チョビ髭を剃った男の先行・川崎記念決勝 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。


川崎記念は決勝を迎え
村上兄・武田のSS2名と
ナショナルの強さをお見せするはずの
深谷は勝ち上がりで脱落しましたが
地元の漢気大将・郡司は無事に進出
グランプリ王者の三谷と
鼻ペチャ吉田拓に付ける平原を相手に
2度目の地元記念制覇を目指し戦います。

南関は4車進出しましたが全員自力選手
「4人での話し合いの結果」
岩本は単騎を選択して神奈川の3人は
松井-郡司-志佐の3人で連携


漢気大将
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「前で駆けて頂いてもいいんですよ。
 今後のことを考えたら神奈川の若手に
 恩を売っておいたら………後々で
 いいコトあるんじゃないですか?」


オラウータン
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「…………単騎で。」



説教好き
「安易な死に駆けはしちゃダメだぞ。
 自分の勝てるタイミングからの
 自力勝負でいいからな。」
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鼻ペチャ
「………どうせ逃げなかったら
 後で説教するんでしょう?」



イケメン
「吉田茂とは連携しないの?」
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地脚モンスター
「あいつは中部で一番若手にうるさい
 説教ゴリラの吉田敏さんをつけても
 先行を拒否して捲りに構えて
 着拾いをしたことがあるから……。」


あくまで妄想ですが
そんな感じでこの並びが決定
113期の宮本クンは防府GⅢで
「なにをやっていいのか
 わからないままだった」

という残念なコメントで惨敗しましたが
記念初優出の松井クン、
ヒットラーみたいだったチョビ髭を
剃って若返った感じで……コメントでは
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「新人らしい走りをします」
と殊勝な感じでしたが、果たして郡司との
連携を決めることができるでしょうか。


準決振り返り


10R
鼻ペチャ吉田は油断なく簗田の
先行をカマシ捲りで一蹴
そして吉田に出られた簗田は
そこが狙いだったのか3番手の西田を
飛ばしに行くも………

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飛ばし過ぎて一緒にイエローラインを
超えちゃって失格
平原に飛び付くよりも西田の方が
飛ばしやすいとみての簗田の戦略
だったんでしょうけど………

前の二人が消えて小原は絶好の三番手が
手に入りながら、平原の牽制で踏めず
内に入った松坂とバッティングして
外を踏んだ松岡が3着……
平原は見事な車間切りと牽制
村上兄みたいな熟練の技で鼻ペチャを
2着に残すことに成功


11R
志佐が逃げると思ってたんですが……
狂ったように踏み上げて先行する窓場

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まあ、よくよく考えてみれば
窓場の番手はグランプリユニフォーム
志佐は地元で後ろは他県
そういう展開でもおかしくないですね。

ボーっとしていた深谷は8番手から
慌てて踏み込むも三谷が番手捲り
外に車を持ち出さずに着拾いの
志佐と岩本が2着同着で両方大穴
う~ん………そっちかよ。

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ナショナル入り前も超絶強い競走をした
翌日の凡走が多かった深谷ですが
そこは相変わらずなんですね。


12R
松井が3日連続のジャンカマシと思いきや
ジャンで一気に踏み上げた杉森が
ヤケクソ気味の先行

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松井は後方にいるハラケンを牽制しつつ
車間を切ってバックで捲った吉田茂を
追いかけて直線で捉えて郡司とワンツー

杉森は……でももうあそこで仕掛けなきゃ
松井にカマされてハラケンに中団取られて
何もできないまま終了もあるので
まあ仕方ないんでしょうが……可哀そうな
「死に駆け損」で終了
武田はもはや吉田茂の先捲りを併せる
脚すら残ってないんですね。
松井クンはハラケンにさえ捲られなければ
OKみたいな落ち着きを見せてましたが
捲りだったので白戸はブッチンして
先捲りの吉田が3着


車券の結果は……10Rは買わず
11Rは志佐を買ってなくてウギャー
12Rでは吉田3着のお陰でマンシューを
頂きましたので辛うじてライフ回復

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最近は替え歌サイトになってる
あの人のブログ風に言えば
「本線1点目的中」
なんですが、もちろん小銭勝負です。



決勝予想
地元 ⑨松井-②郡司-⑥志佐
関東 ③吉田拓-⑤平原
混成 ①三谷-⑦松岡貴
単騎 ④岩本、⑧吉田茂

初手は三谷が前取って
17/926/4/35/8
あたりからスタートで
いったん吉田拓は赤板で松井を押さえてから
前々に踏んでいって斬って
松井のジャンカマシをうけて
4~5番手に入り込む算段でしょうか。

三谷はちょっと踏み踏みしてから
中団に入り込むいつものムーブ
単騎の二人は……岩本はなんとなく
南関4番手に入っていそうな感じで
吉田茂は単騎の競走が少ないので
ちょっとよく判りませんが
センスがあるなら平原の後ろ
センスがないなら松岡貴か岩本の後ろ

3日目までの仕掛けを見る限り
松井はおそらくジャンカマシ狙い
吉田拓と叩き合いにならなければ
バックあたりまでは持ちそう
う~ん……普通に郡司が勝ちそうですが
ちょっとそこは安いんだよなぁ………

なのでムリ筋承知で妄想開始
二次予選では着拾いをした吉田拓が
チョビヒゲを剃った松井に襲い掛かり
最終ホームで叩き合い

叩き合いを捲る三谷を差しちゃう松岡貴
相手は三谷に、自力気味に踏む郡司
平原はタイミング難しそうですが
中コースを強引に割ることもできるので
純粋な追込み屋がいないここなら
開いたコースを突っ込んで

3連単 7=125-12458

おさえはやっぱり郡司
地元なんで決勝は番手から早めに踏んで
「松井クンの気持ちに応えました」
相手には4番手から踏む岩本に
安いんで買いたくないけど平原

3連単 2=45-4567
    2-14578-69


筆者が初めて行った競輪場
吉岡稔真が豪快な赤板先行で優勝して
こんなブログを書くきっかけになった
川崎記念ですが……平成最後の開設記念で
新しい伝説が生まれるでしょうか。


皆様のご健闘をお祈りします。
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