大混雑のマリオットで話が弾んだ初出会い | ふみプレイス

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近年のマリオット・コオリナは、週末になると現地在住のポイント会員が大勢の家族や友人たちを連れ立って押し掛け、一泊の夜を楽しむ大混雑が見られるようになりました。

その様相は、まるでどんちゃん騒ぎの大パーティで、とてもじゃないけどリゾートといった雰囲気からは遠ざかる環境となります。

特にまた、私たちが滞在していたコオリナの2週目はアメリカの祝日が有った事もあり、マリオットのプールガーデンがいきなり大混雑の喧騒状態となってしまいました。

 

そんな中で、またまた『ふみさんですか?』サプライズも発生し、事態は一層カオスのパラダイスとなっていきます。

 

のんびりくつろぐだけで快適なコオリナ滞在も、更にいろんなサプライズが起こるから、ますます楽しいハワイ生活。

未来は予測不可能だから面白いですよ。

 

部屋のベランダから眺める、朝のコオリナ第3ラグーンです。

 

真下に見えるナイアプールでは、まだ遊泳している人の姿も無い時間帯でした。

 

この日は、一日を通して撮影した写真の数が少ないのですよ。

 

それは、いつも同じ風景ばかりの写真になりそうなので、カメラを持ち歩いても撮影しないままになっていたからです。

 

朝靄の空の中に、名残りの月が見えていました。

 

このお月さんは、太陽が天空高く昇るにつれて、やがて消えゆく運命です。

 

この時は、が一人でガーデンに下りて来ていて、15階の部屋には桃レンジャーが残って居ました。

実は、部屋の位置をきっちりと確認したくて、桃レンジャーにはベランダに出ていてほしいとお願いしていたのです。

 

はい! 此処ですよ。

上から二番目の15階フロアで、ゲストルームユニットのベランダから手を振る桃レンジャーが見えています。

 

その下のナイアプール周辺では、お昼頃からいつもよりも人が多く集まっている状況が見え始め、ワイワイ・ガヤガヤのお喋りも、煩いくらいに響き渡っていました。

 

本日はアメリカの祝日であるレイバー・デイ(Labor Day=労働者の日) で、多くの人が仕事をしないで休養を楽しむ一日にするという習慣があるのです。

 

それにしても、仕事を休んでくつろぐ日に、どんちゃん騒ぎのレジャーランド・プール遊びといったスタイルは、如何にも南国気質と申しましょうか、アメリカン気風とでも申しましょうか、とにかく、ほとんどの人の喋り言葉が大声になっていて、昨日までのマリオット滞在者の様子とは明らかに違います。

こう言っては何ですが、かなり低品位の雰囲気なのです。

 

見るからに、地元の人たちといった雰囲気が濃厚で、持参している手荷物にも、家庭用品などが見られます。

 

チェアの移動も大胆で、荷物置きや、場所取りのためにチェアを集めているといった状況も見受けられました。

 

ファミリーレジャーならば楽しい一日になるでしょうけれど、周囲の人には御構い無しで、自分たちのグループだけでプールサイドを占領しているといった雰囲気なのですよ。

 

兎にも角にも、これは酷い...。

 

これまでにも、週末の混雑状況は体験しておりましたが、これほどまでにプールエリアをグループ占有している状況は見たことがありませんでした。

 

プールの中でも、どんちゃん騒ぎ。

 

賑やかさを通り越して、奇声を発したり、悲鳴とも思えるような叫び声の大騒ぎ状態です。

 

この雰囲気は、まるで自分たちがこのプールを貸し切っているつもりで遊んでいる感じです。

 

雨が降っている訳ではないのに、プールサイドのチェアにまで水しぶきが飛んできて、地面もチェアもびしょ濡れになっています。

 

プールは、イモ洗い状態になっているのでありました。

 

完全に、レジャーランドのプールの様相ですね。

こういう場合は、一日利用券を有料で発行した方が良いのではないでしょうか?

まさか、マリオットがそれをやるとは思えませんが...。


私たちは、プールサイドの奥の方に陣取って座っていましたが、それでも時々、此処まで水しぶきが飛んで来ます。

それは、大の大人がプールサイドを走り回って、大胆にプールへ飛び込んだりするからですよ。

 

ヤバいっすね。

テーブルの上のプレートフードにも、水しぶきが掛かります。

でも、本日は空いているチェアが此処しか見つからなかったのです。

ちょっとでもチェアを離れると、のタオルが掛けてあるというのに、如何にもロコ風の男が割り込んで来て、いつの間にか座っていたりするのです。

こうやって二人でドリンクしながら座っていても、何だか邪魔者扱いされているような目線を、グループの連中から感じます。

それはきっと、早く場所を空けて欲しいといった横柄な目線でしょう。

かなり、ヤバいです。

こんな状態のマリオットは、ちょっと記憶にありません。

 

ま、それでもしぶとく、私たちは食事やドリンクを楽しんで、この場所で頑張っておりました。

 

…と、その時でした!”

何故か丁度良く、お隣りのチェアに座っていた人が立ち去って、そのタイミングで偶然に、日本人のご夫婦がお座りになったのです。

そして...。

『もしもし、ふみさんですか? ブログはいつも見てますよ。 いやぁ~、お会いできてうれしいです!』

…と、きたではありませんか!”

あれまぁ~~~!!!
 

いやはや、ここからの話が長くなります。

に声掛けしてくださったのは、青レンジャーさんとでも呼ばせていただきましょう。(ご本人の希望でもあります。)

それがとんでもなく面白い人でありまして、しかも奥深い知識人でもあり、高い教養と鋭い洞察を感じさせるブラックジョーク満載のトークで、などは感心しまくりで一緒にお話をさせていただきました。

特に、日本の歴史にお詳しく、ご自分なりの哲学をしっかり持って話をするので、は興味津々で聞いていたのです。

 

特に面白かったエピソードとしては、『自分の顔がブログに出るのは恥かしいので、写真を撮るなら背中だけにしてくれ!』と仰って、背中を向けての写真撮影はご承諾いただいたのですが、『もしもブログに写真を出すなら、ついでに、その背中に彫り物を入れておいてくれ。』と言われたので、思わずはぶっちゃけ吹き出しの大笑い!"

真面目な顔して、大爆笑連続の会話は、何と3時間以上にも及んだのであります。

 

青レンジャーさんとは、お昼過ぎ頃から話を始めて、気が付けばいつの間にか西陽が射し込む夕刻間近。

ナイアプールは騒がしいので、場所を移動する事にしたのです。

 

私たちは、コナタワーサイドのリフレクションプールへ行く事にしました。

 

中央ガーデンのステージ前まで来ると、何やらの人だかりが出来ていて、賑わっている雰囲気が見えました。

 

仮設テントの横で、ダンス衣装をまとった美女二人が、お互いの髪飾りを調整し合っています。

 

そうです!

本日はポリネシアンダンスのプレゼンテーションが開催される日だったのですよ。

 

このステージ前に来ると、ダンスを観覧しているのは以前からの滞在者で、本日限りのレジャー客は一人も居ないと思われました。

それはそうでしょうねぇ。 地元民なら、別に此処でポリネシアンダンスを見たって面白くも何ともないと思いますから、プールで騒いで遊んで居た方が楽しいでしょう。

でも、結局はレイバーディでも、積極的に働いている人は居られるのです。

それはもちろん、私たちのような観光滞在者へのサービスのためなのですから、有り難いですねぇ。


ナイアプールは大騒ぎの様相でしたが、この中央ガーデンには優雅なハワイアンミュージックが流れていて、観客は少ないものの、皆さんがとても落ち着いた雰囲気です。

 

そこで私たちも、しばらくの間は、ポリネシアンダンスを観る事にしました。

 

ポリネシアンダンスと言えば、エキサイティングで圧巻なのはファイヤーダンスですが、熟練した女性たちによる優雅なフラの舞いにも心が癒される思いを感じます。

 

一頻りのダンスステージを鑑賞してから、私たちはリフレクションプールへやって来ました。

 

こちらのプールでは、どんちゃん騒ぎは無いようです。

そもそもに、このプーリエリアは『お静かに』…という立て看板が設置されている場所ですから、此処に来てまで走り回ったり、プールに飛び込むのはヒンシュクものでしょう。

 

しかしながら、何故に私たちがもっと早くこのプールエリアに来なかったのかと申しますと、それは、空きのチェアが無かったからですよ。

 

つまり、午前中から何度も足を運んで此処に来ていたけれど、結局はチェアがいつも満席で、座る場所を確保する事が出来なかったのです。

 

もしかすると、多くのアメリカ人観光客は本日がレイバー・ディである事を知っていて、ナイアプールの方は地元民で騒がしくなると予想をしていたのかも知れません。


こう言っては何ですが、近年のハワイでは、かなり横柄な感じの地元民が目立つようになっていて、都市部では犯罪行為も増えているし、むしろ観光客の方がマナーが良かったりしているような気がします。

 

今回も、プールサイドを一周して、空きのチェアが見つからないなら諦めようと思っていたところ、丁度運よく、二脚が隣り合った空きのチェアを見つけました!"

これは、超ラッキーです!!!

 

やったぜ~!” これでやっと落ち着ける。

一方で、青レンジャーご夫婦の方はと申しますと、此処から少し離れた場所のガーデン内で、空いているチェアを見つけて、仲良く二人でくつろいで居られました。


青レンジャーご夫婦さんには、この後の滞在中にも楽しいエピソードが沢山有りまして、それはそのままブログ記事にてご紹介していきたいと存じます。

本当に、楽しい人たちなのですよ。

 

時刻は、いよいよサンセットタイムとなってまいりました。

ビューティフルでエキサイティングで、ゴージャス極まりないコオリナサンセット

それは、毎日繰り返されている自然現象ですが、毎日のお楽しみタイムであり、毎日観ていても飽きる事の無い時間です。