オーランド・ヒルトン・タスカニーヴィレッジ | ふみプレイス

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オーランド空港到着で、宿泊先のヒルトン・タスカニーヴィレッジへ向かいます。

交通手段はライドシェアのウーバー。

オーランドでは、ライドシェアシステムが便利で高度に普及しているのです。

 

夜のオーランド空港到着ターミナルからの出口です。

 

アプリ登録をしたライドシェアのシステムを使って、ウーバーを要請します。

 

ウーバーの手配には、この場所がライドシェアの車の乗降が許可されているエリアである事を確認し、ウロウロ動き回らずにスマホを使う事が肝心です。

 

どうやら、手配は上手く完了したみたいです。

ドライバーからの返信メールには、10分で迎えに来ると表示されていました。

 

その車は、10分もかからずに到着しました。

つまりは、この近くを流しドライブしていたという事でしょうか?

ひょっとして、オーランドの住民は全員がウーバードライバーなんじゃないか?…と思うくらいに、いつでもどこでも直ぐにウーバー利用が出来るという環境が整っているオーランドです。

 

ウーバーのドライバーは、優しそうな女性でした。

ハッチバックのトランクを開けると、中に折りたたまれたベビーカーが入っていたので、ママさんドライバーだという事が分りました。

私が『カワイイベビーカーだね。』と言うと、すかさず『Thank you.』との答えが返ってきました。

この時点で、直ぐにお互いのコミュニケーションが繋がったのでした。

 

此処から先のドライブ中には、フレンドリーな会話が成立します。

それによって私たちは、彼女から沢山の現地情報を得る事が出来ました。

やはり、そういう事は原地在住の人に聞くのが一番ですよ。

 

彼女の話によると、今の時期のオーランドは年間で最も過ごし易い時期だという事でしたが、特に今年は春から雨も少なく、良い天気が続いているそうです。

実は私たちは、昨年の滞在では度重なる豪雨スコールを経験していたので、今回は重くて丈夫な雨合羽をしっかり準備持参していたのです。

でも、どうやらそれは、無駄なお荷物になりそうな予感がします。

 

空港からヒルトン・タスカニーまでは、車で約40分。

事前契約したウーバーの料金は30ドルほどです。

これがタクシーの場合であれば、80ドルもの料金になります。

これから先のアメリカ社会では、ウーバーとタクシーの営業関係についてはどうなるものやらわかりませんが、ライドシェアシステムが此処まで充実普及しているとなると、タクシー業界にとっては厳しい状況だろうと推察されます。

日本の場合は政治的にタクシー業界が保護されているようですから、タイムシェアの法的制度が確立されないのと同様に、サービス業界は鎖国的な方針で、国際化からの立ち遅れは益々顕著なものになるような気がします。.

 

車が高架道路を走る道すがらに、遠くの方にオレンジ色に光り輝く球体が見えました。 

それを見て直ぐに、私たちはそれがエプコットのランドマーク・シンボルである事が分かりました。

もう少し早い時刻であれば、この場所からフィナーレの打ち上げ花火も見えていた事でしょう。

目線を360度に見渡せば、おそらくはマジックキングダムの打ち上げ花火も、エディズニーハリウッドの打ち上げ花火も見えるものと思われます。

つまりは、オーランドに住んで居る人たちは、毎晩の9時頃に何処かで花火大会を見られるという事です。

ウーバーのドライバーも、もしかすると夜の流し運転を花火を見ながら楽しんでいるのかも知れません。

 

実は、これから向かうヒルトン・タスカニーヴィレッジの場所からも、三方にディズニーパークの打ち上げ花火が見えるのですよ。

4大テーマパークでは、アニマルキングダムだけは動物保護の観点から爆音や光のショーなどは開催していませんが、他の三つのパークのフィナーレ打ち上げ花火は見えるのです。


ついでに面白話を特別公開いたしますと、エプコットのフィナーレショーの最中に、目の前で打ちあがっている大型花火の裏陰で、遠くにマジックキングダムのフィナーレ打ち上げ花火が見える場所があるという、ダブル打ち上げ花火観賞スポットが存在するのですから驚きでしょう。

それは、私たち自身でも予期せぬダブル感動でした。

これは、もしかすると私のブログ写真が本邦初公開となるのかもしれません。

何たって、その模様は動画でも撮影に成功しておりますから。

どうぞその当日まで、お楽しみにお待ちください。

 

そうこうしているうちに、車はタスカニービレッジのサイドレイク前まで辿り着きました。

 

宵闇の中で豪華に輝く、タスカニーヴィレッジのサインボード。

 

はい! 到着しました。

此処がオーランド・ヒルトン・タスカニーヴレッジのメインエントランスです。

 

敷地内に入ると、迎賓館の様な門構えが見えました。

 

車は、そろりそろりと慎重な運転で、フロントタワーに向かいます。

 

その前に、進入チェックのゲートがあります。

 

車が入って来ると、すかさず対応にあたる係員。

此処で、来訪の目的を聞かれます。

私が車の窓を開けて、チェックインだと告げ、アメリカ流に氏名を言います。

係員は予約名簿を確認し、間違いが無いと分ってから、ゲートはオープンされるのです。

 

タスカニーヴィレッジのフロントタワーは、直ぐ目の前でした。

 

中央エントランスに入ります。

 

車を停めて荷物を降ろし、ウーバーのママさんドライバーとは笑顔でお別れをしました。

もちろん、私たちが入れる評価は最高ランクの五つ星。

ママさんドライバーは此処までのドライブ中に、何度も何度も日本へ行ってみたいと話をしていましたから、日本ではライドシェアが発達していないけれど、東京ならば混雑ながらも電車が便利だと教えてあげました。

 

夜のタスカニーヴィレッジは、ゴージャス豪華な雰囲気です。

 

私たちにしてみれば、昨年に続いての利用で懐かしきマイホーム。

 

フロントロビーに入る所のドアは、イタリアンチックな様相でした。

 

フロントディスクでチェックイン手続きをします。

夜遅い到着ながらも、私たちを待っておりましたと、満面笑顔の対応でした。

係員の歓迎は、嬉し恥かし 『Welcome again.』のご挨拶。

そうです。 ちゃんと私たちが二度目の来訪である事を知っていたのです。

こうなると、私たちの返事も 『Ⅰ'm home, again.』となる訳で、夜遅くのフロントロビーには、明るい笑いが響き亘ってしまいました。

 

しかも、フロント係の女性は、私が写真を撮っている姿を見ると、二人の写真を撮ってあげるからそのカメラを貸してほしいとまで言います。

いやはや、そこまでのサービスは予想だにしていなかったものの、この際だからとちゃっかり甘えてしまいましたよ。

 

この後は、多少は勝手知ったる我がホームのタスカニーですから、館内利用の説明を聞いてから、カードキーを受け取って部屋への移動となる訳です。

 

その移動には、ベルボーイが運転する電動シャトルカーを利用します。

 

言ってみれば、早くもアトラクションライドの乗車ってな状況ですよ。

気分は既にディズニーパーク。

でも此処は、ヒルトン村なのでありました。

 

シャトルを運転するベルボーイは、礼儀正しく親切な執事タイプです。

私の問いかけに対応する受け答えは、常に『Sir.』の称号付け。

 

ゲートのオープンも、私たちのキーを受け取らず、自分の責任で解錠します。

ま、それは当たり前でしょうけどね。

 

それはまるで、私たち専用のお抱え運転手といった雰囲気でした。

 

滞在するタワーは、昨年と同様の第7棟。

それは、フロント係の配慮によるものでした。

 

もちろん、私たちも第7棟はがベストだと思っていたので、大喜びのチェックインです。

第7棟は、周辺のショッピングには最適な場所に位置していて、ウーバーを要請する場合にも、とても便利な環境にあるのです。

個人的にリクエストした事と言えば、今回はゲストルームの利用で室内には洗濯機が無いので、ランドリールームに近い部屋を希望したのですが、フロントの係員は、ちゃんとそれについての配慮をしてくれたようです。

 

ヒルトン・タスカニーヴィレッジの第7棟。

それは、夜空に映える別荘御殿でした。

 

私たちの部屋は、エレベーターを上がった先の7階でした。

それは、上から2番目のフロアとなります。

 

部屋に入る前の途中の通路に、ランドリールームがありました。

それは、部屋のカードキーで入るシステムですが、洗濯機や乾燥機の利用は無料で、既に洗濯洗剤も無料で提供されています。

 

アメリカ製の家電は音が煩いですが、例えば洗濯機であれば、衣類の汚れ落ちは抜群に優れていますからね。

或る意味では、洗濯機なんかは室外に有った方が部屋が静かになっていいですよ。

 

そして、私たちの部屋は、そのランドリールームの直ぐ近く。

 

第7棟の7階の2号室でした。

 

ドアを開けて部屋に入ると、思っていたよりも広い間取りにビックリの大喜び!

簡易キッチンだって、簡易型にしては立派なものです。

何よりも、マリオットコオリナのゲストルームに比べたら、こっちの方が断然広い!”

 

キングサイズベッド一台設置で、ダイニングテーブルは二人掛け、サイドチェアもソファータイプですし、周囲には余裕のスペースがありました。

 

ベランダ側から室内を見ると、こんな感じになります。

手前にあるのはダイニングテーブルです。

 

コンロの設置はありませんが、電子レンジと湯沸かしポットがあるので、それなりに自炊生活は出来るでしょう。

屋外には自由に使えるBBQグリルもあるので、ステーキくらいは普通に美味しく焼けますよ。

 

バスリーム内の洗面台です。

収納も、それなりにスペース確保されています。

 

シャワーはバスタブと一体タイプ。

シャワーヘッドが固定式で、桃レンジャーの手が届かないほどに高い位置にあったのが、ちょっとした難点でした。


ベランダも、そこそこに広いですよ。

夜だったのが残念ですが、周辺に高いビルも無い事から、夜景を含めて景観も悪くはありません。

オーランドの市内を見渡すという風景も、なかなか良いではありませんか。

何よりも、此処から或る一つのディズニーパークのフィナーレ打ち上げ花火が見えるのです。

他の二つのパークについては、通路に出ると花火が見える場所があります。

それぞれの位置関係が、ヒルトン村から分かるというのが面白いですねぇ。

 

部屋で荷解きをして、マイホーム作りが完了したならば、これから夜食の買い物に出掛けたいと思います。

直ぐ近くに大規模スーパーマーケットがある事を、私たちは知っていました。

そのマーケットのクローズタイムは、夜の11時です。

まだ閉店までには、ギリギリ間に合う時刻でした。