【備忘録】ウォークマンNW-A55 その6「最終回」 | ぐれむりんの気ままなブログ

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iPodタッチからウォークマンへの乗り換え計画。

【備忘録】ウォークマンNW-A55の第6弾、と言うか、今回で一応「最終回」予定です。

 

今まで、「携帯音楽プレイヤー」「ウォークマンNW-A55」と題して長々と書いてきた【備忘録】も一応の最終回となります。

……って言うか、書くことが無くなりました。

 

 

先ず、当初の目的である

「iPodタッチからウォークマンへの乗り換え計画」に関しては、個人的には「有り!」だと思います。

 

2022年の5月に突然、生産終了が発表されたiPodタッチです。

 

今まで約16年間iPodシリーズを愛用してきた僕にはそれなりの重大事件でした。

今現在愛用している「iPodタッチ7th」も購入から約4年が経ち、OSのアップデートも終了、バッテリーも消耗、……と、あと何年現役で使えるか分からない状態になっています。

 

そんな「iPod」に代わる携帯音楽プレイヤー探しです。

 

もちろん、ウォークマン以外にも様々な携帯音楽プレイヤーが販売されているので、iPodの代わりはウォークマンの一択ではありません。

 

僕がウォークマンを代替品※と言っては失礼ですがに選んだ理由は、「有名ブランド」ということと、iTunesの音楽データ形式である「Appleロスレス」に対応していることでした。今まで約16年という長い間、「iTunes」に取り込んできた音楽データが、そっくりそのままウォークマンに移行できるというのが最大の理由です。

 

しかも、現行では、「iTunes」で音楽を取り込み、「Music Center for PC」を経由してウォークマンに楽曲の転送が出来るという、まさにAppleユーザーの僕にとって願ったり叶ったりの仕様なのも大きいです。

 

ただしっ!

実際に「ウォークマンNW-A55」を購入して感じたのは、この機種は※すでに生産終了品なのですがあくまでエントリー・モデル(入門機)だということです。「高音質で音楽を聴きたい」という理由で購入すべき製品ではありません。

NW-A55の後継機に当たる「NW-A100」シリーズ(サブスク対応)も、多分、同様だと思います。※個人の意見です。もしかすると若い方の聴力なら音質の違いを感じるかもしれません。

 

もし、この先、数年後……

iPodタッチ7thが完全に(壊れて)使えなくなり、本格的にウォークマン一本に乗り換えるなら、僕は、もう1ランク上のハイエンド・モデルのウォークマンを購入すると思います。いや、数年後は、サブクスに移行してスマホで音楽を聴いてるかもしれません。

 

今回の「NW-A55」は、大人の社会人が、「2万円なら試しに買ってもいいかな?」って感じで自分へのプレゼントとして大人買いしたウォークマン……だったりします。

 

それを踏まえて書かせてもらうとすれば……。

 

今現在、スマホで音楽を聴くのに不満を持っていない方は、ウォークマンを買っても「意味が無い」と思います。

特に、「高音質」を目的に2~3万円台のウォークマンを購入するとガッカリする可能性が大きいです。※個人の意見です。

 

確かに、iPodタッチ7thとウォークマンの「音」は違います。

この【備忘録】シリーズの中でも書かせて頂きましたが、iPodに比べ、ウォークマンはスッキリした音で、大音量で聴いても心地よい音で音楽を聴ける気がします。気がするだけです。

 

例えば、現在、僕が愛用しているオーテクのモニターヘッドホンATH-M40xを購入した時は……

「ヘッドホンが変わるとこんなに高音質になるのかっ!」と感動したし、SONYポタアンPHA-2を購入した時も……

「むちゃくちゃ高音質になったっ!」と思えるくらい、聴こえる「音」そのものが別物のようになり感動したのを憶えています。

 

残念ながら、ウォークマンNW-A55にはそういう感動はありません。

 

何度も何度も何度も聴き比べて、何となく……気がする……程度の音質の差です。

ただしっ!

考え方によっては、2万円台という金額でiPodタッチ※iPodタッチ7thは5万円と同じ音質で音楽を聴ける携帯音楽プレイヤーが買えるというのは、ある意味、コスパ最強の機種と言えるかもしれません。

 

何より、マイクロSDカードに対応していて、後からストレージ容量を増やせるのが最高です。iPodタッチではこれは出来なかったから……。

 

僕は現在、512GBのマイクロSDカードを使用しています。

 

SONY公式では、対応マイクロSDは128GBとなっていたと思いますが、実際には「殆ど全ての容量」に対応しているようです。有名メーカー(サンディスクやサムスンなど)なら特に問題無く使用できるようです。

僕は、サムスンの512GBを使用しています。

 

本当はもっと安価なマイクロSDでも良かったのでしょうが、やはり、音楽好きオジサンの自分としては、そこそこの品質のモノを使いたいと思い、サムスン※が良品かは不明ですがにしました。

 

ただしっ!

ご注意下さい。

マイクロSDカードには寿命があります。

使用頻度や扱い方によって変わると思いますが、一般的にはマイクロSDカードの寿命は約3年だと言われているようです。

 

なので、例えば1TBの大容量マイクロSDカードを使って「手持ちの音楽データを全て」SDカードに入れ、バックアップを残してなかった場合、3年後、ある日突然、マイクロSDカードが読み取れなくなり、全ての音楽データを失った、なんて悲劇が起きるかもしれないってことです。

 

そして、「高音質」が売りのウォークマンの欠点(?)のひとつが、ワイヤレス接続に弱いということです。※現行のA100シリーズやハイエンド・モデルは違うかもしれません。

今回、僕が購入したA50シリーズは、基本的には有線イヤホンで聴くのを前提に作られたモデルです。

 

これは、「だからA50シリーズがダメ」と言うことではなく、そもそも、ワイヤレス接続……いわゆるブルートゥース接続は、「音が劣化する」と言われる接続方法です。

簡単に言うと、音楽データを「圧縮/変換」して、ブルートゥースで飛ばし、イヤホンで音を鳴らす。そういう仕組みです。

 

ブルートゥースで接続した「音」は、発信側(スマホやウォークマン)ではなく、受信側(イヤホンやスピーカー)の性能に左右されてしまいます。

 

もちろん、A50シリーズのウォークマンもブルートゥース接続に対応していますが、その際は、イコライザーを始めとする「高音質設定」は全て無効になってしまいます。ダイナミックノーマライザー(音量均一)の機能も無効になってしまいます。

 

ウォークマンは、基本的に、有線接続が前提の携帯音楽プレイヤーってことです。

 

ちなみに、A50シリーズはアンドロイド非搭載の機種のため、動画やSNSには対応していません。後継機のA100シリーズはアンドロイド搭載でアプリのDLやサブスクにも対応しているそうです。

 

ただし、A100シリーズはアンドロイドを搭載したことで、連続再生時間が16~26時間と、バッテリーの消耗が激しくなっているそうです。

A50シリーズは「音楽再生専用」ということもあり、45時間の再生が可能となっていますが、これは、クルマの燃費と同じで、実際には45時間も連続再生できないし、体感的には1日3時間の使用で3日に1度の充電って感じです。

 

ただしっ!

これらの内容は不満点ではなく、「へぇ~、そうなのか……」って感じの、実際にウォークマンを使って分かったこと、という感想に過ぎないということです。

 

今のトコロ、ウォークマンNW-A55に対する不満はホトンドありません。

 

唯一、不満と言うか、不便と言うか、敢えて挙げるなら、今までiPodタッチで使っていた音楽再生アプリ(有料)にあった「神・機能」が使えないということです。

 

クロスフェード、ダイジェスト再生、モノラル再生、ライブ・シミュレーターなどなど、スマホならではのオモシロ・アプリが使えない……。

 

……それくらいでしょうか。

 

もし、僕と同じように、iPodタッチの生産終了で「iPodに代わる携帯音楽プレイヤーを探している」という方がいれば、ウォークマンを検討してみるのも悪くないのではないでしょうか?

 

僕的には、「有りっ!」だと思います。

 

ただしっ!

SONYが提供するウォークマン用音楽管理・転送ソフト「Music Center for PC」は、iTunesの足元にも及ばないダメダメ・ソフト……いや、この場合はiTunesが如何に神・ソフトなのかを痛感することになると思います。