届かなかったヒロシの願い・千葉記念IN松戸の結果 | ふぬ競 第二章

ふぬ競 第二章

武雄全プロ記念、参戦予定です。

 
 
激戦となった千葉記念IN松戸を制したのは
復活のグランプリ王者・三谷竜生。

必死の抵抗を見せた地元ラインを単騎で粉砕
執念で直線中割りで迫る中村浩士を微差押さえ
表彰式では滝沢校長からの祝福を受けて
今年の初優勝に笑顔がこぼれました。
 

特別二冠にグランプリを制して時代を築くかと
思われた昨年の快進撃から一転して
今年は全日本選抜で落車骨折してその後も
落車に見舞われボロボロで記念優勝ナシ
特別でも優出さえできずに不調を続け
文春砲を喰らって人気もどん底まで落ちて
 
今開催の初日には、向日町記念に出た長兄の政史が
「みたにぃ~、弟は引退したんか?」
とヤジられたと東スポのインタビュー動画で
自虐的に語ってましたが……単騎の不利ながら
ワンチャンスを逃さずに自力で仕掛けて
文字通り掴み取った優勝

残された3か月足らずの期間
これまで燻り続けてきたグランプリユニフォームを
輝かせる活躍を見せることができるでしょうか。
 
おめでとう!三谷!
 
 
 
そして………最後は執念の中割りで迫りながら
微差届かずに終わってしまった支部長ヒロシも
情念の伝わる素晴らしい走りを見せてくれました。

千葉競輪場の存続のために奔走して
一度は完全廃止が決まりかけたホームバンクを
250mバンクでの存続に覆した千葉の選手達は
この記念に特別な想いがあったはず

支部長としての業務に多忙な日々を過ごし
システム障害による順延で開催が危ぶまれる中
競走でも連日の試練に耐えつつ必死の戦いを続け
「地元から優勝を出す」を合言葉に
決勝までに散って行った仲間達、
そして斡旋されない選手たちの想いまで背負った
ヒロシの姿に情念の「漢字の競輪」を感じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
中一日で挑む寛仁親王杯は厳しいでしょうが
来年の千葉記念IN松戸では、再びこの情念の戦いで
今日届かなかった願いを叶えて欲しいものです。
 
 
 
 
 
 
おつかれさま、ヒロシ。
 
 
 
 
 
レースのポイントは3つ
①小埜の暴走先行
②内に行った一成と外を仕掛けた三谷
③ヒロシの切り替え中割り
 
まず①ですが……青板から踏み上げようとした
取鳥を阻みながら上昇した小埜が先行態勢
とりあえず一成に突っ張られては全滅なので
押さえてそこから取鳥を出すのかと思いきや
肉弾列車の怒涛の先行
 
 
たぶん新ルール制定後はじめての
「暴走」による失格でしたが…………
ペースを上げ過ぎて後続の伊勢崎もバテバテ
そしてスピードタイプの一成よりも
地脚タイプの三谷に展開が向いたハイペース
 
 
そして②ですが……南関ラインの後ろで
カチあった一成と三谷でしたが
一成はいったん三谷をどかしましたが
被るのを恐れてか内を突いて二藤を飛ばそうと
しゃくり上げる動き……も、必死のパッチで
抵抗する二藤を飛ばせずに脚力消耗
そしていったん2車分下がった三谷は
最終ホームから仕掛けて番手捲りで抵抗する
伊勢崎を粉砕して単騎で出切る迫力の捲り
 

現状の実力ではほぼ五分だと思う三谷と一成
でもここで内と外での動きが明暗を分けて
小埜の暴走が結果的に三谷に幸いしましたね。
 

そして三谷の後ろを追走したのは取鳥
4角では脚の溜まっていた取鳥-ハラケンが
そのまま差し切るかと思いきや………
小回りの松戸のバンク特性で膨れて
その内を伊勢崎から切り替えたヒロシが
執念で伸びて三谷と取鳥の間を中割り
外に膨れた瀬戸内両者を抜いて三谷に迫るも
微差届かずにゴール…………。
 
 
 
 
なかなか見ごたえのあるレースだったですが
車券の結果は………三谷から流したのに
3着の取鳥がなくて抜け目ッ………!!
 

読者の皆様はけっこう獲っていたようで
おめでとうございます。
(悔しさで頭を掻きむしりながら)
 
 
 
 
 
負け戦でもいい所なく終了で
中2日で迎える同じ333バンクの寛仁親王杯に
たいへん暗雲立ち込める感じになりました。
けっこう気持ちも入っていたし
自信があったんですけどねぇ……。
 

まあ、愚痴っても仕方ないので
今日は届かなかったヒロシの願いと
ヌケちゃった筆者の車券に涙しつつ
明後日から始まる寛仁親王杯に備えましょう。
 
 
 
皆様おつかれさまでした。
次回の更新は寛仁親王杯の初日です。