空港への道はデンジャラス | ふみプレイス

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プーケット滞在五泊六日の六日目です。

これまでで一番早い時刻の朝食を終え、部屋に帰って来ました。

帰国準備は出来ています。

美味しい朝食を存分に食べて、お腹いっぱいの状態でしたが、帰りの渡航では寝て行けばいいだろうと思っていたので、とにかく私たちは帰国に向けて出発する事にしました。

 

出発前の最終チェック。

正直言って、私はこれまでに忘れ物が数々ありました。

 

ほとんどの荷物は昨夜のうちに詰め込み済みなので、パスポートとカードとエアチケットだけ確認出来れば、後は何とかなるでしょう。

 

チェックアウト手続きのために、フロントロビーへ向かいます。

 

いつもながらのセリフですが、これから日本へ旅行に出掛ける気分です。

 

チェックアウト手続きは、極簡単に済みました。

フロント係の担当者は、タイの風習通りに両手合わせでご挨拶。

「おはよう」も「おやすみなさい」も、「こんにちわ」も「ありがとう」も「さようなら」も、心を込めた礼のスタイルが両手合わせなのでしょうね。

 

ちなみの確認事項ですが、今回の旅行はマリオットのボンヴォイポイントを10万ポイントほど使っての宿泊で、残りの保有は約2400ポイントとなっていたのですが、それがこの度の宿泊によって加算が入り、旅行後の結果としては14400ポイントの保有となりました。

 

つまり、無料宿泊でもプラチナステータスによるアップグレードで割り増しポイントが入った上に、トラブル補償の1000バーツを使った食事でも幾ばくかのポイントが加算され、今回の旅行だけで12000ポイントほどが増えたという事です。

 

今年は、これからの夏にハワイ旅行の計画も有り、コオリナにも宿泊する予定ですから、年内には更にもっとボンヴォイポイントが増えるでしょう。

もしかしたら、また10万ポイントが貯まるまでには、そんなに遠い日の事でもないような気がします。

 

空港までのタクシーは、昨日のうちに予約していました。

帰りのフライト時刻に確実に間に合うためには、事前予約した方がよいとのフロントからのアドバイスに従った訳ですが、料金については高級リゾートホテルの契約タクシーであるだけに、予約手配料とチップ込みの1000バーツでガッテンする事となりました。

こればっかりは、仕方が無いですね。

 

タクシーはワゴン車で、時には乗り合いタクシーとしての低料金営業もしているかと思われましたが、この時点では私たち二人だけの専用運行でしたから、他者を待つ必要はありません。

空港へは直行で向かいます。

 

ワゴン車だけど、私たち二人の専用です。

時刻は午前の8時過ぎでした。

 

エキサイティングに遊んだパトンビーチに、さようなら。

 

雨季のプーケットも経験しましたが、どちらかと言うと冬の乾季に来た方が楽しく過ごせると思います。

 

プーケットは、ちょうど朝の通勤ラッシュ時刻だったみたいです。

トラックの荷台にも、普通に何人もの人が乗っていました。

 

こちらは、それこそ軽トラの荷台にチェアも無く相乗り乗車。

人と荷物は同類扱いですねぇ。

 

トラックの荷台の淵に腰掛けて、オープンカー気取りで乗っているケースも見られます。

それでも結構なスピードが出ているのですよ。

万が一の衝突事故ではなくても、道路の段差やカーブへの対応は極めてデンジャラスだと言わざるを得ません。

 

あらら・らら...。

いきなりの減速を路上で指示しているのは、正式ポリスのようですが...。

 

ありゃりゃ...。

やっぱり現地の警察官だ。

もしかして、この先で事故でも起こったのかな?

 

ヤバいですよ。

事故ったばっかりの状況らしいです。

 

黄色いワゴン車は、プーケットの救急車ですね。

つまり、救急隊も駆けつけていて、現状処理にあたっているという事です。

タクシーは、この区間は警察官の指示に従って減速運転するしかありません。

これだから、やはり帰国フライトの日はタクシーを事前予約しておいて、時間に十分余裕を持ちながらホテルを出発した方が良いのです。

 

オーマイガー!"  これはヤバい!"

車が道路を外れて、脇の川底に突っ込んでいるではありませんか!

車はメチャクチャに壊れています。

その事故処理に、油圧圧搾機も使われているところから察するに、もしかすると車内に閉じ込められている人が残っているのかもしれません。

ヤバすぎますね。

車内に乗ってる人だから事故ると閉じ込められるというケースも発生するでしょうが、これがトラックの荷台に座っている人なら、もうこの時点で遠くへ吹っ飛んでるでしょう。

 

ヤバい! マジ本当に、状況が最悪です。

車は完全に河川下に突っ込んでいて、メチャクチャに壊れている状況が見えているのです。

でも、私たちにはどうにもなりません。

野次馬的に見ているのも邪魔になるだけでしょうし、とにかくこの場は警察官や救急隊の方々の現状策処理に対策を委ねて、空港へ行かなければならないのです。

 

事故現場付近の減速通行区間を通り抜けて、タクシーは再びスピードを上げて走り出しました。

前を走るトラックの荷台には、相変わらず淵に腰掛けて乗っている人の姿が見られます。

他人の事故は他人事...?

デンジャラスですねぇ。

法律上はどうなのか分かりませんが、交通量の多さから考えても、これはやはり危険ですよ。

 

あちゃぱぁ~~~! これも凄い!

貨物トラックの荷台のドアを開けっぱなしで走ってる!

中の荷物が、ズルズル動いている状況がまる見えです。

これって、そのうち絶対に落ちると思うよ。

道路を走っている車から荷物が落ちたら、後続車がヤバいでしょう!

例えばそれが空の段ボール箱だとしても、それが落ちたら絶対にヤバい!”

大怪獣デンジャラスになってしまうじゃないですか!

 

こちらも車種はトラックだと見受けられますが、荷台に座席を設置して、人を乗せてバス運行をしているようです。

 

なんと、それはスクールバスでした。

 

しかも、後ろで立ち乗りしている若者も見えます。

先生なのか? 生徒なのか?

いずれにしても、校則違反ではないようですが...。

 

車間も詰まっている狭い間を、バイクが曲乗り運転通行します。

スクールバスの後部で立ち乗りしている少年は、いつでも下りられるような態勢で、もしかすると落ちるかもしれません。

大怪獣デンジャラスは、あっちこっちに見られました。

 

プーケットはモーターバイクが多いです。

歩道を逆走しているケースも見られます。

三人乗りは、珍しくもない状況です。

まさに、デンジャラシーですねぇ。

 

そうこうしているうちに、空港が見えてきました。

 

プーケットの空港に到着です。

無事でよかった。 ホッとした。

此処までで、約45分ほどの道程でした。

 

空港の駐車場にも、バイクの数が多いです。

もしかして、プーケットの人口よりも多いんじゃないかと思うほどです。(そんなバナナ...)

 

タクシーは、出発ターミナル前に入ります。

 

無事に空港到着で、フライト出発にも余裕で間に合いました。

途中の自動車事故でハラハラしたけれど、特に問題となった事も無く、何はともあれ良かったですよ。

 

空港ロビーは混雑も見られず、かなり空いている状況でした。

 

帰りのフライトもタイ航空。

プーケット発でバンコク経由の羽田行きです。

プーケットは暑いけど、この時点ですでに長袖準備万端の二人でした。

準備は怠らず、時間には余裕をもって、気持ちも焦らずに行動しましょう。

現実にはいろんな事があるけれど、心にゆとりを持っていたなら、そのうちラッキーもありますよ。

自由気ままなバケーション旅行。行きも帰りも旅行です。

そのワクワク感が、たまりません。