杉がいいレースをしましたね。
準決でワッキーや新山と当たっても
この強さなら勝負になるかも…?



9R
赤板で上昇した嘉永を突っ張り
先行体勢に入った深谷が
そのままペースを上げて逃走
嘉永は7番手に下げて苦戦

 



中団の近畿勢が仕掛けようとするも
南関3番手の小原太が絶妙な車間切りで
後続の仕掛けをシャットアウトする
ナイスガードを見せて





直線で松坂ー小原で深谷を追込み
南関ライン独占で決着


 

九州ラインが壊滅したのは
2枠あったのに初手で中団も取れず
南関ラインに絶好の突っ張りの隊列を
与えてしまった……だいたい園田のせい

ちぎれるし仕事はしないし
そのくせ前を捨てて突っ込んでくるし




ライン3番手の小原と園田の差が
南関と九州の明暗を分けましたねぇ。



10R
前受けの犬伏を赤板で長島が斬って
関東ー近畿ー東北SSー瀬戸内で
打鐘を迎えるあたりで……


 

唸りを上げて発進する犬伏のカマシに
柏野元首相は瞬時にブッチン
そのままワッキーの奥義・ナメカマシ
みたいな感じで単騎駆けする犬伏を
後続は必死に追うもなかなか差が詰まらず

演説王・新田は内を突いて4番手に入るも
外併走の山本伸がジャマで捲りに行けず


結局、単騎ガマシで押し切った犬伏に
長島ー杉森が追走して2・3着
3着なら準決に行ける新田は必死に
直線追い込むものの、届かずに微差4着


いやぁ……優勝した大垣記念が
似たような感じのレースだったんですが
それにしてもお見事な単騎ガマシでした。

 


マジで怪物化しましたね、犬伏は。



11R
前を取った脇本を赤板で佐藤一が斬り
太田竜は中団に位置して脇本は下げ
ナメカマシ……かと思いきや
微妙に太田竜がジャマして行かせず


 

打鐘を過ぎて成り行き先行みたいな
感じになった佐藤一ー佐々木雄を
ワッキーが捲りに行き、太田竜は
三谷竜の位置に飛びつこうとするも
踏ん張った三谷竜に耐えられて
3番手の志智とイチャイチャ

 




ワッキーは余裕の快勝で
自力にチェンジした感じの三谷竜が2着

 


直線まで競り合う太田竜と志智の横を
涼しい顔で通り抜ける香川先生が
いつも通りの3着拾い

太田竜のあの動き、
「中団にいて前の弱い先行を無視、
 後ろから来るカマシや捲りの
 番手に飛びついて競り落とし」

は……小悪党・坂井洋がF1で多用して

 


輪友の灰人さんから「THE・SAKAI」
と命名されていますが……

「お達者でブロック」や「ナメカマシ」
みたいに、輪友の皆様の日常会話に
使用されるか用語どうかは、まだ承認待ち

タテヨコともにしぶとい三谷竜には
さすがに通用しませんでしたが
クチの開きそうな脚のない番手選手や
ヨコに弱い自力選手が追走だったら
なかなか有効な作戦なのかも。



ガールズコレクション

前受けした石井寛ー久米詩を
奥井がカマして先行


 

バックで小林優が捲り上げるところを
合わせて捲った久米詩が抜け出し
直線で脚が止まった小林優の後ろから
追い込んできた柳原を抑えて1着
初のビッグタイトルを戴冠




ナショナルチームとも厳しい練習を
積んできたそうで……


「この喜びはお世話になった
 色んな人に伝えたいですね。
 このあとのビッグレースが
 どうっていうのは特になくて、
 一戦一戦大事に走るのは
 変わらないと思います。」
 
「まだまだ足りないところは
 いっぱいあるので、走り方とか
 メンタルとか調整の仕方とか
 全部含めて底上げしていきたい。」

なかなか謙虚に振り返る久米詩ですが
昨年は欠場者の繰り上がり出場だった
オールスターのガールズドリームに
この優勝で投票が集まりそうで
今年は正規にベスト7に入れそう

この優勝で今回不出場だった
ナショナル最強の佐藤水菜
元・ツヨカワ女王の児玉碧衣
人気・実力とも先を行く二人に

新しい女王の座を賭けて
挑戦する権利を得た感じですかね。



おめでとう!

久米詩ちゃん!

 

 


そしてありがとう!ベッカム似さん!


多数の感謝のコメントが
寄せられたベッカム似さん

渾身の神予想での的中に
たいへん感謝しております。

 


次回は……新設される高松宮杯の
パールカップでよろしくお願いします。


あ、もちろんダービーの方の予想も
継続して頂ければ、たいへん幸せます。



(防府競輪場風)




本日は負け戦からスタート

高速捲りを繰り出した松岡辰
カマシ先行でライン独占の伊藤颯
九州の若手が活躍するところを
軸で買いながら微妙に外し


3Rでは不調のアフロ山崎と追走の
山田英は来ないと信じてバッサリ切って

一次予選でいいレースをした
髭魔神・中西=椎木尾から流しながら
自信を持って切ったはずの九州両者が
3着争いしてしまい……失望の3万シュー


6Rでは北井と高橋晋のガチの叩き合いなら
伊藤旭かハラケンのひと捲り…のはずが
平和主義者のはずの山ちゃんが北井の
前輪を払って落車させる「浅井払い」を
食らわして…伊藤旭のアタマで流したのに
2着のブッチャー高橋晋が抜けてしまい

18万車券だったそうで………
吐きそうなくらいの連敗続き


 

…………グハッ


テレレレーレーレーレー♪













リンちゃんが叫んでくれたので
7Rは庸平ーオグリューから流して
一番配当の良かった岡村が3着で
ようやく今開催初のマンシュー



10Rは一次予選の動きが良かった長島から
小銭で流したら新田が飛んで2万シュー


11Rは決して買ってはいけないとケンして
12Rでベッカム似さんの神予想のお陰で
3枚だけでしたが的中


なんとかライフ復活しました。
(たぶん……青オーラくらい)





4日目予想

ここの負け戦で下位着を取ると
強制送還で帰される選手が出るので
着拾いサバイバルという観点で
展開予想するのも一興


西の方から天気は下り坂ですが
平塚はまだ晴れる予報
ただし風がかなり強くなりそうなので
風向きに注意


9R
近畿 ⑤古性ー③稲川ー⑥澤田
茨城 ①吉田有ー⑦横山
千葉 ②岩本ー⑨鈴木裕
徳島 ④阿竹ー⑧湊


初手:17/29/536/48


吉田有の逃げイチみたいなメンバーで
番手は同じ十文字ファミリーの
練習仲間・横山が固めますが
ヨコ最強の古性の捌きと捲りに
敵うラインは無さそう

もう一つ上のレベルの戦いだと
脚が足りない気がするイナショーも
ここなら古性の捲りに追走可能


不安があるとしたら
古性の事故点が6.0あることで
2月と3月に失格しているので
ここでまたやらかすと長期斡旋停止

既にただ一人GPを決めている古性ですが
「事故点を追加されると8月の
 オールスターに出られなくなる」

っていう理由で4月の斡旋を欠場
この後も地元・岸和田の高松宮杯までは
全プロ記念しか出場しない予定

まあしかし、この程度のメンバーだったら
自在から追込みに変わったばかりの横山の
牽制なんて軽く弾き返しそうで
岩本も阿竹も古性とは位置取りで争わない
普通に近畿両者でしょうね。


イナショーに気を使った仕掛けで
差すところも買っておきましょう。
澤田の位置を狙いそうな徳島両者と
駆ける茨城ラインの両者をヒモに

3連単 5=3ー1478

ここは安くてもやむなし


10R
中国 ⑤町田ー⑦松浦ー①岩津
関東 ⑨坂井ー②諸橋
東北 ④一成ー③和田圭
中部 ⑧橋本ー⑥柴崎


初手:571/92/43/86

負傷明けで調子が微妙な松浦には
前に町田、後ろに岩津を用意して
手厚いケアをする番組屋

町田も岩津も一走目は1着なので
ライン全員が3着でも準決に行ける
心理的にも楽な感じの中国ライン

しかしながら……そこに果敢に
挑む、悪魔の一手は関東両者の奇襲



「こ……この番組は……番手を盗む
『THE SAKAI』が出る並びッ!」


上記の初手だと、町田は突っ張り先行では
橋本優や一成を相手にして脚を使うと
最後に仕掛ける坂井に捲られてしまう
リスクがあるので、斬られたら
いったん引いてカマシ先行

坂井は東北か中部のどちらかのラインを
前に出して車間を切って後ろをチラ見
町田のラインがカマしていく時に
合わせてダッシュして番手飛び付き

好調なら技術を尽くして捌く松浦も
武雄の落車からは思うように調整できず
状態不安のままでの出走、奇襲を喰らえば
そのままブッチンの可能性もあり

あとは、坂井にその気があるかどうかで
初日にも深谷の番手の郡司に飛びつく
チャンスがありながら自重したので
ここでTHE SAKAIが出せるか…?



普通に中国ラインの独占だと激安なので
やって下さい、見た目は貴公子の小悪党。

飛び付き成功でも町田は駆けて粘りそうで
混戦で突っ込んでくる和田圭もヒモに
あとはサラ脚で後方から捲る中部両者も

3連単 9ー235ー234568

松浦が抵抗してグチャグチャになったら
後方から捲ってくる中部両者に
やはり混戦でも内を突いて伸びる和田圭

3連単 68ー368ー234568

点数多いけど、オッズは松浦に被るはず
すんなり中国ラインが出切ったら諦めて
小銭でデカいところを狙いましょう。




11R ゴールデンレーサー賞

東北 ⑦新山ー⑤守澤ー③慎太郎
南関 ①郡司ー⑧和田健
西混 ④清水ー②荒井
茨城 ⑥吉田拓ー⑨吉澤


初手:18/753/42/69

絶好調なのは新山で、後ろを固める
守澤ー慎太郎も特選の動きは上々
本線は東北の3人で人気集中



オデコを出す男


「特選は響平がワッキーレベルに強かった。
 生まれ変わったら響平みたいになりたい。
 それぐらいカッコいい。」
 
 
わしら
「せやな」


東北が前を取ると突っ張りがあるんで
郡司がS取りに動くか、清水が前受け
吉田拓は新山を抑えたり多少のフェイクを
入れつつ上昇でしょうが、叩き合って
消耗すると準決にも影響しそうで
そんなに無理せず取れた位置から一撃狙い

地元のSSとして受けて立つ郡司は
既に勝ち上がりを決めている深谷を
準決では用意してもらえるでしょうから
ここはすんなり東北に駆けさせない
早目の捲りやカマシで脚を使っても抵抗


武雄記念で新山の好調ぶりを
目の前で見てきた筆者としては
東北ライン独占の可能性が濃厚だと
思いますが……しょせんは優秀の花相撲
地元の郡司がガチで抵抗したときに限り
展開が向くと見て、清水を軸に


相手は荒井、落車の影響は少ない吉田拓に
吉澤の茨城両者で

3連単 4=269ー23569

カネドブ臭いなぁ…普通に東北で
守澤=新山、慎太郎にするかなぁ……。




欠場の平原に続いて、新田も敗退
関東と東北は大将が不在の準決ですが
眞杉と新山がラインを引っ張り
新しい風景を見せてくれそうですね。


筆者はなんとかライフ回復しましたが
ベッカム似さんの予想にノッた皆様も
後半を戦うタマの補充ができたはず

皆様のご健闘をお祈りします。