只管音読♪ | 船津洋 『子どもが英語を話しだす』 ~英語教育のために、今日も東奔西走!~

船津洋 『子どもが英語を話しだす』 ~英語教育のために、今日も東奔西走!~

英語教育に携わり23年。その甲斐あって、ネイティブ並みに洋書を読む小学生、英検1級合格の中学生、英語で難関大突破と、嬉しいご報告を続々頂きます。
――かたや「日本人の英語力、依然としてアジア最下位」の現実。
英語教育を天職だと光栄に思い、まだまだ奔走します!

もうすぐセンター試験ですな~

受験生諸君はどきどきじゃないの?

そういえば、年賀状でもちょくちょく頂くのが、

卒業生達のその後のご報告。

東大理Ⅱです~とか、

圏内随一の進学校に合格しました~、とか、、、

TOEICで950点でした。とか・・・。

秘訣はなんだと思います?

文法知識?

語彙???

違うんですよ。

文法なんて中学レベル程度で十二分。

語彙は5000語もあれば、センターレベルは余裕。

文法でも語彙でもない。

ちょっと考えれば分かりますけど、

例えば何でも構いませんけど、

原書で小説を読んだとしましょう。

そこに書かれてある英単語は99%知っています。

つまり、1ページに500語印刷されているとしたら、

知らないのは5語くらい。

あとは、知っているんです、大学受験するくらいの人なら。

文法も複雑なのはありません。

簡単な構成なんですよ。

でも、長いの。一文が。

だから、主語を見失い、動詞を見失い、

でもって、分かる単語をごちゃごちゃ並べ替えて、

"勘" で日本語に訳す。

そして、知らない単語のせいで理解できなかったことにする。

コレが日本人の英語の処理方法です。

コレをいくら精密にやっても、英語は出来るようになりません。

英語が上手になる唯一の方法は、

ひたすらたくさん読むこと。

只管打坐ならぬ只管音読です。

大量に読んでいるうちに、

長い一文を、主語や述語を軸にしながら

細かい情報を読むことが出来るようになる。

一日2時間英文を読む。

こんなレベルが良いかもね。
$船津洋 『子どもが英語を話しだす』 ~英語教育のために、今日も東奔西走!~

とにかく読むべし♪