デトロイトからオーランドへ | ふみプレイス

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羽田空港からデトロイトまでのフライトが、約12時間。

デトロイトでの乗り継ぎ待機は、3時間ほどあります。

私たちは特に焦る事もなく、淡々と乗り継ぎ手続きを進めました。

 

前回の記事でも既にご説明済みですが、アメリカ合衆国への入国審査は、羽田空港を出発する際のデルタ航空チェックインカウンターでパスポートに確認済みのシールを貼り付けてあるので、そのシールとパスポートをチェックしただけの簡易手続きでスルーパスでした。

 

但し、青森空港から一括タグで移送された機内預け荷物は国際規則に従って、アメリカ入国時に自分で一旦受け取り、自分で次の便への搬入口に入れなければなりません。

 

私たちは、国内線出発ターミナルへ行く前に、パッケージクレイムへ立ち寄る必要がありました。

 

その場所は、それこそ国内線ターミナルへ向かう連絡通路の途中に在りました。

 

作業はとても簡単です。

ただ単に、ターンテーブルから流れて来る荷物の中から自分のバッグを見つけ、隣のターンテーブルに乗せるだけなのです。

本当に、これで大丈夫なのか?…と思うくらいに単純な作業なので、少々心配にもなるのですが、そもそもに青森空港で預けた荷物が羽田を通過してデトロイトまで届いていたのですから、これから先のオーランドまでへも、ちゃんと届くものと信用するしかありません。

 

乗り継ぎのフライト便を確認し、その出発ゲートへ向かいます。

次のフライトは予定通りの17時50分発で、ゲートナンバーは A-66 でした。

 

国際線の到着ターミナルから国際線の出発ターミナルまで行くには、空港内連絡電車に乗らなければなりません。

 

その電車のプラットホームは、そのまま普通の地下鉄駅です。

 

例えば羽田空港の場合であれば、未だにターミナル間の移動は連絡バスを利用するしかない状況ですが、今や世界のハブ空港は、いちいち道路に出てバスに乗り換えるなんて面倒なシステムではないのです。

 

電車は混雑もなく、一方通行の巡回ラインなので、数分間隔で運行されていました。

 

デトロイトは、陽が沈んだばかりの夕暮れ時。

日本との時差は、マイナス13時間です。

つまり、ほとんど昼夜逆転の世界。

地球を球体として捉えるならば、13時間前の私たちは逆様に立っていた事になるのですよ。

万有引力は、有難いですねぇ。

行き先のオーランドも、デトロイトと同じ時間になります。

 

電車を降りた所の直ぐ下のフロアが、国内線フライトのA-66 出発ゲートでした。

 

エスカレータで下の階に下ります。

 

下のフロアから上の階を見上げると、ターミナル間連絡電車の出発する様子が見えました。

 

いやはや、マジ本当に空港内電車だったのですねぇ。

この場合は、地下鉄ならぬ屋内鉄道ですよ。

 

鉄道ラインが建物の中を通っています。

こういった構造の建築物が存在するのですから、羽田空港だってやれば出来るんじゃないかと思うのですが、今の日本は経済停滞社会ですからねぇ...。

大阪万博だってどうなるものやら、ほとんど魅力は感じないし、私の場合であれば、そっちに行くよりハワイにでも行っていた方が楽しいと思ってますよ。

そもそもに、大阪にはタイムシェア物件が無いので、宿泊費が高くつきます。

ハワイに行った方が、旅行経費としては安く済みますからね。

 

乗り継ぎ待機の間は、ストアを覗いて歩くのが楽しいです。

デトロイト土産も、ちょこっと買ったりしてね。

 

そうこうしているうちに、ボーディングタイムとなりました。

 

搭乗チェックインのカウンターは、大して混雑もしていません。

 

私たちの場合はペーパーレスで、スマホにアプリ登録したQRコードにてチェックイン。

もうこの時点で、ディズニーのパーク入場と同じ様なものですよ。

時代ですよねぇ...。

 

私たちの荷物は、ちゃんと運び込んでくれたろうな...。

いつまでも心配している昭和オヤジは、ITシステムから立ち遅れっぱなしなのでありました。

私こそが、今の日本って事かな?

 

旅客機内でもWi-Fi が繋がる時代です。

怖いのは、電源が落ちた時...。

今の世の中は、電波が地球を包み込むように飛び回っているという事ですよ

そのうち頭の中にも電波が入り込んでくるかもしれません。

 

乗り継ぎの旅客機は、中央通路を挟んで左右に三席並びの中型機でした。

座席は、ほぼきっちり満席です。

東洋人と思しき人の姿は0人でした。

 

私たちの座席は、いつも普通にエコノミー。

 

日本の航空会社の旅客機と違って、それほど座席のグレードには差がありません。

結局は、移動するための交通手段ですからねぇ。

 

フライトの所要時間は約3時間。

目指す先はフロリダ半島です。

 

機内サービスのコーヒーとクッキーが、けっこう美味しかったですよ。

 

旅客機内は、冷房が効き過ぎていると感じる事が多いので、いつも長袖のトレーナーを持ち歩ています。

桃レンジャーも、羽織用のカーディガンなどは必需品として準備しているのですが、この時のフライト便はやたらめったら寒かった...。

 

そして間もなく、オーランド空港到着という事になりました。

 

着いたぞ、着いた! オーランドMCO空港だ。

時刻は夜の8時を過ぎていました。

 

旅客機から降りて空港内に入ると、空気が `もわ'っと暑かった...。

 

もうこの後の乗り継ぎはありませんから、まずはバッゲージクレイムへ向かいます。

 

オーランド空港も広いのよ。

そもそもに、アメリカがメチャメチャ広いからね。

 

バッゲージクレイムへ行くにも、電車に乗って行かなければなりません。

 

この辺りは、すでに十分ご存じの桃レンジャー。

迷う事もなく、さっさと歩みを進めます。

 

空港内のプラットホームが、これまたオシャレ。

 

東京の地下鉄駅より綺麗な設備です。

 

電車は立ち乗り方式ですが、ロングフライトの座りっぱなしでお尻が痛いので、このまま立っていた方が楽だと思える状況でした。

 

終着駅は到着ロビー。

バッゲージクレイムは、この先にあるはずです。

 

機内預け荷物の搬出テーブル前に来ると、すでにそこはディズニーワールド。

 

エプコットの不思議な球体が懐かしい!”

 

ディズニーハリウッドへ行ったなら、タワーofテラーはハリウッドホテルなのですよ。

 

キャァァァ~~~!” マジックキングダムだぁぁぁぁ~!

…って、あんた! そっちにばかり気を取られていたら、自分の荷物を見失いますよ!

 

オーランド空港は、ひたすら広かった。

出口までも、ひたすら遠い...。

 

はい! 無事に到着しましたよ。

家を出てから約24時間の、まる一日をかけた渡航経路。

時刻は夜の9時ころです。

疲れたけれど、オーランド空港は懐かしい。

そして...。 腹減った...。