全国的に例年より早めの寒波が到来し
急に気温が下がってきまして……
九州にある筆者の住む町でも
チラホラと雪が舞っておりました。

そんな寒い日々の中での佐世保記念は
毎年この時期の開催なので
GPに出場する選手は不在
期末の開催なので点数を
下げたくない選手の仮病欠場が多発
競馬の有馬記念や競艇のグランプリと
日程が被る年もあり注目度も激低
そして競輪場自体も
海が近いので冬は厳しい北風が
ガラガラのスタンドに吹き付け
場内の施設は全国有数のボロなので
屋内に数カ所ある申し訳程度の暖房の
わずかな温もりを求めて集まってきた
ミノムシみたいに着込んだ爺たちが
固まってモゾモゾする
そんな寂しさを感じるゴーストタウン

九州で記念があるのに
「寒いから行きたくない」
と、輪友の皆様も背を向ける
そんな寂しい佐世保競輪場
そんな寒くて寂しい競輪場での戦いですが
メンバーも面白そうですし
九州の記念の決勝なので……
いちおう九州人として
小銭をベットいたします。

(「ヒマだから打つ」と
素直に言えない養分)
3日目までのダイジェスト
初日特選
ナショナルAチーム入りを果たし
本格的に次のパリ五輪を目指すらしい
アフロマン山崎が、実力拮抗のメンバーで
後続がちぎれ単騎先行する新山を
バックから豪快に捲り快勝


2日目
二次予選7Rで、初手からの牽制があり
単騎の小野裕次が誘導を追ったものの
それ以外の選手が謎のお見合いを続けて
誘導を追わずに再発走……を繰り返し

3回目にようやく伏見が誘導を追って
なんとか競走が成立したものの
おそらく筆者も初めて見る再発走2回

他の選手より2周多く走った小野裕次以外の
8選手は黄檗山に強制送還の刑

1番車の小川真が意地を張って行かないのが
原因だったと思うんですが、これは酷い。
最終レースのアフロマン山崎は
豪快なカマシを決めて後続を連れ込み
地元ワンツーで人気に応える2連勝

準決振り返り
10R
稲毛と松川がイン斬り合戦するところ
鼻ペチャ吉田拓がカマシ気味の先行
松川は再度踏み上げて中団を取り
稲毛はダメな時のこの人にありがちな
中途半端な抵抗をして脚を使った後に
すごすごと下げる動きでジエンド
中団から捲ろうとした松川を寄せ付けず
吉田拓が見事なペース配分で押し切り
特に何もせずに追走した神山拓-須永と
ラインワンツースリーの快勝
11R
赤板でダッシュして先行態勢に
入ろうと仕掛けた新山に対し
元砂が涙を流しながら抵抗して
お務めを果たす死に駆けの逃げ
3番手に収まった新山が
立て直して盤石の態勢で捲るところ
村上兄が二次予選でも見せた
「二段駆け風の飛びつき」
で新山の番手の和田圭を飛ばし
車間が開きながらも新山を追走
新山はそのまま好スピードで押し切り
3角で内をしゃくる不破、
外を伸びる山口泰をしのいで
2着に入るお兄ちゃんは……なんとも
お達者ですなぁ。
そして柏野首相は
「風とハラケンは苦手」
という味のあるコメントを発表し
行けないハラケンを見捨てて
直線中割りするも届かずに終了

そういえば、「ハラケンとは相性抜群」
みたいなことを言う追い込み選手は
一人もいない気がしますが……。
12R
イン斬り合戦で谷口が打鐘で先頭
アフロマン山崎は7番手になり
カマシに行くのをためらううちに
谷口が腹を括ってしまい先行
絶好の三番手を取った小川真が
舌なめずりしながら捲り
地元ラインは絶体絶命の最終バックから
アフロ山崎が後続をちぎり捨てて
超高速の捲りを放って前団をゴボウ抜き
なんとかゴール前で小川真を捉え
地元でお見事な3連勝


その一方で初日は竹内、2日目は新山と
忖度にまみれた地元番組で勝ち上がった
地元の井上は、アフロダッシュにちぎれ
中部と東北の追い込み選手の留飲を下げる
惨敗で終了
決勝予想
中近 ③村上兄-⑦山口泰-④笠松
西混 ①山崎賢-⑤小川真
関東 ②吉田拓-⑧神山拓
東北 ⑨新山-⑥須永
好調な若手がスピードを見せて
お兄ちゃんも漢字の競輪で優出
なかなかの激戦ですが……
記念優勝がまだない吉田拓
格下の須永が付ける新山
地元で番手は他人の山崎賢
3人とも逃げたくはないメンバー構成
風の具合にもよりますが
ホームカマシかバック捲りの
一撃のスピード勝負で決めたいと
思っているはず
まさか……お兄ちゃんがハチマキを?
いやいやちょっと待って、落ち着いて。
初手はアフロが前を取って
15/28/374/96
あたりと想定
新山も前を取りたいでしょうが
枠負けですね。
そこから新山が赤板で上昇して
アフロを押さえて……先行態勢から
ちょっと緩めて吉田拓のカマシを誘い
準決みたいに3番手をキープする動き
吉田拓と新山は同期のライバルとはいえ
後ろのラインに重みが無いので
ここで意地張っての叩き合いはナシ
アフロ山崎は好調なんですが
いったん構えて8番手になると
準決よりも相手が強化されてるんで
吉田拓や新山が逃げて一本棒だと
捲りが不発になることも
お兄ちゃんはスピードがないだけに
このメンバーでは自力では厳しいんで
内をしゃくったり外を張ったりして
早めからヨコに動いて泥仕合に
持ち込むしかないでしょうね。
ただ自力の時は他地区が付いても
必ず一度は動いて見せる男
展開のカギは3車の中近ライン
う~ん……新山と吉田拓のラインが
多少斬り合ってもつれたり
お兄ちゃんが強引に3番手を取る
動きをしたりすれば
最後方からでもアフロがひと捲り
ヒモは追走のオガシンに新山吉田拓
お兄ちゃんの後ろから着が拾えそうな
山口泰と笠松は3着に
3連単 1-259-24579
1=5-2479
でもこれは安いので……悪魔の一手

新山か吉田拓が先行して
3番手を村上兄がとってバックで捲れば
捲り切れずに膨れて後方から仕掛ける
アフロのジャマになって不発
お兄ちゃんは捲り切れなくても
番手の須永か神山拓の横までは行くので
縺れたところを山口泰・笠松が
シビアに切り替え着拾い
アタマは新山か吉田拓の固定で
3連単 29-47=24789
こっちを中心に購入しましょう。
やはり九州の記念なので
地元のアフロに頑張って欲しいですが……
人気を見たら断然すぎるので
応援するけど車券は穴狙いします。
果たしてパリ五輪を目指すアフロマンは
寒い佐世保バンクに灯をともす
4連勝を飾れるでしょうか。
皆様のご健闘をお祈りします。




