「チキンの卓仁」の悲願・久留米記念決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

武雄全プロ記念、参戦予定です。




久留米記念は準決勝を終えて
SSの慎太郎は5着に敗れ
今年の記念開催で初めて
SS不在の決勝戦を迎えます。
(なんちゃってGⅢを除く開設記念)

細切れ戦で単騎に実力者が集まり
正直言って誰から買えばいいのか
カオスな状態の決勝になりそうですが
地元から唯一決勝に残ったのは
「チキンの卓仁」こと吉本卓仁。




これまで地元記念には何度も参加
2018年には当時売り出し中のルーキー
アフロ山崎の番手を井上昌己に譲ってもらい
優勝まであと一歩と迫りながら
キープレフト浅井に敗れて2着。


練習熱心でマジメ、
でもたいへん気弱な性格のためか
肝心な時に思い切った勝負ができず
仕掛けどころを失って後方凡走や
番手発進をためらって別線に飲み込まれ
スタンドの地元ファンを落胆させること多数


筆者が久留米記念に参戦していた頃は
レース前の顔見世の周回のときに
「たくじ~ぃ、いつになったら
 地元で記念獲れるんや~!」

勝ち上がりで惨敗すると
「たくじぃ~、また来年やなぁ~!」
とヤジるのがルーティンになってましたが
果たして心優しい寡黙な男、吉本が
同期の山田英の仕掛けに乗って
地元で男を見せることができるでしょうか。



けっこう難しかった準決振り返り

10R
前を強引に斬った森田が
そのまま逃げるのか……と思いきや
ハイスピードで叩いたスマイル取鳥が
先頭に立って森田は引いて3番手


 

叩き合いを期待した山田英は騙されて
6番手まで下げてしまい



 

森田の三番手捲りは桑原がシャットアウトし
そのまま取鳥とゴール前勝負で
微差差し込んでワンツー。
山田英は自分だけ届く捲り追い込みで3着。


高松宮杯では阿竹の早すぎる番手捲りで
沈められてしまったり、いいトコがなかった
取鳥ですが……中4日の間に
仙豆でも食べたのでしょうか。



11R
赤板で前を斬った佐々木豪をさらに吉田拓が
脚を使って斬りに行き、順番が来た嘉永が
ドーンと鐘先行。



 

油断なく4番手をキープした吉田拓は
飛びやすい3角手前の山登りでの捲りを避け
2センターから踏み込み、吉本も番手発進
53歳の紫原さんにまさかの地元記念決勝が
転がり込んでくるのかと思いきや、
番手捲りの吉本がそのまま押し切って1着
外を伸びた鼻ペチャと香川先生が伸びて
2・3着。


吉田拓はケツが他人の佐々木雄なんで
無理に捲らず追い込みに構えで着拾い
そして香川先生は……佐々木豪の飛ぶ
タイミングを冷静に見定めて、
イエロー付近の一番伸びるコースを
一気に踏み込んで伸びるさすがの動き

前日に清水を沈めた稲毛は、一晩寝たら
いつもの煮え切らない男に逆戻りして
煮え切らないまま最後尾でゴールイン。


12R
もうちょっと出渋るかと思いきや
意外にも気魄の先行を見せる寺崎
強引に叩こうとした真杉は浮かされ
仕掛けることができないままジエンド
4番手に入ったノダゲンもハイペースに
アップアップしながら追走で動けず




そして岩本は出遅れて8番手
久留米ではもはや絶望の位置のはず
だったんですが……2日連続で
物凄い勢いの高速捲り


結局、直線でタレ始めた寺崎を捨てて
自力気味に踏んだ稲川が、後位にいた
眉剃り門田と捲ってきた岩本を抑えて
寺崎スマンと呟きつつアタマ




門田と岩本が2着同着となり
慎太郎はかつての新田とのラインを
彷彿とさせるバック9番手から
高速捲りにちぎれつつ5着入線


真杉と寺崎の間に、そんなに力差は
ないのかと思っていたんですが、
やっぱり寺崎の方がだいぶ強かったですね。


車券の結果は……
10Rは狙った坂本健も川口公も
何の見せ場もなく終了し
11Rでは嘉永の死に駆けを読めず
香川先生は頑張ったが3着が精一杯
12Rはアホくさくなったので
買わずにスルー


地元だからって、ついつい余計な
散財をしてしまったのを反省。

 





さて決勝……なんですが、3Rに
チャレンジのレインボーがあるんですね。
117期が中心になるようですが
「今まで特進できなかった奴らの中で
 一番強いのを決めよう」
みたいなレースなんで興味ナシ
しかし3Rってのは扱い悪いですねぇ。
せめてお昼過ぎくらいの時間帯に
してやればいいのに……。



決勝予想


九州 ①山田英-⑥吉本
中国 ⑨取鳥-④桑原
四国 ⑧門田-⑤香川先生
単騎 ②岩本、③稲川、⑦吉田拓



単騎3名が人気上位の組合せになる
なんとも予想しづらい一戦

初手はS取りの早い桑原が行って
94/3/16/2/85/7
あたりからスタート、
そこから門田が斬って山田英が斬って
取鳥のカマシ先行……の流れとなりそう
山田英も門田も逃げたがらず位置取りを
狙いそうなんで、意外とスイスイと
取鳥が逃げられそうですが……


山田英も同期とは言え吉本とそんなに
仲良くなさそうですし死に駆けまでは微妙
そして門田は四国一シビアで若手にうるさい
香川先生を付けていますが、取鳥と叩き合って
までの主導権は無いでしょう。



案外と楽に逃げられそうな取鳥-桑原と
単騎勢のマルチ車券にしましょう。

3連単 249ボックス、349ボックス
     479ボックス


そしてどんな展開でも3着くらいには
突っ込んできそうな香川先生の2~3着
アタマは岩本吉田拓固定で


3連単 27-5=234789



ええ、地元民としては卓仁が涙の優勝
田中誠やノダゲンや紫原、加倉から
胴上げされて号泣しつつインタビュー
中野さんがご満悦……みたいなことが
あったらいいなとは思いますが
吉本の先導役が筆者とは因縁深く
買ってはいけないと経典に記載されている
「持って無い男」なので……宗教上の理由で
九州ワンツー車券は買いません。


平原が欠場、清水が早退、慎太郎が敗退で
あまり盛り上がらない開催のようですが
果たして最終日に何かドラマがあるでしょうか。



皆様のご健闘をお祈りします。