わけもわからず、立っていた。
すべてのものにゴールがあるのだと、信じて疑わなかった。
幼稚園、小学校、中学校、高校、大学。必ずゴールがあった。
ゴールをすれば次の扉があり、そしてまた次のゴールへ。
まったくもって簡単なことだった。
わき目も振らず、ただただゴールへ向かって全力疾走。
今までいくつの扉を開けたのだろうか。
最後に扉を開けたのはいつだろうか。
呆然とした。
いつまでたってもゴールがこない。次の扉が見つからない。
全力疾走はとっくにやめていた。スタミナ切れだ。
しかし人はみな、走り続けている。
私の横を通り過ぎていく。全力疾走で。
ここからが正念場なのだろう。
またみんなと一緒に走りたい。
そのためには、果たして・・・。
答えは風の中、ってか。
普段の生活の中で、何かに制限を設けたりするすることがある。
それは例えば、「ダイエットのために食事を制限する」とかそういうこととは少し違う。
ダイエット、という目的がある。
それとは違う、制限。
「自分には絶対無理だから」とか「お金ないし・・・」とかそういうネガティブな思考。 そうやって自分に鎖を巻きつけてしまう。
それは全く無意味だということに気付いた。
そんなの当たり前でしょ、って言われるかもしれないけど、私のような種族(?)の人間にとっては大いなる進歩。
この考えに辿りつかなければ、とっくの昔に閉塞的な世界で窒息していたかもしれない。
やりたいことはやるように。買いたいものは買うように。
それだけで世界は輝く。それだけで未来への扉が開く。
晴れわたる空はいつまでも続かない、だけどそれと同じように曇り空もいつまでも続かない。 そういうことでしょ。ね。
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それは例えば、「ダイエットのために食事を制限する」とかそういうこととは少し違う。
ダイエット、という目的がある。
それとは違う、制限。
「自分には絶対無理だから」とか「お金ないし・・・」とかそういうネガティブな思考。 そうやって自分に鎖を巻きつけてしまう。
それは全く無意味だということに気付いた。
そんなの当たり前でしょ、って言われるかもしれないけど、私のような種族(?)の人間にとっては大いなる進歩。
この考えに辿りつかなければ、とっくの昔に閉塞的な世界で窒息していたかもしれない。
やりたいことはやるように。買いたいものは買うように。
それだけで世界は輝く。それだけで未来への扉が開く。
晴れわたる空はいつまでも続かない、だけどそれと同じように曇り空もいつまでも続かない。 そういうことでしょ。ね。
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気づけば年も明けていた。
前回から随分間が空きました。
その間に、ポールは来日し、大瀧詠一が死去し、ダフトパンクがグラミーを受賞し、そしてもうすぐストーンズがやってくるヤァヤァヤァ。
時の過ぎ行くままに、とは言うけれども、あまりにも惰性で生きているような気がした。
これでは、高校時代の自分に申し訳が立たない。あの頃の燃えさかる情熱はすっかり消えてしまったようだ。
もう少し、野心を持って生きようと思う。
曲作りもするし、バンドもするし、CDも買う。音楽に対する情熱だけは、絶やさぬように。
新生活も始まりますから。
ね。
<レコード日記>
The Rolling Stones「Nasty Music」(ブート盤)
Daft Punk「Random Access Memories」
70年代のすばらしき熱狂と、2013年の血湧き肉躍るソウルの感動を、あなたに。
前回から随分間が空きました。
その間に、ポールは来日し、大瀧詠一が死去し、ダフトパンクがグラミーを受賞し、そしてもうすぐストーンズがやってくるヤァヤァヤァ。
時の過ぎ行くままに、とは言うけれども、あまりにも惰性で生きているような気がした。
これでは、高校時代の自分に申し訳が立たない。あの頃の燃えさかる情熱はすっかり消えてしまったようだ。
もう少し、野心を持って生きようと思う。
曲作りもするし、バンドもするし、CDも買う。音楽に対する情熱だけは、絶やさぬように。
新生活も始まりますから。
ね。
<レコード日記>
The Rolling Stones「Nasty Music」(ブート盤)
Daft Punk「Random Access Memories」
70年代のすばらしき熱狂と、2013年の血湧き肉躍るソウルの感動を、あなたに。
街と音楽、について。
先日、茶屋町をぶらついていた。
そこでは、様々なな音楽があらゆるところから聴こえてきた。
そういう空間にいるということが、とても素敵なことだと気づいた。
流れる音楽は、街を彩る。
そしてまた、街の風景も音楽を彩るのだ。
ライトアップされた賑やかな街に流れる音楽は、おそらく通常よりも華やいでいた。
音楽と情景は密接な関係にある。
お互いに高め合うこともあれば、どちらか一方のせいですべてが台無しになることもある。
あの日の茶屋町と、そこで流れていた音楽はとても仲良しだった。
そういう瞬間を集めていきたい。
はっぴいえんど「抱きしめたい」を聴きながら。
先日、茶屋町をぶらついていた。
そこでは、様々なな音楽があらゆるところから聴こえてきた。
そういう空間にいるということが、とても素敵なことだと気づいた。
流れる音楽は、街を彩る。
そしてまた、街の風景も音楽を彩るのだ。
ライトアップされた賑やかな街に流れる音楽は、おそらく通常よりも華やいでいた。
音楽と情景は密接な関係にある。
お互いに高め合うこともあれば、どちらか一方のせいですべてが台無しになることもある。
あの日の茶屋町と、そこで流れていた音楽はとても仲良しだった。
そういう瞬間を集めていきたい。
はっぴいえんど「抱きしめたい」を聴きながら。
andymoriについて。
andymoriのライブアルバム2作品がリリースされた。迷わず購入。
andymoriのライブは実際には見たことがないが、映像で見る限りでは、ものすごい熱量が伝わってきた。
今回のアルバムでもそれが十分に伝わってくる。
andymoriの魅力は、言葉。
ストレートなクランチサウンドに乗せて、言葉が突き刺さってくる。言葉の選び方が非常に独特。
草野正宗、中村一義、岡村靖幸、小沢健二、岸田繁。そういった先人たちに比肩しうる存在。
さてさて、
andymoriは現在、解散飽和状態、とでも言おうか、解散しそこなった、バンドである。
理由はフロントマン小山田壮平の怪我によるもの。自ら川に飛び込んだのだ。
以前にも色々騒ぎを起こしていた小山田氏。天才、と呼ばれるような人の感覚は理解し得ないけれども、彼も何かと戦い続けていたのだろうか。かつての尾崎豊のように。
あれだけの歌詞を書ける人ですから、とても繊細で、孤独だったのかもしれない。
何はともあれ、尾崎豊と違って、小山田壮平は、andymoriはまだ死んでいない。経過順調との報告もあった。そしていよいよ、本当の最後に向けて動き出す。
「愛してやまない音楽を」
そんなタイトルを、恥ずかしげもなく付けられる人の音楽は素晴らしい。必ずライブを見る。それまでは私も死ねない。
andymori「1984」を聴きながら。
andymoriのライブアルバム2作品がリリースされた。迷わず購入。
andymoriのライブは実際には見たことがないが、映像で見る限りでは、ものすごい熱量が伝わってきた。
今回のアルバムでもそれが十分に伝わってくる。
andymoriの魅力は、言葉。
ストレートなクランチサウンドに乗せて、言葉が突き刺さってくる。言葉の選び方が非常に独特。
草野正宗、中村一義、岡村靖幸、小沢健二、岸田繁。そういった先人たちに比肩しうる存在。
さてさて、
andymoriは現在、解散飽和状態、とでも言おうか、解散しそこなった、バンドである。
理由はフロントマン小山田壮平の怪我によるもの。自ら川に飛び込んだのだ。
以前にも色々騒ぎを起こしていた小山田氏。天才、と呼ばれるような人の感覚は理解し得ないけれども、彼も何かと戦い続けていたのだろうか。かつての尾崎豊のように。
あれだけの歌詞を書ける人ですから、とても繊細で、孤独だったのかもしれない。
何はともあれ、尾崎豊と違って、小山田壮平は、andymoriはまだ死んでいない。経過順調との報告もあった。そしていよいよ、本当の最後に向けて動き出す。
「愛してやまない音楽を」
そんなタイトルを、恥ずかしげもなく付けられる人の音楽は素晴らしい。必ずライブを見る。それまでは私も死ねない。
andymori「1984」を聴きながら。
夜、について。
夜はあんまり好きじゃない。
ある時は好きだった。例えば中学生のころ。
中学生のころの事は、もうあんまり覚えてないけど、学校に行くことが苦痛でしかなかった。
一日のほとんどが嫌いだった。
でも夜はラジオが助けてくれた。深夜ラジオを聴くことが、あのころのすべてだった。
だから夜が好きだった。そういう時期もあった。
でも今は嫌い。
朝が来るのが怖いから。要するに朝も嫌いなんだ。
未だに一日のほとんどが嫌いなんだ。
でもたまに、朝が来るのが楽しみで仕方ないときがある。
そういう日のために、生きてるんだ。
The Beatles「Nowhere Man」を聴きながら。
夜はあんまり好きじゃない。
ある時は好きだった。例えば中学生のころ。
中学生のころの事は、もうあんまり覚えてないけど、学校に行くことが苦痛でしかなかった。
一日のほとんどが嫌いだった。
でも夜はラジオが助けてくれた。深夜ラジオを聴くことが、あのころのすべてだった。
だから夜が好きだった。そういう時期もあった。
でも今は嫌い。
朝が来るのが怖いから。要するに朝も嫌いなんだ。
未だに一日のほとんどが嫌いなんだ。
でもたまに、朝が来るのが楽しみで仕方ないときがある。
そういう日のために、生きてるんだ。
The Beatles「Nowhere Man」を聴きながら。
