超人はさらなる高みを目指すか・西武園オールスターの結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

武雄全プロ記念、参戦予定です。


更新とコメント返しが遅れてスイマセン。
いろいろとトラブルがございまして
ちょっと多忙になってしまい……




西武園オールスターの覇者は
最強超人・脇本雄太。
他を圧倒するスピードを見せ続け
ダービーに続く今年二冠目の特別Vを
5連勝の完全優勝で飾りました。




ただ……SNSが荒れた原因となった
前を任せた寺崎の番手を松浦に取られ
そのままラインの競走を放棄して
最後方に下げてからの捲りの勝利に
本人も納得いかなかった様子で



「優勝できて嬉しいのと、
 寺崎君に申し訳ない事を
 したという気持ちですね。
 GⅠの決勝で番手戦なのと、
 自分から人気でプレッシャーだった。
 GⅠで人の後ろを回る機会は
 そうそうないけど、いい経験になった。
 今後の課題ですね。」
 
 
 
本人が「技量不足、経験不足」と語る
番手戦でしたが、松浦に捌かれた後は
「下げてからは優勝のために
 気持ちを切り替え、ゴールしてからは
 自分が1着で駆け抜けたか
 確信するまで半周かかった。」
 
7番手に下げて必死で捲り
寺崎の後位から番手捲りを打った
松浦をゴール手前で捉える
信じられない逆転劇。



この勝ち方も凄かったですが…
ただ、ファンが見たかったのは
寺崎の番手を守って古性とワンツーを
決めて、絆ある優勝だったんでしょうね。


思えば…12年前の前橋寛仁親王牌
特別初出場で決勝に進出し
村上兄ー市田を背にして果敢に駆けた
脇本は、同県の先輩である市田の
特別制覇に貢献、番手捲りされ最後尾で
力尽きながらゴールした脇本を
優勝した市田と2着の村上兄が称える姿は、
筆者の競輪観戦歴の中でも記憶に残る
「ラインの絆」を感じる光景でした。



この光景の後にも、近畿ラインの先頭として

数多くの貢献をした後に今の地位を築いた

ワッキーが、今度はラインの中心として
果敢に駆けた後輩を称える姿を
見せてほしいものです。


すでに競輪界の歴代の選手たちの中でも
最強なのではないかと思うワッキーですが
現在すでに33歳、おそらく今の豪脚を
維持できるのも、よくてあと数年でしょう。




他を圧倒する先行・捲りで時代を築いた
吉岡稔真は、番手の技術を身につけられず
怪我に泣かされ脚力が衰えを見せた

30代半ばに引退



その一方で、30代半ばから戦法を変え
番手の技術を身に着けてラインの中心で戦い
40歳代に番手からダービーとグランプリを
制覇した、魂の男・村上兄


すでに自力で頂点を極めたワッキーでも
楽ではない道程だとは思いますが
尊敬する村上兄のように、番手の戦いで
ラインを守って優勝する姿を見たいですね。


ともあれ、完全優勝は立派でした。
昨年は欠場、一昨年は初日に落車して
生で見ることができなかった最強超人を
小倉競輪祭で現地観戦するのが楽しみです。



おめでとう!ワッキー!




………まあ、親友のせいちゃんみたいに
安全第一、競られたら下げて番手放棄
落車や失格を避けて運が良けりゃ
豪脚炸裂で優勝っていう生き方も


それはそれでアリかもしれませんが…






レースのポイントは簡単に

①前を取った古性
②番手奪取成功の松浦に
 連動した守澤
③ちょっとだけ早かった
 松浦の番手捲り

 

まず……号砲なって古性がS取り
東北勢は後方からになって
単騎の二人は近畿の後ろに。


東北が取るのに期待したんですが
それでもワッキーの外で併走に持ち込んで
フタをすればなんとかなる感じだと
思っておりました。

青板のバック手前から新山が上昇して
寺崎も誘導との距離を斬って、
赤板と同時に両者がダッシュ
ここは寺崎が内で譲りませんが

打鐘前に隊列がバラけるところ
近畿ラインの一瞬のスキを突いた
松浦が、古性とワッキーをすくって
内に入りワッキーから番手を奪取
そして内にいたワッキーが止まるところ
外から守澤が一発食わして下げさせ
中団に東北ラインがはまり込み
ワッキーは7番手。

 



この松浦と守澤の連動した動きは
非常にうまくいったのですが
あまりにうまく行き過ぎたために
ワッキーがすんなり7番手まで下げて
巻き返すチャンスができましたね。

ワッキーが意地を張って下げずに
内にいたら、東北ラインの
小松崎ー守澤ー成田の
ヨコの強い3人が抑え込み続けて
仕掛けるチャンスを潰すことが
できたかも知れませんが………


そして………松浦は見事に単騎で
戦いましたが、吉澤よ…………
なんでワッキーー古性の後ろ
最終ホーム9番手にいたの?

 


この吉澤の一車も結果としては
大きかったかもしれませんね。



寺崎ー松浦ー新山ー東北ラインで
最終バックに入り、松浦が番手捲り
松浦=新山ー守澤・小松崎の
20万はつく車券を購入していた筆者は
「そのまま!そのまま!」
心のなかで叫びましたが
外から飛んでくるワッキーの豪脚
そして内コースを突く守澤の鋭脚

 



 

赤板→打鐘で脚を使った新山と
その新山をいれてやった小松崎は
すでに脚の貯金がなくなって
番手捲りの松浦をゴール前で
ワッキーが捉え、3着に守澤。


松浦は………単騎でもレースを作り
持てる技術を尽くして戦った姿は
称賛に値するものでしたが
番手捲りに行く判断がちょっとだけ
早かったかも知れません。

タレかけた寺崎に当たってしまい
ちょっとだけ勢いが落ちたのと
後ろの新山はもう捲る脚がなかったのと
内を突く技術はないので被る心配はなく
もう少しだけ引き付けていれば………

それでも、捲ってくるのがワッキーで
なければ会心の優勝だったでしょうし
素晴らしい闘志と技術でした。
悔しかったでしょうねぇ。



守澤は……ワッキーへの道中の嫌がらせ
そして最後まで諦めずに伸びてきた脚
勝ってもおかしくない展開でしたが
また今回も善戦止まり


ただ、オールスターの3着賞金で
賞金ランクがジャンプアップ
平原や清水を抜いて、ほぼ安全圏内
準決勝で見せたエグいくらいの追込みが
あれば、悲願のタイトルのチャンスも
まだあるのでは…………と思います。



車券の結果は
前回ブログ通り、守澤と新山の軸で
購入していたので、最終ホームから
バックで松浦が番手捲りを打った
あたりまでは夢を見ましたが

 

 



ワッキーの豪脚で現実に戻されました。




最終日は負け戦もイマイチで
決勝も外し、二次予選と準決で
浮いていたライフが激減。
それでもトータルはちょい浮きで
終了することができましたが……

 

けっこうな虚しさもあり

 




やっぱり決勝を当てないと
満足して終われませんね。


開催全体の感想ですが
やっぱり選手の技量不足の落車が
目立つ開催でしたね。
勝負を賭けて突っ込むことが
あるのは仕方ないのですが

最終日の負け戦で開いてないところに
ムリに突っ込んで落車した郡司や

ルールを理解していないかのような
ムダな押圧をし続けたケンヤ
「アタケヘッド」「弟子殺し」という
トレンドを産んでしまった阿竹
トップクラスが集まる開催なんで
ヨコの技術ももっと磨いて欲しいですね。


荒井さんは………

力尽きたところをハネられた

被害者の吉田拓は可哀想でしたが

まあ準決なんで
ぎりぎり仕方なかったかな……。


このあとの前橋寛仁親王牌、小倉競輪祭は
いずれも屋内の高速バンクなので
スピードが上がりすぎての落車が
大惨事に繋がってしまうことも
十分にあるので、危険を承知で飛び込む
だけではなく、踏みとどまる勇気も
持ってほしいですね。


さて、次のビッグレースは
9月の名古屋共同通信社杯
おなじみの自動番組で、初日・2日目は
カオスな本日限定ラインができてしまう
けっこう面白い開催

地元代表は………説教ゴリラ吉田敏洋ですか。


121期の中野慎詞クンが早くも参戦
3連休なのでガッツリ打てそうで
楽しみに待ちたいと思います。


それまでは…富山・小田原・岐阜・青森と
記念が開催されますが、休日が決勝なら
更新するかも…です。

(信頼度=緑保留)

 

 

皆様、おつかれさまでした。

また次の更新にお越しください。