冬の海風が強い中で行われた
佐世保記念を制したのは
記念初制覇となる吉田拓矢。
同期のライバル・新山の先行を
3番手キープから捲り追い込んで
ゴール前の踏み合いを制しました。
元々の素質は高く評価されており
エリート期と呼ばれる107期でも
S級特進は早かったのですが
いきなり平原・武田をはじめとする
トップクラスとの連携が続いていく中で
経験不足によって明らかにテンパった
状態で走っていたこともあり
特別で優出する実力がありながら
記念では優勝できないまま
苦しんだ時期もあったと思いますが
ようやく一本獲ることができた経験は
来年からの戦いに大きなプラスに
なったことでしょう。

「もっと力をつけて
関東を代表する選手になれるように。
来年は関東全体で盛り上げていって。
そのためには僕が頑張らなきゃ
いけないと思うんで」
武田が衰えて平原が孤軍奮闘している
印象の関東地区ですが、これからの
覚醒があるのでしょうか。

おめでとう!ヨシタク!
レースのポイントは
①初手で前を取った村上兄
後ろから2番目が取れた新山
②後方から斬って3番手の吉田拓
8番手になった山崎賢
③5番手から捲る村上兄
神山拓のブロックでアフロの落車
④ギリギリまで踏まなかった吉田拓
まず①ですが……初手で牽制があり
前を取らされたのは村上兄。
2日目の二次予選でスタート牽制があり
重注2つをつけられて黄檗山に強制連行
されることになっていたために
これ以上のスタート牽制ができずに
やむなしのS取り、これは前回のブログで
展開予想したときにうっかりしてました。

枠負けの新山は最後方になるかと思いましたが
須永がスタートでうまく後ろ中団を取ったので
ここで逃げる気持ちを固めましたね。
そして②ですが……青板の2センターから
早めに前を斬りに行った吉田拓が
村上兄を押さえて前を斬り新山が先行
山崎賢は新山について行く選択肢も
あったと思いますが、構えてしまい最後方
そこから踏み込んだ新山のカカリがよく
別線は最終ホーム~バックで巻き返せず
それでも強引に捲りに行った村上兄は
4番手にいた神山拓の横まで1車上げただけで
止まってしまい……神山拓が牽制して
村上兄の後ろに迫っていた山崎賢が
煽りを受けて落車

新山は好ペースで駆けましたが
3番手から踏み込んだ吉田拓が
直線勝負で新山を捉えて優勝
新山が2着で、3着は神山拓の失格で
繰り上がった須永
吉田拓は打鐘であの位置がとれたのと
新山のカカリがよくて山崎賢が
カマシや捲りに行けなかったのが
勝因ですね。
新山は好ペースで駆けたと思いますが
番手が格下過ぎる須永だったので
吉田拓の捲り追込みは完全スルー
せめてもう1車ラインが長ければ……。
そして4連勝で地元記念制覇の期待が
かかっていたアフロ山崎賢は
3日目までとは相手も展開も違ったので
新山の先行でほぼ一本棒の8番手では
さすがに前が遠かった。
落車は軽傷だったみたいなんで
また来年頑張って欲しいですね。

そもそも準決で地元ラインを連れ込む競走が
できなかったのが敗因ですけどね。
車券の結果は……吉田拓矢と新山の
ウラオモテは買っていたのに
3着須永が抜けていてハズレ。
3万も付くんだったら1枚だけでも
押さえておけばよかった……
山崎の落車に巻き込まれた山口泰と
大バックを踏んで終了の笠松を買ってる
ツキのなさに絶望して終了です。

いつものサテライトで一緒に観戦してた
輪友の灰人さんが決勝の車券を
獲ってまして……

「なんで新山とヨシタクのウラオモテで
番手の須永を3着に買ってないの?
押さえ先行なら普通についてくよね?」
から始まるありがたいお説教を受けた後に
「これでも読んで
「競輪選手・博打の駒として生きる」
を押し付けられるように渡されて
トボトボと帰宅しました。
なんで灰人さんがこんな本を
持ち歩いていたのかは……謎です。
「人は何度でもやり直せる」そうですが
ハズレた車券はやり直せませんね。
さて今年の記念も次の広島で終了
そして間髪入れずにグランプリですが……
仕事納めで多忙なので広島記念はパス
(たぶん決勝の車券は買いますが)
次回の更新はグランプリ初日の予定です。
皆様、年末の大一番に備えましょう。



