【備忘録】ウォークマンNW-A55 その1 | ぐれむりんの気ままなブログ

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iPodタッチからウォークマンへの乗り換え【備忘録】の第5弾…

改め、【備忘録】ウォークマンNW-A55の第1弾です。

 

※この【備忘録】は、あくまで僕個人の備忘録であり、数か月後或いは数年後に、「あれ? これってどう使うんだっけ?」と、悩んだ時に読み返すのが目的で書かれたものだと言う事をご了承ください。

 

ウォークマンNW-A55を購入して約2週間が経ちました。

この2週間、iTunesのプレイリストをウォークマン用に「Music Center for PC」(以下MC)へと移行しているのですが……

噂通り、使えば使うほどMCの扱い難さを実感する日々だったりします。

※或いは僕のPCのスペックが低いせいかもしれません。

 

まあ、それは置いといて。

 

今回、NW-A55を使って改めて思ったのは、この機種は有線接続を前提にして作られた機種だと言うコトです。

大事なことなのでもう一度言います。

有線接続が前提の機種です。

 

いや、この言い方は語弊があるかもしれません。

これは決して無線接続…、いわゆるブルートゥース接続が出来ないということではありません。

僕が普段使用しているブルートゥース・スピーカーにも接続できるし、愛車のカーオーディオ(マツダコネクト)にも接続できます。

 

ただ、ブルートゥースに接続した状態だと

各種音質調整機能が使えないということです。

 

NW-A55の売りである「DSEE HX」「DCフェーズリニアライザー」「VPT(サラウンド)」「ダイナミックノーマライザー」「バイナルプロセッサー」も全て使えないと言うことです。

 

……え?

横文字専門用語使い過ぎ?

お前は東京都知事か?

 

…失礼しました。

思わずSONYマニアのフリをして横文字専門機能をシッタカブッテつらつらと書いてしまいましたが、僕は16年間もiPodを使ってきたiPod信者で、本格的なSONY製品を使うのは今回が初めてだってことを忘れていました。

 

簡単に説明させて頂きます。

 

「DSEE HX」は、MP3やCDの音質をハイレゾ相当の音質に向上させる機能です。

「DCフェーズリニアライザー」は、低音域をアナログアンプ的な音に調整する機能です。

「VPT(サラウンド)」は、音響効果です。

「ダイナミックノーマライザー」は、各楽曲の音量を均一に調整する機能です。

「バイナルプロセッサー」は、アナログ・レコードの音質を再現する機能です。

 

……全部使えなくなります。

 

……え?

……ダメじゃん

まるでダメじゃんっ!

スピーカーやカーオーディオで使う時にはそれでもいいかもだけど、ワイヤレス・イヤホンを使う時に音質調整が出来ないって……

ダメダメじゃんっ!

 

100歩譲って、「DSEE HX」のハイレゾ関係の機能が使えないのは仕方ない※ブルートゥースの規格の問題があるのでけど、その他の音質調整機能まで一切無効になるって……ダメダメダメじゃんっ!

 

…と、言う意味の有線接続が前提の機種ってことです。

 

まあ、これは、そもそもNW-A55が発売されたのが2018年なので、その当時は「それが普通」だっただけの話かもしれません。実際、A100シリーズ(A55の後継機)では、現在はワイヤレスでも音質調整が使えるようなコトを書かれています。

 

まあ、僕的には、イヤホンもヘッドホンも有線を使っているので問題は無いのですが……ダイナミックノーマライザーがカーオーディオで使えないのはちょっと残念な感じですね。

 

だったら、有線接続でカーオーディオに接続すればいいじゃん。

 

そー思って、早速テストしてみました。

 

ウォークマンを付属のコード(充電・データ転送用)でマツダコネクト(カーオーディオ)に接続すると……

認識しましたっ!

マツコネにウォークマンが同期されました。

 

でも……

……あれ?

ウォークマンに入れた大量の楽曲データが表示されないぞ?

表示されてるのは、語学学習やサンプル音源のみ?

 

どーゆーこと?

 

どうやらこれ、認識されてるのは

ウォークマンの本体のみみたいです。

マイクロSDカードに入れたデータは認識されていないようです。

※他に設定があるのかもしれません?

 

迂闊でした。

iPodタッチの場合は普通に音楽データが認識されてましたが、それはあくまで、iPodタッチは「本体に」音楽を入れていたからなのか。

ウォークマンの場合は、「本体」+「SDカード」となっている為、マツコネでSDカードの読み込みが出来ないのだと思います。

 

そうなると……

残る手段は「外部音声接続」ですね。

マツダコネクトには「AUX端子(外部音声接続)」が付いているので、ウォークマンのイヤホンジャックとAUXをコードで接続すれば……

イメージ的には、「ウォークマンをイヤホンで聴く感じでマツコネで聴く」というアナログな接続方法です。

 

残念ながら、手元にAUX接続用のコードが無いので、今度100均にでも行った時にテスト用に購入しようと思います。

 

ちなみに「AUX接続用のコード」なんて厄介な言い方をしていますが、これは単に、コードの両側がイヤホンジャックに挿せる仕様になっているコードのことです。

100均でも家電量販店でもアマゾンでも簡単に購入できます。

 

それにしても、

意外な落とし穴でした。

まさか、ウォークマンNW-A55の音質調整が有線専用だったとは……。

 

ところで。

話しは変わるのですが、以前の【備忘録】に書いた「マイクロSDカードによる容量の増設」についてです。

これもまた、意外な落とし穴があることを知りました。

 

ウォークマンとiPodの決定的な違い(僕がウォークマンが優れていると思う点)のひとつが、マイクロSDカードへの対応の有・無です。

 

今回、僕がNW-A55を購入する際に最初に考えたのは……

マイクロSDカードでの容量増設を前提にしているので、本体容量は小さな(安価な)タイプで良い…ということでした。

 

実は、マイクロSDカードには寿命があります。

※当たり前のことですが……。

しかも、その寿命は2~3年だと言われているそうです。

 

これは、カード自体の経年劣化もあるようですが、それ以外にも「書きかえ回数の制限」というモノがあるようです。

 

一般的な市販のSDカードは、種類の違いで「3000回」「1000回」と種類が存在しているようです。※業務用は万単位の書き換えが可能だそうですが、お値段がお高いのだと思います。

書き換え回数の制限?

そんなモノがあるの?

初めて知りました。

 

って言うか、書き換えが「1000回」しか出来ないのなら、ウォークマンにプレイリストを入れたり消したり繰り返したらスグに使えなくなっちゃうんじゃないの?

 

う~む。

実はここら辺の仕組みがイマイチよく理解出来ていません。

 

ネットで調べる限り、「書き換え」と言うのは、「カードの容量を一杯まで使って、その後にデータを全消去する」ことを指しているようです。

 

つまり?

ちまちま、ちまちまとプレイリストを書きかえる程度だと、すぐには「1回とはカウントされない」ってこと?

それを何度も繰り返すと、トータルで「1回」とカウントされるってこと?

 

まあ、どちらにしろ、マイクロSDは使用期間が3年を過ぎたら、カードに不具合が出る可能性があるってことです。

 

…と言っても、実際、3年も使えばカードだけじゃなくハードの方も劣化してくるので、あまり危惧するようなことではないのかもしれません。

 

…ってことで、色々と不満ばかり書いてしまっていますが、これは決して【買って後悔した】という不満ではありません。

 

今回購入したウォークマンにはかなり満足しています。

 

その理由は、何と言っても【音質の良さ】です。

 

ウォークマンを使い始めた直後は、正直、「え? ウォークマンの高音質ってこの程度?」とガッカリしましたが、どう言うわけか、使えば使うほど音が良くなっているように感じます。

 

ってことで、次回は、ウォークマンの音質について書かせていただこうと思います。