ついに届きました。
タワレコ Portable CD Player Yellowです。
注文してから、約3ヵ月……
いや、注文後にタワレコCDプレーヤー特集(特典:タワレコ・ロゴ入りマルチクリーナークロスをプレゼント)が開催され、クリーナークロス欲しさに注文をキャンセルしてからの再注文……なんてことがありましたが、予定通りの9月中旬の商品到着です。※クリーナークロスも無事にゲットできました。
商品到着の2日後※このブログを書いている日ですが、ワクワクしながらCDをセットして聴いてみました。
何十年振りでしょうか?
はるか昔に愛用していたONKYOのミニコンポが壊れて以来、と言うか、iPodを使うようになって以来、何十年振りかのCDプレーヤーでの音楽視聴体験です。
今回、視聴したCDはこの2作品です。
ROSSO「Dirty Karat」
ノラ・ジョーンズ「ノラ・ジョーンズ」
ROSSOは、僕が敬愛するロック・ミュージシャン、チバユウスケさんのバンドです。もう何年も、何度も何度も繰り返しiPodで(Appleロスレス形式)で聴いてきた作品です。
試し聴きにはチバユウスケさん…と言うのは、僕の中でのド定番のお決まり事のようなものだったりします。
ノラ・ジョーンズは、アメリカのジャズ・シンガーです。彼女のデビュー・アルバム「ノラ・ジョーンズ」は、オーディオ愛好家が新機材の試し聴きをする際に使用する1枚って言われるくらい高音質で有名な作品です。
ってことで。
早速、視聴ファースト・インプレッションです。
視聴環境は、イヤホン・ジャックにオーディオテクニカ・プロフェッショナル・モニター・ヘッドホンATH-M50xを直挿しです。
ちなみに、今回僕が購入した
タワレコ Portable CD Player Yellowの製品スペックですが。
定価:6800円
電源:DC電源または乾電池のみ
出力:3.5mmイヤホン端子のみ
搭載されたDACの表記は無し。
イコライザー等の音質設定は無し。
……と、まあ、まるで平成時代の遺物のような、シンプル・イズ・ベストを地でいく、余計な機能が一切ない、一見すると子供の玩具のようにも見える、安価な部類のCDプレーヤーです。
今回は、それを理解した上での購入です。
と言うか、そもそも僕自身がそーゆーCDプレーヤーが欲しくて購入した商品です。ブルートゥース接続とかバッテリー搭載とか、そーゆー便利なモノを一切排除した……それこそ30年くらい前に売っていたようなCDプレーヤーで音楽が聴きたい、みたいな。
※イエロー・スケルトン・ボディーとタワレコ・ロゴの組み合わせの見た目だけで購入したような感じでした。
それを踏まえて……。
先ずは気になる音質ですが。
これはまあ、価格的なものなのか、技術的なものなのか、昔のCDプレーヤー自体がこういうものだったのか、無音部分にヒス・ノイズが入ります。ヒス・ノイズというのは、無音部分で「サーーー」という音が聴こえる現象です。安価なDACを採用しているのか音声回路的な部分にお金をかけていないせいか……。
まあ、どちらにしても安価な製品の宿命って感じでしょうか。
※DACはデジタル信号をアナログ音声に変換する装置ですね。
個人的にはホトンド気になりません。
音楽が流れ始めれば全くと言っていいくらい気になりません。
これがメイン音楽視聴機器だったら返品レベルの致命的欠陥だと思いますが、あくまで平成レトロな、感覚的にはアナログ・レコードのノイズを敢えて楽しむ……みたいな感覚で、ある意味、楽しんで聴いている部分があったりします。
さらにノイズで言うともうひとつ、再生時に音割れまではいかないチリチリとしたノイズが聴こえることがあります。
原因は……やはりDACが安価なものだから?
でもまあ、これも個人的にはあまり気になっていません。
そもそも高音質を求めるなら、2万円程度のCDプレーヤーじゃなきゃダメだって思っています。その半分以下の価格帯の製品なので、まあこんなものだなって感じでしょうか。
↑コチラはタワレコCDプレーヤーを購入前に迷っていた商品のひとつです。価格的には12800円とタワレコCDプレーヤーの倍の価格になりますが、音質を求めるなら最低でもこれくらいの価格なのかなって個人的には思っています。
ただ、それらのノイズを気にしなければ、音質的には予想以上の高音質……と言うか、オジサンの耳ではiPodタッチでロスレス(CD音質)を聴くのと同じくらいの高音質だと感じました。
聴き比べなどをすれば音の違いはあるでしょうが、パッと聴き、そー感じる程度の音に聴こえたので、そこそこ高音質な音が出ているのだと思います。
もちろん、オーディオ・マニアや音にコダワリのあるかたからすれば不満だらけの音質だと思いますが、そーゆーかたは、まずこんな安価なCDプレーヤーは買わないと思います。
素人の音楽好きオジサンがモニターヘッドホン※原音を忠実に再現するためのヘッドホンで聴いた感想としては、音がこもっている感じも無いし、高音がキンキンしたり低音が無駄に強調されている感じも無いし、普段、スマホやiPodタッチで聴いているのと遜色ない聴き心地です。流石にウォークマンと比べると音の繊細さや奥行きが無いようにも感じますが……。
問題なのは……
デフォルトの再生音量がムチャクチャ大きいということです。これは個人的には大問題だったりします。
イヤホン・ジャックにヘッドホンを挿し込んで再生ボタンを押すと、とんでもない大音量で再生が始まります。
しかも、一度音量を下げても、別のCDを再生する時には元の音量に戻っている……という、平成レトロ仕様?です。
しかも再生が始まるまで音量を調整することができないので、音圧の高い(音量が大きい)CDを聴く際は、再生が始まった瞬間に急いで音量を下げる……これは正直、欠陥商品的な致命的な問題のように思います。
逆に言えば、デフォルト仕様でここまでの爆音が出るのは、流石はシンプル・イズ・ベストなCDプレーヤーって感じでしょうか?
これなら、インピーダンスの高いヘッドホンでもポタアン無しでそれなりの音量で聴けるのではないかと思います。
実際、デフォルト爆音の状態で、そこからさらに音量を上げることができるので、かなりの大音量出力だと思います。
※パワーがあるためか、スマホやiPodタッチよりも音に迫力があるように感じたりもしますね。
使用した感じでは、デフォルトの爆音が「真ん中」くらいの音量ではないかと思います。
もしかして、平成レトロ再現で「音圧が低いCD」を再生していた頃の名残まで再現されているとか?
試しに1990年代初めの、橘いずみさんのCD「どんなに打ちのめされても」を聴いてみました。最近の作品に比べると、かなり音圧が低い、いわゆる音量が小さい昔のCDです。
そのCDでも少し音量を下げないと音が大きいと感じるレベルの大音量でした……。
この仕様は何気にストレスだなって思います。
ちなみに、古いCDの流れで音圧競争時代のミッシェル・ガン・エレファントの「カサノバ・スネイク」(2000年作品・旧盤)を聴いてみたところ、爆音再生もさることながら、音割れがスゴイことに……ある意味感動を憶えたりして。
この音割れは、旧盤CD自体が音割れしてるので……。今度はリマスター盤(音割れが改善された)の音も聴いてみようと計画してたりなんかして。
各種ボタンなどの仕様については、物理ボタンの扱いに慣れていない今の若いリスナーには、かなり使いにくい仕様になっているんじゃないかと感じました。
ホント、マジで、ボタンを押すってあの感覚です。
このCDプレーヤーのボタンを操作すると、ウォークマンなどの物理ボタンがいかに使いやすい現代仕様なのかを痛感します。
昔のラジカセの再生ボタンをガチャって押していたあの感覚……そこまではないですが、ボタンをかなり強めに押し込まないと反応しません。タッチパネルに触れる操作に慣れていると、不良品じゃないかと思うかもしれないのでご注意ください。
ちなみに、音楽再生の物理ボタンは「再生(一時停止)」「停止」「進む」「戻る」の4つのみ。
その他には音量の「大」「小」と、上部トレーの「OPEN」、あとは「プログラム」と「モード設定」の5つのみ。
プログラムは、曲の再生順番を最大20曲まで登録する機能です。
リアル・タイムでCDプレーヤーを使っていた方の中には「うわぁ~懐かし~!」と思う方がいるかもしれませんね。今の時代だと、あまりにも不便すぎて逆に新鮮かも?
モード設定は、通常再生、1曲リピート、全曲リピート、シャッフル再生、それとイントロ10秒のみ再生の5種類の再生方法を設定する機能です。
ちょっと分かり難いですが、本体側面に液晶画面があり、そこに曲数やトータルタイム、再生中の曲番号、再生時間などが表示されます。
ハッキリ言って、現代の便利な機器を使い慣れた方には、ただただ使い勝手の悪い、見難い、分かり難い、機能が少なすぎる、そー感じる不便なだけの液晶画面だと思います。
ちなみにですが、再生が終了して30秒たつと電源OFFになる余計な機能もしっかり搭載されています。
当然ですが、電源がOFFになると、音量の設定もクリアされ、ふたたび大音量デフォルト状態に戻ってしまいます。
いや~、ホント……
ここまで使い勝手の悪いCDプレーヤーがタワレコから発売されるとは。
でもそこがいいっ!
まさに、昭和&平成レトロの不便な時代のフィジカル再生機器って感じで、マジで愛しさがこみ上げてきちゃいますね。
CDをセットして、再生ボタンを押して、音量を調整したら、後は約1時間、ただただ音楽を聴くことに没頭する……。
30年前のあの頃の、不便だった音楽視聴を追体験です。
試し聴きついでに、iTunesから書き出しした音楽CD-Rも聴いてみましたが、普通に再生が可能でした。
ってことで、今度は、開放型のモニターヘッドホンや、安価な試し聴き用のヘッドホンなんかも使ってCDを聴いてみようと思います。
興味のある方は、是非、タワレコ Portable CD Player Yellowを使ってみてくださいね。
ただし、マジのガチで、使い勝手は悪いです。














































