立川グランプリの優勝は
13年ぶりの出場となる佐藤慎太郎。
13年ぶりの出場となる佐藤慎太郎。
先行する脇本の番手に入った新田の後位から
直線で中割り強襲を決めて
初のグランプリ獲得となりました。
ブノワコーチ
中野さん
ブノワ
「ナショナルチームの優秀な
ワキモトとニッタが43歳に
敗れたというのデスカ?」
「ナショナルチームの優秀な
ワキモトとニッタが43歳に
敗れたというのデスカ?」
中野さん
「ついでに小林優香は児玉碧衣に
松井宏佑は松本貴治に負けて
あんたのナショナルチームは
誰も優勝できなかったんだけどね。」
「ついでに小林優香は児玉碧衣に
松井宏佑は松本貴治に負けて
あんたのナショナルチームは
誰も優勝できなかったんだけどね。」
ブノワ
「……………………。」
「……………………。」
しかしまぁ……
「出られるだけでもう満足
ファンの目線で楽しみます。」
「とにかく新田君にちぎれないで
ついて行くことだけが目標です。」
みたいなコメントだったんですが
ここで慎太郎の優勝とは………。
ここで慎太郎の優勝とは………。
2003年に初タイトルを獲得して
層の厚い北日本で信頼できるマーカーの
ポジションを確立したんですが
かかとの骨を骨折する大怪我で長期休養
戻ってきたと思ったら東北の震災に遭い
練習環境を沖縄に変える試練の連鎖
そして成田・友和・一成と後輩たちが
タイトルを獲り続ける中で存在感が薄くなり
新田が東北のトップとして君臨した頃には
カクカク捲りについて行けずにちぎれていく
悲しい姿を何度も見てきましたが……………
カクカク捲りについて行けずにちぎれていく
悲しい姿を何度も見てきましたが……………
あきらめない男は精進を続けて
突き抜ける差し脚こそないものの
的確なマーク技術としぶとい粘りで
優勝こそF1で1回だけだったものの
記念・特別で上位着を積み重ねて
13年振りのグランプリ出場
突き抜ける差し脚こそないものの
的確なマーク技術としぶとい粘りで
優勝こそF1で1回だけだったものの
記念・特別で上位着を積み重ねて
13年振りのグランプリ出場

持ち前の明るさで苦境を乗り越えて
あきらめなかった男に歓喜の瞬間が
やってきたのは、漢字の「競輪」で
情念を感じるもので
仲間からの人望厚い慎太郎らしく
敗れた新田からも祝福があり
東北の仲間たちからも歓喜の輪が
できておりました。
おめでとう!慎太郎!
そしてグランプリ王者になってからも
楽しいコメントで笑いとネタをください!
でもなぁ………慎太郎の頭なんて
9人の中で一番ないと思ってましたし
9人の中で一番ないと思ってましたし
勝負のポイントは4つ
①脇本のナメカマシ
②前を斬れなかった清水
③新田のイン粘り
④慎太郎の気魄の中割り
①脇本のナメカマシ
②前を斬れなかった清水
③新田のイン粘り
④慎太郎の気魄の中割り
まず初手の隊列は慎太郎がダッシュで
前を取りに行って
74/52/8/1/39/6
単騎の3人は平原がサッと松浦後位を取って
郡司はそれじゃあってことで博幸の後ろ
中川は特に考えなく平原の後ろ
そして赤板では動きが無く
打鐘の手前から後方にいた脇本がダッシュ
前を斬らずに最後方から車間を空けて
カマシに行く①通称「ナメカマシ」
脇本は「先行逃げ切りでグランプリを獲る」
つもりだったそうで……だとしたら
この作戦しかないですね。
そして②ですが……
清水は今年の高松宮杯で脇本のナメカマシを
喰らって車間の空いた第二先行となり
捲りに行けず勝負にならなかった経験があり
できれば勝負所で車間を空けずに脇本の
ラインを追走、あるいは前を斬って粘ることも
考えていたと思うんですが
清水は今年の高松宮杯で脇本のナメカマシを
喰らって車間の空いた第二先行となり
捲りに行けず勝負にならなかった経験があり
できれば勝負所で車間を空けずに脇本の
ラインを追走、あるいは前を斬って粘ることも
考えていたと思うんですが

新田が打鐘近くになっても脇本が来ないために
誘導との車間を空けて「いざとなったら発進」の
体勢になっていて脇本に合わせて踏んだために
清水は前を斬ることができませんでしたね。
慎太郎が気の利いた仕事でコツンと清水に
頭突きをしているのもさすがです。
で……③ダッシュして先行態勢に入った脇本に
もはや引けないと覚悟してのイン粘り
ペースが落ち着いたところだったら
博幸も抵抗したと思いますが脇本が駆けて
一気にハイペースになったので外併走では
脚の違いで新田が番手を取りきる流れに
ナショナルチームにはみんな気を使って
厳しいヨコの動きをしないんですが
まさか新田の方から仕掛けるとは……
でもまああそこで下げたらそこで終了なんで
飛び付きも作戦として考えていたんでしょう。
そして最終バックでは清水が捲りに行きますが
併せて踏んだ郡司がジャマで互いに全く伸びず
新田は3角手前で番手捲りを打とうと
しましたが脇本のカカリが良く踏めず
3コーナーから2センターで
ちょっと浮いてしまった新田に
④慎太郎の実にうまい中割りが炸裂
そのまま直線で脇本を捕らえ優勝。
筆者が本命に推した平原は
バック8番手から凄い勢いで追い込んで
きたものの届かず3着……脚を溜めて一発の
戦略は間違ってなかったんでしょうが
清水のラインに決め打ちしたのが失敗でしたか。
そして清水=松浦の絆タッグは………
全くレースの流れに乗れずに終了。
どうしようもないくらい空気でしたね。
悔しい1年の締めくくりだったと思いますが
来年こそ勝負の二人なので、精進してまた
この舞台に戻って下さい。
あ……赤板から実況に一度も名前を
呼ばれることなくバック9番手で終わった
八番亭師匠は、また忘れた頃に
チャンスがあると思います。(適当)
呼ばれることなくバック9番手で終わった
八番亭師匠は、また忘れた頃に
チャンスがあると思います。(適当)
車券は散々でしたが……
一緒に観戦していた輪友の灰人さん
(ブログを再開しようか思案中)
(ブログを再開しようか思案中)
が、なんとこの14万車券をゲット
しかもガールズ→ヤング→グランプリに
前座のF1を含め完全制覇という偉業を
成し遂げてしまいまして………
筆者
灰人さん
グランプリの必勝法則』
ってのがあってなぁ……」
ってのがあってなぁ……」
筆者
「マジで?」
灰人さん
「まずアタマを全通りで買って
次に本命のナショナルの選手を2~3着
そして捌きができてタテ脚のある
漢字の『競輪』ができる奴を2人を
2~3着に買うんだよ。」
筆者
…………具体的には?」
灰人さん
「ガールズはアタマ全通りに
小林優香を2~3着
タテヨコができる
石井寛子と石井貴子を
同じく2~3着に買って
全-小林=石井・石井で
これで10点×2で全20点」
筆者
「へぇ……」
「へぇ……」
灰人さん
グランプリはアタマ全通りに
脇本の2~3着で
捌きもタテもある松浦と平原を
2~3着にして
全-脇本=松浦・平原で
ヤングと同じ14点×2の
28点で14万ゲット」
脇本の2~3着で
捌きもタテもある松浦と平原を
2~3着にして
全-脇本=松浦・平原で
ヤングと同じ14点×2の
28点で14万ゲット」
筆者
灰人さん

「前座のF1なんてナショナルは
走ってないんだから普通に予想だよ。
植原なんて逃げたらクソゴミだから
デキのいい取鳥と叩き合ったら
鈴木竜士と一緒に行方不明
叩き合いだったら稲毛が捲って
ジャック園田とワンツーで
叩き合いに取鳥が勝つけどタレて
番手から出る阿竹と哲男の3着
こんな簡単なこともわかんないの?」
筆者
「そこは普通なのかよ!」
灰人さん

「まったく、俺がせっかく
『グランプリ必勝の法則』を
教えてやろうとしたのに、
『まずアタマを全通り買って』
のあたりで面倒くさそうな顔して
もう聞かなくてもいいって
いいやがるからなぁ……。
黙って聞いてその通り買えば
2,800円が14万円になったのに」
筆者
快勝した灰人さんに奢ってもらって
一杯飲みましたが……飯も酒も
まずまずの味だったのに
たいへんしょっぱい気分で帰りました。
メンバー決まってから色々考えていたのに
あんな「グランプリの法則」なんかで
当たっちゃうんですかそうですか。
読者の皆様のコメントにも
「慎太郎のアタマ」車券は
ひとりもいなかった気がしますので
筆者と同じく寒いグランプリを
過ごされた方が多いことかと思いますが
どうせ年が明けたらリセットですよ。
慎太郎みたいにあきらめないで
また頑張りましょう。(雑な締め)
また頑張りましょう。(雑な締め)
皆様おつかれさまでした。
獲ってお金持ちの方も
負けてオケラになった方も
よいお年を!
獲ってお金持ちの方も
負けてオケラになった方も
よいお年を!