C55三次型の組立依頼です。
位置のおかしい砂撒き管元栓の取付穴をカシメて埋める為の妻折ヤットコが届きました。
エコーモデルの深型に比べるとかわいらしいこと。
明工舎製ですが仕上げが綺麗でなかったので先ずはダイアモンドヤスリで外形を仕上げ、口も耐水ペーパーを挟み平面出しを。
穴径が約0.55㎜だったので同寸の銅線を妻折ヤットコでカシメます。
公式側は後ろの穴を基準とするので残します。
カシメ後、すくい角をあまり付けていないキサゲで削り取り面一に仕上げます。リベットが接近していてヤスリがかけられないからです。
ボイラーなどでも必要の無い穴はほとんど銅線のカシメで埋めています。1㎜以上は銅釘を利用しています。
真鍮より柔らかいのでヤスリのかけすぎには注意が必要です。