魔法少女オブ・ジ・エンドの続き。
第5巻を読んで、意外とアッサリ……謎が解説されちゃいました。
ちょっと、ストーリーを整理整頓。
完全なネタバレなので注意して下さい。
もう一回、最初から読み返してみました。
第1巻
「今日もいつも通りの一日が始まる」
はずだったのだけど、
突然、校門に現れた少女によって、日常は非日常へと変わっちゃうんだね。
少女は、自分をを呼び止めた先生の頭を吹き飛ばし、そのまま、主人公の教室へ飛び込んで来ちゃいます。
魔法少女による大量虐殺の開始なのね。
魔法少女に殺された人間は、
「まじかる~」って、魔法ゾンビになって復活。
主人公たち(生きてる人間)を襲ってきます。
生き残ったのは、
主人公のキイ君と、幼馴染でイジメられっ子のつくねちゃん。
学校中が「まじかる~」で大パニックの血の海……。
途中で出会った生徒たちと、学校から抜け出します。
でも、すでに街も「まじかる~」血の海。
空に浮かんだ魔法陣から、大量の魔法少女が下りて来ちゃいました。
「我々は…魔法少女の攻撃を受けている」と非常事態宣言が発令。
逃げる途中で、いじめっ子の楓ちゃんと合流したり、仲間がアッサリ殺されたり、血みどろスプラッタな展開を乗り越えて、大型のショッピング・モール(デパートですよ)に逃げ込みます。
はい、ここまでが1巻。
第2巻
モールの中に逃げ込むと、
そこには……
拳銃片手に、ズボンを降ろして女性をレイプしてる警察官……。
「うっひょおお!美味そうなJKキタアア!」と大はしゃぎ。
法も秩序も崩壊しています。
警官は、主人公の仲間で、巨乳の夜華ちゃんに目をつけました。
まあ、この後の展開は……、
銃声を聞いて駆け付けたイケメン君にアッサリやられて警官気絶。
イケメンと夜華ちゃんは、いい感じ。
モールの中では、耳が聴こえない同級生、姫路君と再会。
で、今度は寄生型の魔法少女の襲撃!
寄生魔法少女の特徴は、喋れることね。
そして、肉弾戦!
殴る蹴る!
当然、攻撃喰らったら、頭吹き飛ばされるくらいの強力パワー。
で、ピンチとスプラッタの展開の後、主人公キイ君の機転で、極悪警察官と協力して、寄生魔法少女を撃破。
ここで、最初の謎が登場。
寄生魔法少女が語る、
「お前らはくだらないイベントのゲームの駒に過ぎない、魔法少女オブ・ジ。エンド計画の……」
でも、これ以上喋ったら…「あの人」に殺されるんだってさ。
ほほう、この大量虐殺は、魔法少女オブ・ジ・エンド計画ってわけなのね。
なんじゃそら?
でね、瀕死の状態から回復して、他の人間に寄生しようとした魔法少女は……、蚊と間違われて、ゲス警察官にパチンと潰されちゃいました。
でね、ここで弱点が発覚。
魔法少女は、ステッキを奪われると無力になるらしい。
寄生魔法少女は砂のような物質になっちゃいました。
ゲス警官は、その物質に興味を持って、警察手帳の間に隠しちゃいました。
次に登場したのは、
巨大魔法少女と、マシンガンを持った魔法少女。
マシンガン魔法少女の攻撃を受けたキイ君、警察官、楓ちゃん、姫路君は……消滅。
で、更に謎の二人組(魔法少女側?)が登場。
「人生に遠回りはつきものさ、ハッピーエンドを迎えるためには」って。
ほい、ここまでが第2巻。
第3巻
消滅したと思ってた、キイ君、警察官、楓ちゃん、姫路君は10年前の世界に飛ばされてました。
その世界で、楓ちゃんがキイ君に言ったのは、自分は「福本つくねに脅されていた」ということ。
実は、つくねちゃんをイジメていたのは、つくねちゃんに言われてやってたとさ。
自分をイジメないと、親や兄弟を殺すよって……。
わざとイジメられて、キイ君の気を引こうとしてたらしい。
そんなの信じられないキイ君は、楓ちゃんを置いて行っちゃいます。
さて、この過去の話は、ちょっと重要っぽい。
キイ君がたどり着いたのは、10年前の、つくねちゃんの家。
偶然、家の前でつくねちゃんの父親(有名な医者)と遭遇。
怪我してたキイ君を家に招きます。
そこで、キイ君が見つけたのは……
つくねちゃん(小学生か?)が描いてた魔法少女の絵やぬいぐるみ。
ゲス警察官が向かったのは、小学生時代の夜華ちゃんの家。
夜華ちゃんのオッパイが目当て。
成長を確かめに向かいました。
楓ちゃんは、街のチンピラにレイプされそうになってたとこを、姫路君に助けられてます。
※ゲス警察官とも合流。
キイ君は、その後、漫画家を目指す女性の部屋で一晩を過ごすんだけど、過去に飛ばされた全員、強制的に元の時代に戻されちゃいました。
元の世界に戻ったキイ君たちは、自衛隊に救助されます。
が、途中で魔法少女の襲撃に合い、姫路君が死亡……。
キイ君たちと自衛隊(男・女の二人)は、つくねちゃんが向かったであろう、彼女の父親の病院を目指します。
つくねちゃん、夜華ちゃん、イケメン君は、無事につくね父の病院で生存していました。
でも、目を覚ましたつくねちゃんの様子が……怪しいぞ?
その頃、病院に向かうキイ君たちを魔法少女が襲撃。
キイ君を救う為に、楓ちゃんが犠牲に……。
ここまでが第3巻。
第4巻
キイ君を救う為に犠牲になろうとした楓ちゃんを救ったのは、謎の二人組。
正体は……謎。
んで、病院では、父親がつくねちゃんのことを「あすか」って呼んだり、死んだ魔法少女を復活させる魔法少女が現れて、さあ大変!
夜華ちゃんとイケメン君がピンチです。
復活した寄生魔法少女が、まあ、大活躍してます。
で、ついに……イケメン君が死亡。
ピンチの夜華ちゃんを救ったのは、あのゲス警察官でした。
魔法少女のステッキを奪って、魔法少女を倒してます!
登場時はゲスなちょい役だって思ってたのに、主人公より目立ってます活躍してます。
でも、動機は全て、夜華ちゃんの巨乳を揉むため……。おいおい。
ステッキを手にした警察官は強かったけど、今度は魔法少女の反撃。
全員がパワーアップして、
警察官は、アッサリ片腕吹き飛ばされて……大ピンチ。
病院にやってきた自衛隊も……アッサリ惨殺されちゃいました。
ここまでが第4巻。
第5巻
大ピンチの中、
ゲス警察官が考えた作戦は、
時を戻す魔法少女にあえて攻撃させて、10年前の世界に行くこと。
そうすれば、治療を行うことができる。
でも、そうは上手くいかないのね。
あと一歩ってところで、寄生魔法少女に見つかり、夜華ちゃんが殺されちゃいます。
「お前何してんだよおおおお!」警察官激怒!
でも、寄生魔法少女に腹をぶち抜かれて……。
で、変身!
偶然、警察手帳に挟んでた魔法少女の粉物質が体内へ入り、超人的パワーを持って復活しちゃいました。
「何度も何度も何度も、刺して引き裂いて叩いて殴って蹴って潰して斬りつけて挟み潰して熱して燃やして引きずってぶち折って剥がしてバラバラにして肉塊にする!」
と、寄生魔法少女に宣言。
寄生魔法少女から、すべての元凶がつくねちゃんだと聞かされた警察官は、つくねちゃんを殺せば、今までの惨劇が全て消えると仮定。
夜華ちゃんは生き返り、巨乳を揉むことができる!
魔法少女は未来から来てたんだよ。
魔法少女を作った(未来で)つくねちゃんが死ぬと、タイムパラドックスが発生して(未来のつくねちゃんが消え)今までの惨劇が消える……だって。
その頃、キイ君は……謎の二人組から銃(ステッキ)と手紙を託されてます。
「世話の焼ける、あたしのダンナだ」って。
でもね、謎の二人組は「裏切り者」として、魔法少女に殺されてしまいました。
「ただ私は、ハッピーエンドを願っている」
死んでいく彼女(顔は見えない)の髪には、楓ちゃんと同じ髪飾り(キイ君からもらったもの)が……。
でもね、髪の色が違うんだよ。
この髪の色は、つくねちゃんか、10年前に出会った漫画家の女性なんだよね。
さて、キイ君のとった行動は?
つくねちゃんを殺す……。
世界は崩壊(タイムパラドックス)を始め、その様子をハンディービデオに録画する人物。
と、魔法少女のパペット・マスターの台詞。
「いくら我々が管理しているとはいえ、無理ゲーでしょ。つーか、現にあなた一回死んだじゃない……」
姫路……って。
黒幕の正体は、姫路君でした?
「次の世界でもよろしくたのむよ」ってさ。
ただね、謎だらけ……。
これで完結にはなってません、ね。
※実はこの後、全16巻まで続いちゃうんですね……