(ほぼ雑記)スマイルコウタのトップ当選・久留米記念準決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。


ここにお越しになる皆様はすでに
ご存知かと思いますが………
いわき平オールスターのファン投票が発表され
けっこう微差の投票結果の末、
得票トップだったのは平原康多。




2017年に続く2回目のファン投票1位で、
競走での強さもさることながら、
インタビューではいつもニコニコスマイル
関東の後輩達からも慕われて
業界関係者からも人格的に認められる存在
悪口や陰口を言われることは皆無で
ここ数年は常にファン投票でも上位に位置する
平原ですが……


毎年のように記念を量産し、特別競輪でも
決勝の常連、グランプリに連続出場しながら
特別競輪でタイトルを獲ったのは
前回のファン投票1位だった2017年の
取手全日本選抜が最後。


長年の相棒だった武田が急激に衰え
神山はお気楽なレジェンドになり
頼れるご意見番だった後閑が引退
〇塚は諸事情により行方不明……と
関東ラインは急激に薄くなり
ナショナルの超人・脇本と新田
そして最強タッグの松浦清水に
特別競輪では苦杯を喫するこの数年

関東のエースとして孤軍奮闘が続き
自力でやれば勝てる競走でも
頼りにならない後輩たちに前を任せ
将来のための指導を続けたり
並びで揉める諸橋や木暮といった
マーカー達の間に入って調整役になり
調子が上がってきたと思ったら
落車に見舞われてしまったり
エースなのにご意見番や調整役や指導者と
色々と気苦労の絶えないなかで奮闘しつつも
決して笑顔を絶やさないスマイルコウタ


そんなところが判官贔屓のファンの支持を
集める要因だったのかもしれません。


黒沢・森田・真杉といった関東の若手も台頭し
いつも前を任すとテンパってた吉田拓も
少しづつ成長を見せはじめ
そして何より、後輩で練習仲間の宿口が
高松宮杯で一発ツモをして特別制覇



鼻ペチャ
「平原さんが戻ってくるまで
 不安にならないような競走を。」



宿口
「静岡グランプリ、待ってますんで
 早く決めちゃってくださいね!」


そんな刺激を受けて、もう一度特別の舞台で
輝くときがくるのでしょうか。
いわき平での復活が待たれます。


しかしながら……筆者は今回の投票では
松浦が1位だと思ってたんですがねぇ。
昨年1年間、競輪界を引っ張ってきた
存在だったのは間違いないですし
ダービーを制覇した時に


「これでオールスターファン投票の
 1位の座も獲れると思います。」

との宣言もあり、本人もその気で

いたと思うんですがねぇ……。

本人のツイッターでも
ファンに投票の感謝を述べつつも
「(首位の平原と)299票差なので
 これもちょっと悔しい気持ちも
 ありますが。」

だそうで、オリンピックが終わった夏以降は
過去にファン投票1位を獲得している
ナショナルの超人と演説王が戻ってきて
特別戦線を蹂躙する可能性が高いだけに
今年は1位を獲りたかったでしょうねぇ。







そして、毎年恒例の「期待の新人枠」で
オリオン賞に選出されたのは寺崎浩平クン。


ただなぁ……寺崎の競走を見ていると
並の新人よりは強いのは認めるんだけど

ビジュアルに華があるわけでもなく
競走でもハートを感じることがないんで
よほどインパクトのある走りを見せたり
記念を獲ったり特別で優出しないと
来年は同じ地位にいられないかも。



ここ数年は近藤龍・渡辺雄・吉田拓・
新山・太田竜あたりがこの期待の新人枠で
オリオンに乗りながら、結局ドリームまで
進めずに消えてしまったので
来年は町田太我クンあたりがこの枠で
寺崎クンはいない気がしますが………
奮闘を期待しましょう。





 

ケンヤ
「来年は僕もオリオンかな。」

浅井
「オマエと絡んだせいで
 ドリームから落ちたよ!」

 

ケンヤ

「じゃあ来年は浅井さんが

 オリオンにいたら 

 連携できそうですね。」


平成23年に岐阜オールスターを制覇
それから約10年に渡ってドリームに
乗ってきた浅井は、ここ2年のヒールぶりで
ファンからの支持が減ったのか

それとも拳矢とのコラボが

失敗したからか………オリオンへ。


そして和田健はGP覇者なのに
ドリームに乗れなかったんですね。
今年は落車ばかりで低迷してるので
仕方ないところもあるでしょうけど
本人はショックを受けてそう。


筆者の地元である九州からは
オリオンに北津留、アフロ山崎の
2名が出場。


北津留は昨年の活躍が認められランクアップ
アフロは一昨年のドリームからランクダウンで
前述の寺崎みたいに「期待の新人枠」で
選ばれてから後退しつつありますが、
高松宮杯の準決・決勝のあの仕掛けを見たら
まだ浮上のチャンスが残されているようなんで……
この二人の連携じゃまったく機能する気が
しないんだけど、頑張れ。




ガールズの方に目を向けると
ツヨカワ女王・児玉碧衣ちゃんが
5年連続となるファン投票1位。

 


 

男の方は平原・松浦・脇本・郡司あたりが
けっこうな僅差だったんですが、ガールズは
2位の高木真備ちゃんに約2千5百票差を
つける完勝で、女王の貫禄でしょうか。
その他も常連が並びますが
ビューティー枠の荒川ひかりちゃんが
6位というのが目を引きますね。
そしてアルテミスに久米詩ちゃんや
高木佑真ちゃんが初登場ですか。


その一方で佐藤水菜、梅川風子といった
昨年のグランプリにも出た実力者がアルテミス
小林莉子や奥井迪といったガールズを
支えた実力者が選出されないのも
あいかわらずのビジュアル格差を感じて
なんか残酷な気がしますが、
まあ毎年のことなんで仕方ないか。


117期のガールズ超新星・尾方真生ちゃんは
実力的にはすでにトップグループですが
どうでしょうねぇ……ビジュアル面からすると
辛うじてアルテミスの下の方に入る、
くらいでしょうかねぇ。




軽く簡単な考察を書くつもりだったのに
長文になってしまってスイマセン。



さて……いちおう地元地区の記念なんで
久留米記念の予想もちょっとだけ。
月末で忙しくて休日出勤したんで
土日ともダイジェストを見ただけですが
充実しているのは鼻ペチャ吉田拓の番手戦。




初日は森田、2日目は真杉の番手から
車間を斬ったり牽制を見せたり
なかなか器用にこなして2連勝
欠場となった平原の代役をこなすかのような
見事な走りで優勝候補筆頭の活躍。


その一方で高松宮杯で優出した
SS二人の動きはイマイチで
前年覇者の清水は連日の捲り不発でお帰り

 


慎太郎は初日こそイン突きで2着の鋭脚も
2日目は森田の番手から絶好の展開で
喰い損ねたあげくに眉剃り門田の強襲に
屈してハコサン。


まあ、期末なんで皆さん無理せずに
走ってる感がありますが……
SSの途中帰郷はしらけるので
体調不良なら最初から来ないでください。





いつもの久留米記念と違うところ

・毎年恒例の雨が降ってない。
・先行超有利なバンクなのに
 結構、捲りが決まっている。
・想像を絶する展開で発生する
 クソ大穴がまだ出ていない。
・客がほとんどいないので
 香ばしいヤジが聞かれない。



いつもの久留米記念と同じところ

・イエローライン付近を
 強襲するスジ違いの穴が出る。
・解説の昭彦さんと内林が
 中野さんに媚びた発言を
 繰り返す。
・あまりに理不尽な
 地元忖度番組が組まれる



筆者は休日出勤のため車券は
初日・2日目はほとんど買ってませんで
選手の調子もイマイチ判りませんが……
全体的に高松宮杯組は疲れてますね。



準決予想

10R
九州 ①山田英-⑦坂本健-⑤松岡貴
関東 ③森田-⑧恩田
中国 ②取鳥-⑨桑原
単騎 ④川口公、⑥嵯峨



断然の格上は持って無い男・山田英
高松宮杯は調子イマイチも
2日目は先行してラインワンツースリー
そして中野さんの弟子・紫原を
準決に連れ込むナイス介護プレイ

高松宮杯の負け戦では
きっちりスピードを発揮していた森田は
あまり無理せず捲りもありそう
そして別線のスマイリー取鳥クンは
高松宮杯ではただの誘導員でしたが
今回は調子が上向き。


<以下・妄想予想>
初手はS取りに自信ありの桑原が行って
29/175/4/38/6
あたりからスタートで、森田が斬って
そこを山田英が多少強引に斬って
取鳥の先行を呼び込んでいく展開


森田は後ろが恩田では無理な先行より
捲りに構えそうですが、山田英が先捲り
おそらくバックでの仕掛けになりますが
桑原のブロックはけっこうきついので
3角手前で浮いたら失速の恐れ

いったん内に切り込んで
4角から踏み込んで外に持ち出し
久留米で一番伸びるコース
「イエローさん」で突っ込むのは……
地元の坂本健太郎か川口ハム太郎
あたりでしょうかね。


3連単 7=4-13589
    47-13589-47



好調の森田も押さえたいんですが
・取鳥と叩き合いをする
・山田英と中団争いをする
どっちかの選択肢になりそうで
上手く山田英や単騎勢を騙して
いい位置を取らないとアタマまで
届かないので難しそう……。



11R
九州 ⑧嘉永-④吉本-⑥紫原
東混 ⑨吉田拓-①佐々木雄
中近 ③稲毛-⑤笠松
四国 ⑦佐々木豪-②香川先生



鼻ペチャ


「真杉も森田も勝ち残ったし
 準決も番手戦になりそうだな。
 昔、平原さんに言われたみたいに
 『安易な死に駆けは求めてない。
  それは成長につながらない。』
 みたいなことをビシッと言って
 ちょっと困らせてやるかな……」


番組屋
「いや、あんたは自力の番組やけん。」


鼻ペチャ
「え……なんで?森田と真杉は?」


番組屋


「関東の記念なら準決勝も番手戦に
 するかもしれんけど、ここは九州
 地元名物、忖度番組があるに
 決まっとるやろうが。
 SSならともかく、お前程度で
 そこまで優遇はされんけん。」


鼻ペチャ
「ええ………。」



初手はみんな前取りたそうですが
72/91/35/846
あたりからでしょうか。
嘉永クンは地元二人に任されてますが
二次予選でも同県の先輩の松岡に任されて
駆ける気ゼロのヨコの競走でしたから
死に駆けとはちょっと考え辛い
嘉永が斬って稲毛がボーっとして
吉田拓が叩きに行って再度斬って
そこを佐々木豪のカマシ炸裂

最近はヨコの動きをしがちな吉田拓は
佐々木豪のカマシを出して3番手取りを
狙うような気がしますので……
ただ一回出しての3角捲りだと
久留米では浮いて飛びやすい


初日・2日目と好脚を見せる香川先生が
佐々木豪がキッチリ行ったら軸で
穴は稲毛がモタモタしたら
内をしゃくって行きかねない
腹黒ゴリラ・笠松に、やはり脚で吉田拓
吉本はいらないとは思うんですが
後ろの地元の御大に気を使って
出渋る嘉永を捨てて自力発進すれば


3連単 2=4579-14579

点数多いなぁ……誰か切るかも。


12R
東混 ⑦岩本-①慎太郎
近畿 ⑨寺崎-⑤稲川
忖度 ③真杉-④田中誠
九州 ②ノダゲン-⑥塚本
単騎 ⑧門田



うわぁ……カオスな番組。

 

 

ノダゲンと田中誠と塚本で話し合った結果
この並びになったらしいんですが





いったい番組屋はどういう並びを想定して
この組み合わせにしたんでしょうかね?
地元の顔面凶器・田中誠には
①真杉と岩本の内、慎太郎が選ばなかった方
②ノダゲン、③眉剃り門田、④自力自在
の4つの選択肢があったんですが
①を選んだみたいですね。
しかしまぁ……なんともひどい……

 




ここが一番の激戦になりそうですが
正直言って展開がよく判りません。
岩本は長い距離を踏むと辛そうですが
二次予選のの上がりタイムは驚愕の
10.5で7番手捲りを決めてますし
徹底先行のイメージがある真杉も
捲りに回ったらスピードありますから
難しい戦いになりそうですね。


悪魔の一手が降臨するのを待ちますが
脳ミソがあまり稼働しておりませんので

 

 


ケンします。



相変わらずホームのスタンドの耐震工事を
しないまま立ち入り禁止にしている久留米


中野さんもVチューバーとコラボしたり
日刊スポーツで選手に苦言を呈したり
解説席で内林をいじって楽しんだり
「割れ目でポン」で麻雀したりするのは
お仕事の一環なので構いませんが

 


もう3年くらいの間、ホームのスタンドに

客を入れることができないホームバンクを
何とかしてください。



あんまり更新意欲はなかったんですが
思わぬ長文になってしまいました。


皆様のご健闘をお祈りします。