【備忘録】ウォークマンNW-A55 その2 | ぐれむりんの気ままなブログ

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SONYウォークマンはiPodに比べて高音質だっ!

…と言うのは、昔から言われているコトなのですが、果たしてそれは本当なのでしょうか?

 

ってことで、iPodタッチからウォークマンへの乗り換え【備忘録】の第2弾です。

 

 

※この【備忘録】は、あくまで僕個人の備忘録であり、数か月後或いは数年後に、「あれ? これってどう使うんだっけ?」と、悩んだ時に読み返すのが目的で書かれたものだと言う事をご了承ください。

 

僕は今まで、16年間iPodを愛用していた(今もタッチを愛用している)iPodマニアなのですが、実はiPodタッチ7thって意外と高音質な機種だったりするのです。※もちろん個人の意見です。

 

以前、自分が愛用してきた歴代iPodの音質を聴き比べしたことがあります。※と、言っても手元にあるのは「iPod」「iPodクラシック」「iPodタッチ6th」「iPodタッチ7th」の4機種だけですが。

久しぶりに「iPod」「iPodクラシック」の音を聴いた時は、あまりの音の悪さに驚いた記憶があります。

 

「こりゃあ、ウォークマン・ユーザーから、iPodは音が悪いと言われても仕方ないよね」と思ったくらいです。

 

……逆に言えば、過去機種と聴き比べをした「iPodタッチ7th」は、過去機種を「音が悪い」と思わせるくらい高音質な機種だと言うコトです。

 

実際、今回購入したウォークマンNW-A55とiPodタッチ7thの「聴き比べ」をしてみても、決して「音が悪い」と言われる程の音質の差は感じません。正直、ウォークマンNW-A55の音質のファーストインプレッションは、iPodタッチ7thと変わらない……というものでした。

 

……が

 

不思議なことに?

最近、使えば使うほど、ウォークマンの音が良くなっていると感じるのは気のせいでしょうか?

 

プラシーボ効果と呼ばれるものがあります。

これは、簡単に言うと「思い込み」のことで、例えば、頭痛が酷い患者さんに「頭痛薬と言ってビタミン剤を服用させる」と、なぜか頭痛が治まったり、戦時中(冷戦?)に捕虜となったスパイに真っ赤に熱した鉄の棒を見せ、その後目隠しをして「冷たい鉄の棒を体に押し当てる」と、その部分が火傷したように水ぶくれになった……

なんて話があります。

 

人間は「思い込む」だけで、気持ちだけではなく、肉体的にも影響(変化)を受けてしまうというコトです。

 

まあ、それは置いといて。

 

ウォークマンNW-A55がiPodタッチより「音が良い」というのは、正直なトコロ……「何となく、音が良い」と感じる程度です。

 

何となく、音がスッキリしている。

何となく、音場が広くなった。

何となく、音の分離が良い。

何となく、高音が綺麗。

 

就寝前に真っ暗な部屋の中でオーテクのモニターヘッドホン(1万円)を装着して意識を全集中してそこそこ大き目の音量で音楽を聴くと、「何となく、音が良い」と感じることができます。

 

まあ、僕の場合は、ハイレゾ非対応の安価なモニターヘッドホンだし、ハイレゾ音源でもないし、データがAppleロスレスだし、何より聴いてる音楽がガレージ・ロックやデスメタルやブルースのような荒々しいサウンドメインなので……「音が良い」とは無縁の楽曲が多いわけなのですが、ウォークマンが「高音質」だと感じるのは、音量を大きくした時です。

 

ウォークマンは音量を大きくしても音が団子状にならない。

そんな気がします。

気がする……です。

 

実はコレ、モニターヘッドホンを購入した時も、ポタアンを購入した時にも感じたことなのですが、「高音質」と言うのは、音量を上げた時に聴き易い音質を指しているのだと僕は思います。※持論です。

 

ここからは、僕の超・個人的な主観のお話なのですが、「音が団子状になる」と言うのは、音楽のボリュームを上げた際に、音がゴチャゴチャと重なって騒音のように聴こえ始める状態を指しています。

 

これは、使用しているヘッドホン(イヤホン)の能力の差にもよると思います。例えば、100均で購入したイヤホンと1万円のイヤホンでは「音の再現力」が違うし、1万円のイヤホンと10万円のイヤホンでもそれは同様だと思います。

 

では、音の再現力って何なのか……

 

僕は10代の頃、当時付き合っていた彼女が音大の学生だった事もあり、クラシックの演奏会(発表会)を聴きに行くことがありました。

 

当時、バッハもヘートーベンもシューベルトもモーツアルトもまったく知らない・興味の無い僕がクラシックの演奏を聴いて思ったのは……

 

クラシック演奏会、マジ最高っ!でした。

 

演奏を聴き終った後に、胸がジーンとして、「クラシック音楽ってむちゃくちゃイイじゃんっ!」って思いました。

 

生の楽器の音の迫力です。

 

素人の学生が演奏するクラシックでも、「生の楽器の音」というのは迫力があります。ビリビリと空気を揺らす音の波がカラダに伝わってくるような感覚がありました。コンサート・ホール(小規模)の大音量というのも理由のひとつかもしれません。

 

音大生の演奏でさえこれだけの迫力があるのなら、世界的に著名な演奏家の「生の音」はどれだけスゴイのだろう……。

 

音楽マニアの方が、超・高額なオーディオセットやヘッドホンを購入してレコードを聴くのは、この「生の音」に近い迫力を疑似体験するためだと僕は思っています。

ビートルズ・マニアの方が、ビートルズのリマスターCDを聴いて、「目の前で演奏しているような音」とウソか本当か分からないようなレビューを投稿するのはそのためだと思っています。

 

ウォークマンとiPodタッチの音の違いはこの部分だと思っています。

 

ある程度の音量までは「音の良さ」に大差は無いけど、音量を大きくした時は、ウォークマンの方が「音が団子状になっておらず」細かな音まで聴きやすく高音質に感じる。

それがウォークマンの高音質の秘密ではないでしょうか?

 

ちなみに、ウォークマンは100時間程度のエイジングを行うと「高音質になる」と言われているようです。

 

エイジングと言うのは、いわゆる「慣らし」のことで、例えば新品のイヤホンやヘッドホンを購入した際、未使用の状態だと振動部の部品が硬く馴染んでいないため、一定の時間、音を鳴らして「振動」を与えることで「本来の性能を引き出す」という都市伝説のような行為です。

 

エイジング自体は難しい事ではありません。

 

要は、使い始めた当初と100時間使った後では、100時間使った後の方が「音が良い」ですよって、それだけのお話です。

※「音が良い」と言うか、「本来の音質」になるというコトですね。

 

さて、ここからはウォークマンの音質……と言うか、今現在、疑問に感じている内容を【備忘録】として書かせていただきます。

そのうち個人的に検証するかも(?)しれません。

 

先ず、ウォークマンNW-A55に使うマイクロSDカードのメーカー動作保証は128GBまでだというコトです。128GB以上のマイクロSDカードは使用できない……のではなく、動作保障しないようです。

 

…え?

僕は256GBのマイクロSDカードを使ってるけど?

しかも、他社メーカーの製品。

 

ネットでは、128GBを超えると「音質が悪くなるらしい」という内容も書かれていましたが、これに関してはメーカー公式の発言ではないのでとりあえず見なかったことにします。

 

僕的には、SONYが128GB以上のマイクロSDカードを推奨していないのは、128GB以上のマイクロSDカードを製造していないからではないかと思っています。

※SONY製の大容量SDカードを見たことがありません。

 

そしてもうひとつが、ウォークマンで動作保障されている保存楽曲数が2万曲まで(だったと思います)だからではないでしょうか?

 

こちらは、実際に512GBのマイクロSDカードを使用しているユーザーがブログで書かれていた内容ですが、カード自体は正常に認識するけれど、MP3で2万曲以上の楽曲を入れると一部の楽曲が非表示になるそうです。

 

MP3データで2万曲というのが「約128GB」なのかもしれません。

 

次に、ブルートゥース接続についてですが、こちらは、そもそも僕はブルートゥース接続の「ハイレゾ対応イヤホン&ヘッドホン」を持っていないので検証のしようがないのですが……

 

そもそもブルートゥース接続というのは、音声データを圧縮して接続する技術のことなので、ワイヤード(有線)イヤホンに比べて音質が悪くなるのは周知の事実だし、NW-A55に関してはブルートゥースの規格自体が1世代前(?)のものなので、検証するまでもなく「音質が劣化する」ものだと思っています。

 

もし、今後、僕がハイレゾ対応のイヤホン&ヘッドホンを購入するなら、ワイヤード一択ってことですね。

 

後は……

iPodタッチ7thで愛用していたSONY製のポタアンが転送ケーブル接続で使用可能か?

これも検証する必要があります。

 

愛車のマツコネは、ウォークマンを転送ケーブルで接続すると、「本体データのみ認識」してマイクロSDカードに入れた楽曲の再生ができなかったもの……。

 

まさか?

マイクロSDの容量増設にそんな落とし穴があったとは……

 

ってことで次回は、PCからのデータ転送のお話を書かせて頂こうと思います。