カカアコとアラモアナで買い物をした後に、アラモアナセンターからワイキキトロリーに乗ってヒルトン村へ帰ります。
その距離は、普通ならば歩いても問題は無い一区間。
でも、ワイキキトロリーのピンクラインはワイキキ〜アラモアナ区間を往復周回するエンドレスルートなのなで、もしも次のバス停で降りずに乗り過ごしても、いずれは元の場所まで戻って来る巡回バスなのですよ。
したがって、ちょいと遊び心を出したなら、ワイキキのタウン観光気分になれるのです。
アラモアナセンターの海側バス停です。
お昼の時間帯では、バス停にはそれほどバス待ちの利用客も見られず、閑散としていました。
アラモアナセンターのバス停では、いつも乗降客が多いので、まるで始発駅のような感覚でバスに乗る事ができます。
この時も、余裕で二階席に上がり、最前列に座りました。
それでは、ワイキキのタウン観光を高い目線で楽しみましょう。
最前列席に座ったならば、それはまるでフロントガラスの無いオープンカー。
地面のテントはホームレス・ホームのようですが、ワイキキには姿も少なくなったとは言え、まだまだアメリカの社会事情は複雑です。
次のバス停はイリカイホテル前なので、そこで降りるとヒルトンのホームへ帰る事が出来るのですが、今回は素通りします。
ヒルトン・ハワイアンヴィレッジの隣りで営業していた神戸牛ステーキレストランは既に閉店していて、その土地はヒルトンが取得済みだという話を聞いています。
ヒルトンは現在、旧キングスヴィレッジ跡に新たなタイムシェアコンドミニアムを建設中ですが、この場所には新たなホテルを建てる予定であるという話も聞いており、ホテルとタイムシェアの両部門においての着実な拡充が進められていると思われます。
それに比べると、ハワイのマリオットは、このままでは情けない口先だけの営業ですよ。ヒルトンを見習ってもらいたいものです。
ヒルトン・ハワイアンヴィレッジの象徴スタチューには、威風堂々とした品格が在りました。
バスは一路、ワイキキタウンへ向かいます。
すれ違いざまに、昔懐かしの木製ベンチトロリーと出会いました。
いやはや、こっちにも乗りたかったなぁ。
運行本数も乗車定員も少ない便なので、利用は時の運次第といったところになりますね。
カラカウア通りに入りました。
最前列席からは、当然の如くに前がまる見え!
走るバスの車窓から、ハワイの風を感じます。
おりしも天気は快晴で、バス観光にはもってこいのハワイ日和。
ワイキキ上空にスコール雲が見られないなんて、それほど多くはないタイミングです。
Mr.デュークは今日も寡黙に微笑むだけ。
それならば、私がデュークに代わって愛想を振りまきましょう。
ワイキキトロリーの2階席最前列は、VIP待遇的な環境でした。
ワイキキトロリーの車窓から眺めるワイキキビーチ付近の様子を、動画でお届けします。
カラカウア通りからクヒオ通りへ迂回して来ました。
丸亀製麺うどん店も、日中の暑い時間帯には利用客が多くないようです。
バスはクヒオ通りを走ります。
昔は寂れた通りだったけれど、今ではカラカウア通りと肩を並べる繁華街。
最近になって気付いたのですが、ワイキキにもアイランド・カントリーマーケットの新たな出店が見られますね。
さてはコオリナ店の大成功で、ABCストアとの提携に拍車がかかり、事業拡充が進められているのかな?
後ほどに、時間があったら立ち寄ってみたいと思います。
トロリーバスは、この先の交差点を左折して、再び戻ったカラカウア通りを横切ります。
旧DTS-ギャラリアビルの横を通り過ぎて、ワイキキ・ビーチウォークの通りに入り、ヒルトンのホクラニ前まで来ました。
ビルの1階のコーナーは、かつてはサーフショップのクイックシルバーが入っていたのですが、それが新たにクリスチャン・ディオールになるようです。
そして、その海側隣りがホノルルバンク。
2階以上がヒルトンのタイムシェアコンドミニアムであるホクラニとなっています。
そもそもの、私どもがヒルトンに所有しているタイムシェア物件は、このホクラニの高層階プレミアム1BR (1LDK)がホームなのですが、そのポイント価値は13440Pでありまして、そのポイントをバケーションに分散利用しているという事です。
その利用の仕方には、ちょっとしたコツもあるのですが、そういったノウハウは経験と共に積み重なっていきますから、今後のブログ記事においても、順次ご紹介していく所存です。
ワイキキ・ビーチウォークの通りは、ハレクラニホテル前が終点で、バスはこの三叉路を右折します。
そして再び、ヒルトン・ハワイアンヴィレッジへ向かうのです。
ヒルトン村のグランド・アイランダー横から左折して、バスはアラモアナへ向かいます。
その交差点を左折した先に、ヒルトン村前のバス停が有ります。
このバス停では、トロリーの停車が長くなる事がよくあります。
その理由は、バスのドライバーが此処で降りて、i HOPのアイスクリームを買ったりする事があるからですよ。
もしかすると、このバス停の場所が一時休憩所になっているのかも知れません。
私たちは、このバス停で降車します。
再出発したバスを見送り、ヒルトン村へ帰りますよ。
この辺は、ホノルルの公共バス路線でもありますから、朝夕には通勤ラッシュのメッカです。
交差点を渡った向かい側がヒルトン村。
今回のホームは、ラグーンタワーでした。
ヒルトンのタイムシェア権利は物件としての価値がしっかり守られていて、ホームオーナーの優位性も確立されており、ポイント利用する際の利便性も高いです。
それは、ヒルトンの企業組織が世界的に統一された運営となっているからだと思われます。
一方でマリオットの場合は、例えばコオリナビーチクラブがプーケットビーチクラブと張り合って営業しているような雰囲気も感じられ、インターバル・インターナショナル社の介入など、経営が分散されている事がオーナーにとっては利用し難い原因となっています。
ハッキリ言って、マリオットのタイムシェアは世界を広く考えた旅行では使い難いのです。
今回のハワイ編が完結したなら、次にはマリオットとヒルトン双方の、ハワイ以外の利用を体験的にご紹介しますよ。
その事についても、今後のお楽しみにしていただけると嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いします。