魂のスーパースターの引退のあとは
プロレス界のレジェンド
燃える闘魂・アントニオ猪木さんの
逝去ですか。
世代的に現役時代の全盛期の試合は
あまり見たことがないのですが
引退試合の時の「道」のポエムは
心に残るものがありました。
そしていつ、どんなタイミングでも
唱えるだけで前向きになる魔法の言葉
「元気ですか〜!」からの
「1・2・3、ダー!」は
筆者も若い頃の飲み会の締めに
何度も使ったことがありますね。
競輪とはあんまり関係ない書き出しで
申し訳ございませんが……………
ご冥福をお祈りします。
さて、熊本記念in久留米は
オープニングを先行で制した
ヒデノスケをはじめとして
地元の若手たちがまずまずの活躍
格下と見られていた宮崎や兼本も
気迫を感じる走りでアピール
若手の活躍に刺激されたか
松岡貴久は競りをしのいで2着
島田ブーもお腹を揺らして2着
熊本勢は全員が勝ち上がりを決めて
コンドル爺様もご満悦
そして久留米名物
わけのわからない超大穴車券も飛び出し
迎えた特選12レース
松岡辰は深谷を出させずに
果敢に先行するも、流しすぎたのか
それとも逃げたらあんなもんなのか
ホームであまりペースが上がらず
4番手にいた松浦が押し込み強盗
油断していた北津留をインからしゃくり
瞬殺して番手を奪うも……………
隊列が短くなって深谷の捲り頃
スピードの違いでモコモコと
番手捲りを放つ松浦を捕らえ
そのまま二人でぶっちぎって
郡司がゴール前で差し切ってワンツー
特選で地元に競りかけるのは
いかがなものか、とのご意見もありますが
明らかに松岡辰はメイチじゃない流し気味
中本も油断してインがガラ空き
松浦も村上弟に任されてますから
性格上、何もしないで追走流れ込みは
しないでしょうからねぇ……………
松浦がシビア、というよりは
お兄ちゃんの引退を知らなかったらしい
北津留を含め、九州勢が情弱で甘かった
という結論で締めたいと思います。
郡司はあの深谷のバック捲りを
最後は余裕で差した感じでしたし
脚は仕上がってますねぇ。
車券の結果は……………
あとはお察しください。
二次予選予想
後半3つのレースは、SSを含む
格上の本線に九州の若手が挑むって
構図なので、なかなか楽しみ
6R
松岡辰ー島田ブーが竹内ー博幸に
挑むって感じの戦いなんですが
さすがにブーさんには家賃が高そう
竹内が逃げて松岡が捲りきっても
ブッチンするか博幸に一発食らって
しまいそうですねぇ……………。
7R
ヒデノスケ=瓜生が人気しそうですが
小松崎はナメてはかかれない存在
藤井を逃して中団から捲り……みたいな
甘いことをヒデノスケが考えてると
中団で小松崎の巨体に捌かれてしまったり
一気にカマされて終了ってこともあるので
一次予選のように、早めでも主導権を取る
競走を期待したいですね。
ヒデノスケには準決まで進んでもらって
和歌山記念で連携失敗した因縁の松浦と
戦って欲しいと思ってます。(暗黒微笑)
8R
東混 ⑧小原丈ー④佐藤壮ー⑥矢島
九州 ①北津留ー⑨松岡貴
岡山 ⑦取鳥ー③柏野
近畿 ⑤石塚ー②渡辺十
普通に北津留が強いんですが
番手の貴久は同期の仲良し
失格点もあって今期は厳しい貴久を
ちぎること無く準決に連れて行く……
というのが頭をよぎると波乱も少々
取鳥が前をとって
73/52/19/846
みたいな隊列から小原が斬って
北津留が上がっていくところに
石塚や小原が注文をつけて併走したり
嫌がらせでウリウリして下げさせると
久留米バンクが得意な取鳥が
高速カマシでズドンと発進
踏み出しでちぎれることがなければ
柏野元首相が、焼き鳥屋での思い出を
語りつつ恵まれて軸
相手は取鳥、インを突く佐藤壮に
何も考えずに貴久をぶっちぎってしまい
検車場に戻ってから、連携してたことを
ふと思い出すのかも知れない北津留
3連単 3=147ー124578
あるんでしょうかねぇ…………。
9R
兼本と宮崎では、ちょっと厳しいメンバー
深谷は前取ってイン斬り合戦を見つつ
中釜の先行をひと捲りで終了
川村も近況の動きでは番手捲りを打っても
飲み込まれて終了でしょうねぇ……。
熊本の二人が何かしようと思えば
ヨコの弱い佐々木雄に押し込み強盗
あたりの撹乱も考えられるのですが
番手を盗ってもちぎられそうで
ちょっと悪魔の一手が思いつけません。
10R
九州 ⑦嘉永ー①中本ー④山口貴
東混 ⑨末木ー②守澤
中近 ⑤稲毛ー③山口泰
南関 ⑧小埜ー⑥勝瀬
鎖骨骨折明けの嘉永ですが
初日はまずまずの動きで捲りを放ち
直線も踏み直して快勝
別線は自力がほぼなくなった小埜に
煮えきらない男・稲毛ですから
主導権は取れそうな感じのメンバー
ここは練習仲間の中本の仕事を期待で
前々に踏んで先行勝負……でしょうか。
ただ………守澤に任された末木も
初日の動きは上々で、南関に前を斬らせて
嘉永を抑えてカマシ気味に先行すれば
守澤のデンジャーブロックもあり
2車でもチャンス十分
嘉永にはここで負けてほしくない
でも守澤にはどっからでも
突っ込んでくる脚がある
どっちを取るかですが…………どっちも。
ただ末木は嘉永相手にガチ勝負なら
良くて両者リングアウトと見て
道中は戦わずに最後に追い込んでくる
稲毛ー山口泰を2〜3着
3連単 2ー7=1356
7ー2=1356
ド安めが含まれていますが
ご容赦を。
11R
中国 ⑨松浦ー②池田良ー⑥櫻井
九州 ①上田ー⑤大野
東混 ⑦小畑ー④佐伯
岐阜 ③松岡篤ー⑧原
う〜ん……………ガルベス上田は
けっこう厳しい組に入っちゃいましたね。
昨年の熊本記念では大苦戦した松浦
二次予選では新納に敗れ大穴提供
準決と決勝では嘉永と瓜生に完敗
決勝はゴール前で落車してしまい
ボロボロだったんですが
今年は近況を見る限り体調が良さそうで
昨年の今頃とは雲泥の差
このメンバーならホームカマシで
逃げちゃってライン独占まで狙えそう
ガルベスよ、なんとか爪痕を残して
欠場の荒井さんも満足する戦いを見せてくれ。
車券は松浦ー池田良で3着探しに
なりそうなんで、安くて買えませんが。
12R
東混 ⑦郡司ー①永澤ー④平原啓
九州 ⑤伊藤颯ー②阿部将
瀬戸 ③山根ー⑨久米良
中部 ⑧伊藤稔ー⑥岩本
名古屋共同通信社杯では完全優勝
初日は深谷の高速捲りを楽々差し切り
脚力だけで言えば現在の競輪界では
ワッキーの次くらいに位置してそうな
郡司でもう仕方ない感じですが…………
死角があるとしたら
センスのない位置取りをしそうなこと
そして番手の永澤はダッシュがないので
踏み出しでブッチンがあるかも、程度
果たして伊藤颯と阿部将にチャンスは……?
初手は郡司が前をとって
714/25/39/86あたり
意外に器用なところがある伊藤颯が
赤板あたりの伊藤稔と山根の上昇のときに
上手く捌いて山根を駆けさせて
3番手に入ってしまえばワンチャン
郡司が力づくでカマシ先行とか
バック捲りで飲み込んでしまったら
もう仕方ないですが、多少もつれれば
阿部将がなんとか2〜3着はありそう
アタマは力で郡司、前々にいる久米で
3連単 79ー2=13459
二次予選の後半戦で組まれた
九州の若手自力vs格上の本線
正直言って厳しい戦力差だと思いますが
臆すること無く、爪痕を残す以上の
気迫と結果を期待したいと思います。
そして筆者も
こんな気持でいきましょう。
どっかで3連単1・2・3・ダーの
猪木車券も買ってみましょうか…ねぇ。
皆様のご健闘をお祈りします。