お兄ちゃんの引退会見より抜粋
「今日の自分より明日の自分
今の自分に満足しない
常に向上心を持ってやってこれられた。
心身ともに完全燃焼できた。
自分の歩んできた道のりに
後悔はありません。」
弟・博幸のメッセージより
「兄弟での師弟関係は、時として感情が
入りすぎることもありましたが、
普通の師匠と弟子、普通の先輩と後輩、
普通の兄弟とも違う、自分達兄弟でしか
成り立たない関係があったからこそ、
今の自分があると思います。
心から感謝しています。」
盟友として戦ってきた市田
兄のように慕っていたヤマコウから
ねぎらいの言葉と花束があり
涙する場面もありましたが
やりきった満面の笑顔もあり
清々しさを感じる会見でした。
初日の記事でもお伝えしましたが
お疲れ様でした、お兄ちゃん。
私の競輪人生の中で、間違いなく
記憶に残るスーパースターでした。
今後は「家族孝行をしたい」そうで
ゆっくり旅行にでも行くんでしょうか……
何らかの形で競輪界には関わって
欲しいですね。
そして、魂の引退に
背中を押されるように京都勢が活躍
「義弘さんは私にとって
父のような大きな存在で
いつも的確なアドバイスを
いただいていました。」
と語るガールズの坂口楓華は
大垣のミッドナイトで優勝
一番ハチマキを巻いて涙を流し
苦楽を共にしてきた稲垣は
「義弘さんは僕にとって
かけがえのない存在で
今の僕があるのは
義弘さんのおかげです。」
引退発表直後の奈良のF1で優勝
そして博幸は、熊本記念in久留米で
乾坤一擲の直線強襲でゴール前に迫り
優勝した郡司に微差の2着
これからも各地で近畿勢の
そしてお兄ちゃんの引退によって
何かを感じて背中を押された皆様の
奮起があるのでしょうか。
さて……………熊本記念in久留米は
深谷の先行に乗った郡司が
ゴール前での博幸の強襲を抑えて
今年3回目の記念優勝。
4車並んだ東北勢を叩いて
果敢に駆けた深谷のカカリがよく
捲った松浦も万全の態勢で迎え撃った
郡司の牽制に出切れず撃沈
まあ、勝った郡司は強かったですが
深谷との関係性を考えると微妙な感じ
一回くらい記念決勝で前回りして駆けて
獲らせてやってもいいと思うんですが…
深谷ももうちょっと勝ちに貪欲になって
戦ってほしいと思うんですが……ねぇ。
まあしかし、共同通信社杯からの連覇で
平塚グランプリ出場はほぼ確定
おめでとう!郡司!
単騎で戦った松岡辰は、初手で郡司の
後ろにいたのでちょっと期待しましたが
松浦ー村上博の後ろに切り替えてしまい
最終ホームを9番手で通過して
何の存在感もなく終了
コメントでは「レベルの違いを感じました」
だそうですが……熊本の若手たちは
二次予選、準決勝とSS+深谷との
力の差を感じた開催だったんでしょう。
でも…………
肝心なのは、「だからどうする」
だと思いますんで、来年の熊本記念では
今年とは違った姿を見せてくれることを
期待しています。
車券の結果は……博幸の絡みも
けっこう買ったんですが、不的中。
ええ、筆者も「だからどうする」を
考えたいと思います。
そして………ルーキーシリーズで勝った
室井健一さんの息子、蓮太郎くんは
なかなかのイケメンですね。
若手自力多数の徳島に
また新顔が加わったってことですか。
さて、このあとは松阪記念
怪我から復帰の慎太郎・清水・吉田拓の
SS3人を地元のレフト先輩が
迎え撃つ開催
「勘違い野郎」は「馬鹿野郎」という
相変わらず煽り全開な中二病のタイトルで
コラムを綴るレフト先輩の戦いを
生温かい目で見つめましょう。
そしてその後は松山GⅢを挟んで
今年ラス2の特別開催、前橋寛仁親王牌
高速すぎるバンクで落車注意報
そして初日のメイン・理事長杯は
昨年のグランプリの再戦ですか。
正直言ってあまり車券相性が良くない
バンクなんですが…そんなときに限って
しっかり土日に休みが取れそうなんで
いつものサテライトで準決・決勝は
終日打つ予定です。
皆様お疲れさまでした。
次回のブログ更新は寛仁親王牌の
初日の予定です。