黄金コンビの復活・松山ウィナーズカップの結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。

松山ウィナーズカップ2回目の覇者は
盟友・平原のカマシ先行に乗って
直線交わした武田。

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かつて勝負の鬼と呼ばれた東の大将も
昨年から骨盤の骨折などもあり
長期にわたって低迷し、
優勝は一昨年の岐阜記念以来。

筆者と輪友の皆様との間で
「茨城の若手は死に駆け損」
と語られてしまうほどに
若手が先行で絶好の展開を作りながら
直線で別線に飲み込まれる寂しい姿を
目にすることが多かったんですが……

「平原くんは特別」と語る黄金コンビの
アシストを得ての優勝。つらい時期を
乗り越えての栄冠だっただけに
優勝インタビューにも重みがありました。


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茨城の若手たちも報われた気分でしょう。

ダービーには失格の斡旋停止で
出られないそうですが……
またグランプリを目指して戦う鬼神のような
姿を見せてくれるのを期待しましょう。

おめでとう、武田!



しかしなぁ………
読者の皆様も多くの方がご覧になって
レース展開に疑問を持ったと思うんですが

なんで三谷はイン粘りしたんでしょうね。

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今までヨコの強さを見せることは
何度かあったんですが、流れのなかで
やむなくヨコを出す…って感じだったし
そもそもタテ脚が絶好調だったので
そんな必要もなかった気がしますし。


赤板で三谷が平原-武田を斬った後に
ハラケンがあまりにゆるゆるな感じで
上昇してきましたが、平原は引き切って
後方に車を下げる準備をしていたので
三谷が中団の5番手に入ることは
できた気がするんですが……

ただ、あのまま粘らなかったら
平原に外から被されて詰まる可能性は
あったと思いますし、平原が一気にカマシて
四国ラインを叩き切ってしまえば
一本棒の7~8番手になりかねないので
仕方なかったのかもしれません。

モニターで見ている分には平原が後方に
引いてるのが見えましたが、
三谷には見えてなかったんでしょうね。


そしてハラケンのスローペースの流し先行は
仕方ないですね。脚のある三谷が内にいるので
一気にペースを上げたら脚のない外の哲男は
まず競り勝てませんから。

三谷が斬ったときにもっとスピードを上げて
カマシ気味に先行すれば競られなかったかも
しれませんが、航続距離の短い哲男が
番手捲りを打っても三谷や平原に飲み込まれて
四国全滅する可能性が高まるだけですし…
まあ、こっちは納得できる範囲でした。


そして平原のホームカマシ
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「もう少し待ってもよかったけど、 
 自分のレースをして終わりたかったので。
 無理やりホームで、力任せで行きました。
 僕の優勝じゃないけど、ラインで決まった。
 武田さんが勝ったので、
  1着と同じくらい嬉しい終わりかたですね。」


伊集院先生が号泣しそうなコメント、
三谷やハラケンは、まだまだこの境地には
達していないんでしょうね。


武田はチギレながらの追走だったので
競りがなかったら誰かに捌かれて
そこで終了だったかもしれませんが
展開が向きましたねぇ。


逆に浅井は…関東・四国・近畿ラインの
どこの後ろを選択するかってところで
近畿の後ろに決め打ちしたのは大正解だと
思ったんですけどまさかの不正解。


三谷がイン粘りした時に
いったん引いて自力捲りを打ったり
関東ラインに乗り換える判断も
浅井にはあったかもしれないんですが……
迷った末にもう一度内を進みかけたときに
平原が一気にカマしちゃってジエンド。

3日目までを見ての自力型の選手の
脚力や調子についての評価は
三谷 > 浅井 > ハラケン > 平原
だったんですが………
いや、今さらですが競輪って難しいですね。

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ああ、そして今回もスタートで
失敗して浮いちゃったけど
久留米の先輩である小林優香ちゃんに
隊列に入れてもらってマイペースの先行で
2着に粘った児玉碧衣ちゃん……

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なるほど、そんな手がありましたか。
これからも久留米の選手と同乗した時は
その作戦があるんでしょうね。

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お金がなくて困っている小林優香ちゃんに
直線で追い込まれましたが
初めて特別競輪で力を出し切る
レースができたのではないでしょうか。
今回は決勝後のコメントも
いたって普通だったので、個人的には
ブログのネタにできなくてがっかりです。



当日は昼過ぎの負け戦からサテライトで打って
太田竜の自分だけイン捲りや
好調・柴崎が深谷を交わす車券なんかで
ポチポチと安い車券を拾って
輪友の灰人さん、カイジくんに
「ああ、また安いの当てて小銭拾いかよ。
 ブログで『本当は本命党です』って
 読者の皆様にお詫びしろよ。」
とディスられたりしつつ打った決勝

三谷のイン粘りでハラケンがペースを
落とした瞬間に、浅井と三谷と香川先生を
軸にした筆者の車券は崩壊。

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そしてブログ予想で自信をもって
3着までに入れずに3人だけ切った
武田・平原・ハラケンが
ワンツースリーで決まる
逆パーフェクト予想を達成

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まあこういう展開を読み切れなかったのは
自己責任なので仕方ないのですが
三谷竜のマヌケさには激怒しました。


4月の武雄記念の現場でお会いすることに
なるようなので……
読者の皆様、準決か決勝で三谷に向かって


「ゴラァァァ~三谷ぃ~、
 今日はイン粘りせんのか~」

という汚い罵声が聞こえたら、
きっとそれは筆者です。
温かい目で見守って下さい。



皆様お疲れさまでした。
また次でお会いしましょう。
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