武雄記念を制したのは地元の山田英明。
果敢に先行した松川の後位からバックで
果敢な番手捲りを放ちそのまま押し切り
果敢に先行した松川の後位からバックで
果敢な番手捲りを放ちそのまま押し切り
場内の大歓声に応え歓喜のガッツポーズ。
地元記念9回目の挑戦で悲願の初優勝を
遂げました。
地元記念9回目の挑戦で悲願の初優勝を
遂げました。

SSの三谷や、村上兄を差し置いて
初日特選でも準決勝でもメインに組まれ
主役に抜擢されたシリーズでしたが
その期待に見事に応えての優勝。
初日特選でも準決勝でもメインに組まれ
主役に抜擢されたシリーズでしたが
その期待に見事に応えての優勝。
今年の始まりから破竹の勢いで
S級シリーズ2連続優勝、
全日本選抜は3連勝で優出し決勝4着
そして小松島GⅢを完全優勝して
今回の優勝と、今一番乗っている男が
次走の平塚ダービーでも主役の座を
掴み取れるでしょうか。
S級シリーズ2連続優勝、
全日本選抜は3連勝で優出し決勝4着
そして小松島GⅢを完全優勝して
今回の優勝と、今一番乗っている男が
次走の平塚ダービーでも主役の座を
掴み取れるでしょうか。

ヒデ、おめでとう!
レースは九州勢を警戒しながら
阿部拓と村上兄が踏んで村上が誘導を切り
東北の後位に村上が収まる形から
阿部拓が赤板前から踏み上げて先行。
これまであまり死に駆けのイメージが
なかった選手なんですが、小松崎には
世話になっていると語っていたのと
記念初優出ということもあってなのか
果敢に力を出し切る競走を選択。

松川はすかさず巻き返して、最終ホームで
阿部を捻じ伏せて前に出る見事な気合
2~3日目の動きから好調なのは
判っていましたが、ここまでの闘志を
みせたのはなかなか天晴でした。
阿部を捻じ伏せて前に出る見事な気合
2~3日目の動きから好調なのは
判っていましたが、ここまでの闘志を
みせたのはなかなか天晴でした。
そして出切るときに村上が園田を弾いて
松川-山田英-小松崎-村上の形になり
2コーナー過ぎから村上が仕掛けて
合わせて山田英もバック番手捲り
村上は小松崎に張られて終了
追い込む小松崎を押さえて山田英が押し切り。

当日は1Rの前から乗り込み、
芝生に敷物を敷いてゴロゴロして観戦。
芝生に敷物を敷いてゴロゴロして観戦。
目立ったのは地元勢の気持ちの入った
競走と選手の関係者らしき人々の大声援。
競走と選手の関係者らしき人々の大声援。
2Rでは坂本晃輝、8Rでは山口貴弘が
格上相手に気迫の競走で2着に喰い込み
6Rでは1着を獲った荒井が
場内インタビューでのコメントで

「決勝ではヒデを応援してください」
と、仲が悪いはずの山田英にエール。
と、仲が悪いはずの山田英にエール。
6R前の場内での選手紹介のときも
山田英への大声援が響き渡って
これが地方の記念の正しい姿だと納得。
園田に向かって
「そのだぁ~、
「そのだぁ~、
今日はガマンしてくれ~!」
とウケ狙いのヤジを飛ばしたのは
とウケ狙いのヤジを飛ばしたのは

…………………筆者です。
車券は園田から買ったんですけどね。

観戦もなかなか楽しく
2Rでは小嶋社長の豪快捲りに歓声
5Rでは2日連続で地元勢をゴミにした
北津留に選手紹介で罵声が飛びましたが
なんとか荒井とワンツーして歓声
6Rでは「賞金60万はおいしい」と
語っていた競馬好きの伊勢崎に
「皐月賞で無駄遣いするなよ!」
と罵声を飛ばし

8Rでは先行できず着拾いした
地元地区期待の新人・山崎賢人に
「そのモジャモジャ頭は
中身が入ってねーのか!」
と罵声を飛ばし

10Rでは前を任せた杉森のインを
4角で頭突きしながらしゃくる神山に
「神山なら何をやっても
許されるのか!?」

と隣の灰人さんと激怒したり
なかなか楽しい一日でした。
でも………
決勝の車券が当たってりゃ
もっと満足して帰れたんですけどね。

山田英がどんな仕掛けでも
差す気マンマンだった園田は
村上兄に捌かれて最後方まで吹っ飛び
脚はたまってて捲ろうとしたマクルは
仕掛けた村上と飛ばされた園田の
あおりを受けて外々膨らんで
仕掛けられずに終了。
当日は7Rの清水-山口ー中西で
1万5千円くらい付いた車券を獲って
決勝にぶち込んだんですが…
アタマで買ったマクルと園田は
前が二段駆け態勢なのに
最終バックで7番手と9番手
いったん最後方になった園田が
直線で空いた内を凄い勢いで切り裂いて
迫りましたが先頭には届かずに3着
後の祭りのジャックナイフ。

表彰式で大歓声を受ける山田英を讃えて
帰ろうとしたところ、選手会のテントで
販売していたカキ氷の片づけをする
原司支部長が働いている姿を見て……

ああ明日からはまた仕事なんだなと
軽くなったサイフと
重くなった足取りで
入場時に配っていたラッキーカードで
当選した芋焼酎をお土産に抱えつつ
ちょっと寂しく帰路につきました。

次の現地観戦は…
6月の久留米記念ですかね。
皆様お疲れさまでした。
また次の西武園記念でお会いしましょう。
