プーケットに来て、初日の夕食となります。
パトンビーチのバングラ通りを歩いていて、とにかく目に付いたのが、路上がまるで魚菜市場であるかの様にズラリと並べられた魚介類入りの水槽です。
そういった活魚介類は、最寄りのレストランで調理してくれる食材なのでした。
その中でも注目度ナンバー1は、何と言ってもロブスターでしょう。
以前に私たちは、マイカオビーチのマリオット・プーケットビーチクラブに滞在した時に、タイ料理の巨大ロブスターを感動しながら食べた、深い記憶がありました。
今回は、その思い出深きロブスター料理、アゲィンとなった訳です。
繁華街のレストラン前には、ほとんどの場合で水槽が並んでおり、その中には活きの良い魚介類がウヨウヨ泳いでいます。
シャコは、我が郷土の陸奥湾産が美味しいのですが、地元でも相場の高い食材です。
プーケットのシャコはサイズが大きくて、日本の一般的なシャコの3倍くらいはありますよ。
それでありながら、日本人感覚として見れば値段も安い!
しかしながら、まずはロブスターでしょう!
本日の狙いは、とにかく夕食でロブスターをいただく事!
この場所は、まるで魚菜市場のようですが、実はそうではなく、レストランの前なのです。
ロブスターは、料理代込みの量り売り。
こういった場合のお値段は、それこそプーケット相場でありまして、言い値で了解せずに、値切り交渉するのが当たり前。
それはタクシーやギフトショップも同様で、とにかく一度は値切ってみる事をお勧めします。
例えばタクシーの場合なら、車にメーターは付いていませんから、元々が固定料金では無くて交渉次第なのです。
繁華街の出店レストランなどでは、メニューに提示された料金を安くしてくれたりもします。
但し、交渉には現地人のタイ語訛り英語と、自分の日本語訛り英語で会話する事になるので、その辺のやりとりには、個人によって上手下手が発生すると思いますけどね。
後は、チップをどうするか?…ってところでしょう。
基本的に、元々プーケットはチップ社会ではなかったものが、近年になって観光地の従業員がチップ・チップとねだるようになり、それに応じる観光客も居るので、その雰囲気がだんだんに色濃くなっているような感じがします。
最初に提示されたロブスターのお値段は、1kg が1000バーツだと言われました。
んで、計ったロブスターが 1.5kgほどだったので、言い値で買えば1500バーツとなるところだったのですが、そこのところを私がいつまでも 『ん・1000バーツ? 1000バーツ?...1000バーツ、OK? 1000バーツ?』…と、しつこく口にして、とうとう最後には料理込みの1000バーツで値段交渉が成立し、大笑いのディナータイムとなったのであります。
レストラン内は、こんな感じです。
路上に向かって解放されたオープンエントランスが出入り口で、店内には雑然としたテーブル席があるだけ。
つまりは、レストランとは言っても露店屋台の拡張版みたいな店なのです。
まずは、シンハービールとモヒートカクテルで乾杯しましょう。
プーケットに入らずば、プーケットに従え。
何だかねぇ、私の後で私と似たようなシャツ来たオジサンが、私と背中合わせで寝ているように見えますが、実は彼は、客寄せのマネキン人形なのですよ。
かなり変ですが、面白いですねぇ。
言っときますけどね、私はマネキン人形じゃありませんよ。
歴とした人間ですからね。 生きてますよ。
タイランドに来たなら、ビールは象さんマークのChangビールか、ライオンマークのSinghaビールをいただくのがセオリーでしょう。
どちらもけっこう呑み易く、旨いビールだと思います。
そして、カクテルにはモヒートハーブが決め手ですねぇ。
ちなみに、私はビールにモヒートハーブの葉っぱを入れて飲むのも好きですよ。
きましたよ!
タイ料理のロブスターです!
桃レンジャーの顔と比べても、そのサイズがデカい事がお分かりでしょう。
かなりガーリックを使ってますね。
そして、数種類の香草と、タイ料理ならではの酸味の効いたスパイシーソース掛け。
これなら二人で一匹で、十分でしょう。
いただきまぅ~~~す!”
もはや、ウハウハの美味しさです。
ちなみの話で申し上げますと、もしも英語が堪能な方であれば、料理についても好きなようにリクエストする事が出来るので、例えばシンプルに塩焼きにしてほしいとか、香草やニンニクを使わないでボイルしてもらう事も出来ますよ。
また、刺身なんかも出来るようですが、それについては日本の板前料理とは違うので、あまりお勧めは出来ません。
タイ料理にしたロブスターも、それはそれで食べ応えがあって美味しいです。
更には、付け加え料理として、牛肉のオイスターソース炒めをオーダーしました。
そして、そしての付け加えで、トマトサラダもリクエスト。
どうですか! プーケット初日のロブスター・ディナー。
牛肉のオイスターソース炒めとテンコ盛りのトマトサラダを加えて、ビールとカクテルもジャンジャン飲んで、これで二人の総額が6000円以下ですから安いでしょう。
もちろん、もっと値切れたかもしれませんけどね。
あんまり値切って心象悪くして、変な料理にされても困るので、これくらいが観光客としては相場かと思います。
とにかく、日本やハワイでは、このサイズのロブスターなら、それだけで1万円以上はしますよ。
プーケットに来たなら、ロブスターを食べよう!!!
でも、プーケットの夜は、これだけでは終わりません!