コオリナ滞在二日目です。
本日は、私の長男家族が日本からハワイに来る予定の日となっていました。
メール連絡では、羽田空港出発は定刻通りだったとの話でしたから、フライトが予定通りであればコオリナには午前中に到着するでしょう。
思い起こせば、二人がまだ若かった頃の昔のハワイ。
ワイキキの海で遊びながら、『ハワイに別荘を持ちたいね。ま、無理だろうけど...。』 なんて言いながら、笑い合っていた私たち夫婦でしたが、今やハワイの自己所有ホームで孫たちを迎え受ける祖父母という立場になった訳でありまして、何だか不思議で、冗談の続きを歩んでいるような気がします。
朝起きて、そのままのんびりとくつろぐベランダが、コオリナの高層階オーシャンビュー。
これって、もうそれだけで十分に贅沢ですよ。
ブレックファストは、海を眺めながらベランダでいただきます。
なんたって、この景観ですから言葉も有りません!
ふと見た感じでは、まるで美しい風景絵か、別世界を映した写真を観ているような気もするのですが、雲はゆっくりと流れ去り、太陽が天高く昇るにつれて、ビーチに落ちたタワーの影がだんだんと短くなっていきます。
それに気づいた時に、やっと時間の流れを感じるのです。
スイートハニーが微笑んでますよ。
自分でばっかり朝食を食べてるくせにね。
私の分は、、、無いみたい...。
私なら、この景観がご馳走です。
こうやって眺めてしみじみと思うのは、物件購入時に迷ったのは価格の安いマウンテンビューとの比較だったけれど、今にしてみれば、その時にオーシャンビューと決断して本当に良かったという事ですよ。
息を呑むような素晴らしい風景が、ずっと向こうの奥の奥まで続いているのです。
ダイヤモンドヘッド岬も雄大で美しいけれど、コオリナの西側に見える岬も素晴らしいですねぇ。
おそらくあれは、ナナクリ・ビーチの先のマイリ岬だと思いますが...。
…と、その時でした。
ふと見下ろした第3ラグーンの南端に、不思議にもコンパクトなレインボウが出現していたではありませんか。
え? マジ?”
あれって、本物の虹ですか???
わ~お!” こういうの、有りですか???
マリオット・コオリナのナイアタワー高層階って、レインボウを下に眺める事もあるんだねぇ。
これは、コオリナでは初めての体験でした。
とっても不思議で、とっても素晴らしい!
空ではなくて、コオリナビーチに浮かぶ不思議なレインボウは、10分弱ほどで消えていきました。
それにしても、とんでもない絶景を目にしたものだと思います。
レインボウを上から見下ろすという経験は、スカイダイビングの時の空中体験と、ナイアガラの滝をアメリカ側の展望台から見下ろした時に加えて、今回が3回目ですが、そのいずれもが、異なる状況下での出来事でした。
続いての素晴らしい風景は、桃レンジャーの後ろ側に広がる、第4ラグーンの景色です。
このラグーンも、実に美しい場所なのです。
マリオットのタワーで、この角度からこの場所が見えるというのは、ナイアタワーの南側高層階だけに限られるでしょう。
第4ラグーンは、コオリナマリーナの駐車場に近いので、訪れるのは地元民が多いです。
かつての一時期は、地元の人が様々な私物を持ち込んで、勝手にテントを立てたり、火を焚いてBBQをやったりして、ビーチを汚してしまうという事もありましたが、現在はコオリナ・リゾートエリア全体で、サンシェードも含めてテント設営は禁止されており、もちろん個人的なBBQや飲酒などは出来ません。
辛うじて許されているのは、簡易式のビーチチェアや、小型のパラソルといった類でしょう。
いまだに少々気になるのは、私物のオーディオ機器で大音量の音楽を響き渡らせるといった行為ですが、そういうのは受動喫煙と同様で、周囲にはその曲を聴きたくない人も居る訳ですから、一人の個室で楽しんでほしいものだと思います。
朝から素晴らしい景観に見惚れてしまい、ついつい時の経つのも忘れてしまいそうですが、本日の場合は、いつまでものんびりしている訳にはいかないのでした。
つい先ほどに、息子家族が間もなくコオリナに到着するというメール連絡が入ったのです。
ヤッホー!
息子たちの到着だ!”
急ぎ足のままに写真を撮ったら、ブレブレになるのは当たり前?
まずは一呼吸置いて、落ち着いて行動しましょう。
なんたって最近は、平地でも何故かつまづいたりするオヤジですから、先を急いで転んでは、何の得にもなりません。
慌てる貰いは乞食が少ないと申しますからね。
・・・ん? 言わない?”
そうこう言いながらも、何故かニヤ気てしまう、困った私なのでありました。
冷静なのは桃レンジャー。
フロントロビーに来るなり、直ぐに見つけましたよ。
いらっしゃぁ~い!
待ってたわよ~~~!”
ママは、久しぶりのハワイ到着で上機嫌の、アロハ〜!。
パパもママもお疲れさんで、かつて私が自分自身で体験してきたように、小さな子供二人を連れたハワイ旅行の苦労が、だんだんと分かる歳になってきたようです。
これからの体験に、大いなる期待を託しているのが孫たちですよ。
思う存分に、コオリナ滞在を楽しんでほしいねぇ。
センターコートの優雅な風景。
ナイアタワーへ行く途中で、やっぱり景色を眺めてみたくなるのです。
眺めるだけでは満足できず、一人で勝手にその場所へ行ってしまうのが私の息子。
誰に似たのか、いい歳をして鉄砲玉です...。
一方で、もうすっかりハワイの風景に解け込んでいるレディスたち。
セレブだなぁ...。
ナイアタワーのエレベーターホールに来て、今回の部屋は10階だと話したら、ビックリ仰天のママさんでした。
無邪気な孫は、此処がじいちゃんとばあちゃんのハワイの家(日本で言うところのマンション)だと思っているような雰囲気でした。
タイムシェアを説明するには、まだちょっと理解が無理でしょうねぇ。
部屋に入るなり、荷解きするのも後回しにして、早速出て来たオーシャンビューのベランダです。
これですから、、、ヤバいっしょ...。
もはやこの時刻では、ビーチには、タワーの影も落ちていません。