最後は匠の切り替え差し・広島記念決勝の結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

小倉競輪祭は、現地観戦予定です。


競馬の有馬記念は
大本命のキタサンブラックが逃げ切り優勝
サブちゃんは上機嫌で「祭り」を熱唱

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しかし、こんなハッピを準備して
「さよならキタサンブラック」なんて
新曲まで用意していたそうで……
負けたらどうするつもりだったんでしょうね?



競艇の住之江グランプリは
これも大本命の桐生順平が逃げ切り優勝
コントで使うヅラみたいな
黄金ヘルメットをかぶってにっこり
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有馬記念と住之江グランプリの間の時間に
世間のバクチ好きからたいして注目されず

ひっそりと雨の中で打鐘の音が響いた
今年最後の広島記念決勝を制したのは
瀬戸内二段駆けの後ろから追い込んだ
村上博幸。

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前走の佐世保記念で優勝した山田久徳は
弟子同然に面倒を見ている練習仲間で、
「刺激を受けた」と語る本人も優勝。
お兄ちゃんのSS落ちで沈む京都に
来年に向けて明るい光を灯した感があります。

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本命にした吉澤にぶち込んだため
押さえの豆券しかありませんが頂きました。

おめでとう、そしてありがとう博幸。




初手はほぼ予想通りで
瀬戸内が前を取って青板バックから
稲垣と吉澤が次々に前を斬って
早めにハラケンが死に駆け気味の先行。

で……レースのポイントを分けたのは
直前になってけっこう激しく降った雨。

おそらくただでさえ重い冬のバンクが
雨でさらに重くなったのか
ハラケンの先行はイマイチかかりが悪く
最終回のバック手前で発進した河端も
スピードをもらえず自分で踏み上げる
感じになって………最後はタレましたね。


もう一つのポイントは博幸の切り替え。
いったん斬ったあとに7番手まで下げた
稲垣は不調とはいえさすがの動きで
後方に置かれまいと必死の捲り上げで
中団にいた吉澤を乗り越えて池田の横近くまで
上昇してきたので、池田の後ろにいた吉澤が
一瞬追走をためらって車間を開けましたね。

好調の博幸は一瞬のスキを逃さずに
池田の後ろに空いたスペースに
脚を使わずに潜り込んで三番手追走

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これは見事過ぎる匠の技


逆に吉澤はあそこを開けなければ
直線勝負で優勝できていたと思いますが
下げて捲っても長い直線ならいけると
判断したんでしょうか?
もったいなかったですね。


その後は直線勝負でもう博幸=池田で
決まると確信する勢いでしたが
池田が昨日の松浦みたいに斜行したので
準決の落車の悪夢がよみがえり瞬間絶叫。

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ゴール前で両者にブレーキがかかって
インの北野が突き抜けたように見えて
しかも池田が審議になってしまい
凍りついてしまいましたが…………


決定放送は池田がセーフ、
微差ながら博幸の優勝。


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あの池田の余計な行為がなかったら
配当がハネ上がる萩原の3着とか
外回った吉澤の2~3着もあったのかと
思いますが………
まあええわ。(寛容)



そして瀬戸内は完全に池田に獲らせる
作戦を組んでハラケンと河端がそれなりに
頑張ったんですが………まあしょせん
池田が弱かったので仕方ないですね。
悔しいでしょうが、負け戦で勝って
インタビューで泣いてた松浦と一緒に、
打ち上げで苦い酒でも飲んでください。

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松浦のスキッ歯小僧には
今年、竹内雄作の次くらいに
痛い目に遭わされたので
当分許しません。



これで2017年の記念開催は終了
平塚グランプリの間までヒマだなぁと
いう競輪ファンの皆様は、四日市ナイターで
S級デビューした新星・南潤クンの
競走に注目しましょう。

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初日の勝ちっぷりは強かったので
同県椎木尾との決勝ワンツーも
あるかもですよ。





皆様お疲れさまでした。
またグランプリ記事でお会いしましょう。
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