僕は最近、アマゾンの電子書籍サービス
Kindle(アプリ)で読書をするようになったのですが……。
kindleを使い始めた理由は、単純に、僕が熱心な読書家ではない※紙媒体の本に思い入れが無いことと、持ち運びや収納場所に困らないことと、紙の劣化や汚れを気にしなくていいこと……などなど。
あとは…、紙媒体の本より値段が安いものがあること。
仕事終わりの深夜でもボタンひとつで購入できること。
音声朗読に対応していること。
サンプルを読めること。
まあ、理由を挙げだすとキリが無いのですが……。
どちらかと言うと、物理的(?)な要因が多かった気がします。
持ち運びや、置き場所、劣化、音声朗読、カンタン購入……。
その為か(?)、今まで、電子書籍に搭載されている便利機能については、深く考えたり使ったりしたことが無かったのです。
以前…
読書好きのヲタク同僚と話したことを思い出しました。
彼は、電子書籍に対して懐疑的な人物でした。
彼がよく言っていたのは、電子書籍には実感(手に持って本の厚みや重さを感じる)が無いこと、読み返し(数ページ前に戻って内容を確認するなど)がやりにくそう、紙の本と電子書籍で掲載内容が違う(挿絵や折り込み絵など)かもしれない……、ということです。
まあ、確かに。
本が好きな人が「紙媒体」にこだわるのは、音楽好きの僕がダウンロードやサブスクの音楽に懐疑的なのと同じなのだろうと思いました。
…まあ、それは置いといて。
実は最近、Kindleアプリの便利機能に(ちょっと)感心してしまっているのです。使い慣れている人にとっては「何を今さら?」な話しなのですが、ちょっと感心したので、ブログでご紹介しようと思います。
実は、イマイチ謎だったのです。
アマゾンで電子書籍を買う際に書かれている説明。
↑こーゆー説明です。
ファイルサイズは理解できます。
テキスト読み上げ機能も理解できます。
X-Rayって…ナニ?
Word Wiseって…ナニ?
上に挙げたのは、電子書籍の便利機能の中でも最近(?)追加されるようになったスゴイ機能(?)のようです。
X-Rayは、文章の中に登場する人名や地名などが使用されている部分をピックアップする機能???
イマイチ使い勝手が分かりません。
Word Wiseは英語本に記載された単語の類義語をピックアップする機能???
これまたイマイチ分かりません。
こういうスゴイ機能は、電子書籍を使い慣れている人が使用するものだと思います。※個人の意見です。
今回、僕が紹介したいのは、もっとベーシックな基本機能です。
ベーシックな機能なので、KindleにもiBooksにも搭載されていると思います。※使い方は異なると思いますが。
Kindleの
マイノート機能です。
この機能を使い始めた切っ掛けは…、偶然でした。
電子書籍を読んでいる時に、操作を間違って、文章に色が付いてしまったのです。※画像はネットから拝借。
▲こんな感じです。
ナンダコレ?
そー思って、色を消すため色部分をタップすると……
▲こんなカーソルが表示されました。
どうやらこれ、「ハイライト」という機能で、選択した部分に色を付ける機能のようです。
教科書や参考書の重要部分に蛍光ペンで色をつけるような、そんな機能です。
色は4色あるようです。
へぇ~こんな機能があるのか……
で? 誰が使うの?
普段あまり読書をしない僕は、文章に色付け……と言うか、小説の文章に色を付ける理由が分からない?
文学書や学術書ならともかく、僕のような、読書はホラー小説か村上春樹かオーバーロードという「なんちゃって読書家」には無用な機能。
…と、思ったのですが。
ハイライトの機能で色々と遊んでいると、単語を選択すると「辞書」や「ウィキペディア」が表示されることに気が付きました。
おぉっ! 流石は電子書籍っ!
これは何気に便利だぞっ!
更に「ハイライト」で遊んでいると、マーカー色の横にある「メモ」のようなアイコンが気になったのでタップしてみました。
すると案の定、「メモの作成」というタブが表示されました。
…で。
使い方を調べてみたのです。
※最初から調べろよって話ですが……。
上で紹介した「ハイライト」や「メモ」は、
マイノートの中に保存され、ワンタッチでその部分へ飛ぶことが出来るそうです。
▲画像上の赤枠のアイコンがマイノートです。
例えば、小説を読んでいる途中で気になった部分に「ハイライト」で色を付けたり、疑問に感じた部分に「メモ」を書き込んだり……。
そして、その部分を見返したい時にマイノートを開くと、
▲こんな感じで見ることが出来ます。
保存している「ハイライト」をタップすると、そのページまで一気に戻ることが出来ます。
当然ですが、「ハイライト」ページから、元のページまで一気に戻れるのは言うまでもありません。
更に……
このマイノートには「しおり(ブックマーク)」も保存されます。
実は、ずっと疑問だったのです。
電子書籍の「しおり」機能って何の為にあるの?
だって、電子書籍って、アプリを終了する際は「最後に開いていたページ」が自動的に記憶されます。
次に本を開くと、当然ですが、自動的に「最後に開いていたページ」から再開されます。
しおり、意味なくね?
そー思っていました。
でも、マイノートに「しおり」が保存されているなら話は別です。
戻りたいページ※例えば「目次機能」で飛べない細かなチャプターなどにスグに戻れるのはスゴク便利です。
…と、言うのは
今現在、オーバーロードの再読(3回目)を行っているのです。
※7月発売の最新刊を読む前の予習・復習です。
オーバーロードって、実は序盤から色々な伏線が登場しています。
サラッと……唐突に。
しかも内容は、その巻を読んでいる時は「???」なモノが多く、4~5巻後になって「ああ、そう言えば…そんな話が前にも登場してたな」って思いだしたりします。
ただ…、サラッと唐突に登場する話なので、「どの巻」の「どの部分」に「どういう内容」で書かれていたのか思いだせません……。
再読時に、マイノートに「ハイライト」&「メモ」で残しておけば、全巻・全部、読み返さなくても簡単に伏線(らしき内容)が確認が出来るっ!
ってことで……
改めて思ったのです。
電子書籍ってスゴイッ!
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_301.png)