これを漫画と呼んで良いのか?
からかい上手の高木さんの作者
山本崇一朗さんの作品
おだいばこです。
え? そんな漫画、どこの本屋さんでも見たことないよ?
はい、それもそのはずです……
Kindle版の電子書籍です。
多分、今のトコロ、Kindle版しか出てないんじゃないかな?
iBooksにも無かったし、一般の紙媒体としては発売されていません。
初、Kindle版電子書籍を購入です。
と、言うのは、僕は電子書籍はiPadで読む人なので、必然的(?)に購入はiBooksになっちゃうわけです。
iBooksに無いから……Kindle版での購入です。
それにしても、おかしいなあ?
リンクを探すのですが、どうやってもヒットしないのです。
仕方ないので、山本さんが絶賛連載中の3作品を貼っておきます。
いやね、ホントはおだいばこのリンクを貼って、是非、皆さんに購入していただきたかったのです……
だってこの商品、価格0円だもの。
はい、価格0円です。
無料なのです。
もともとは、作者の山本さんがツイッターの「お題箱」ってリクエスト機能でファンからのお題に答えて描いたイラストです。
ツイッターに投稿してたイラストなんですね。
それが溜まったから、電子書籍にして無料で販売(?)しましたって、そんな感じです。
僕的には、とにかくスゴイなって感じでツイッターで拝見してました。
初期の頃は「お題箱」ではなく、単純に山本さんがペンタブ買ったから練習がてらイラスト描いて投稿します、みたいな感じでツイッターに投稿してたように記憶してます。
まあ、その頃から……俗に言われる……
性癖モロ出しって作品ばかりでした。
あ、別に、エロい意味じゃないですよ。
可愛い女の子
貧乳
おでこ
この3つです。
特におでこです。
「おだいばこ」のレビューにも、「おだいばこ」じゃなく「おでこばこ」ですねってそんな書き込みがありました。もちろん、好意的な意味で。
確かに、山本さんの描くキャラは、皆、おでこですね。
描かれてるイラストは、ツイッター投稿の遊びのようなモノなので、ラフ絵に簡単な色をつけたってレベルです。
そんなレベルの絵なのですが……
レベルが違います。
むちゃくちゃ上手いっ!
そりゃあプロの漫画家さんだもの。
って思うかもしれませんが、山本さんの描くキャラって、とにかく動きがあるんですね。いや、動きというか、人体の表現がむちゃくちゃ上手いって感じます。
何気ない仕草とか、何気ないポーズとか、何気ない表情とか。
僕的には、手の表現が上手い漫画家さんって印象だったけど、「おだいばこ」※その他ツイッターの投稿を観て思ったのは、人間の間接の表現がむちゃくちゃ上手い、でした。
そして、全身のバランスですね。
漫画用にデフォルメして描いてるはずなのに、すごく自然なバランスで描かれてるんですね。
なので、むちゃくちゃ動きが自然に見える……。
まあ、僕も、一応は、美大出身なので、それなりにデッサンの勉強とかしてはいるけど……正直、こんなバランス感覚でキャラを描けないなって、才能の違いと言うか性癖の違いを思い知らされた感じです。
いやぁ、ホント、山本さんの描くおでこの真似は誰にもできませんね。
ってことで、興味のある方は、価格0円なので読んでみて下さいね。
…あ、しまった。
ついうっかり、このブログが音楽レビューブログだってことを忘れてました。
今回の「おだいばこ」に合うBGMは
クラムボンなんていかがでしょう。
原田郁子さんのキュートな歌声に癒されながら、山本崇一郎さんの描くおでこに癒されてみるのもいいかもしれませんね。