ヒルトンのタイムシェア説明会 | ふみプレイス

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タイムシェアの説明会は、一般的な販売セールスの場合と、既にオーナーとなっている権利所有者に対して新たな追加権利について説明し、追加購入を検討してもらうものとの二種類があります。 

タイムシェア説明会に参加すると、ギフトとして金券やレストランの食事券が貰えるので、それが目当てで参加するというケースも多いのですが、それに対しては、どの企業も否定しておらず、むしろ大いに奨励して顧客獲得に動いているのが実際のところです。

 

また、既にオーナーとなっている立場で参加する場合には、ギフトを特典ポイント(ヒルトンではオナーズポイントまたはホテルポイント。マリオットではボンボイポイント。)として貰う選択肢もあります。

私たちは、これまでにはマリオットでもヒルトンでも、毎年滞在利用する度に説明会に参加していましたが、いつもギフトにはポイントを選んでいたので、それぞれに相当数のポイントが貯まっています。

そのポイントは、日本はもちろん、世界中の関連ホテルへの宿泊に充当させる事が出来るので、これからの旅行の際に便利に使っていこうと思っているところです。

 

ちなみに、説明会参加の際に貰えるギフトについては、これまでに知り合った何人かのオーナーさんから話を聞いているのですが、どうやらその担当者によってプレゼンテーションの量が異なるらしいという事が分かってきました。

つまり、貰える金券の金額や、ポイントの数値が、その時によって多かったり少なかったりしているという事です。

この事については、後日にマリオット・コオリナに滞在した時のエピソードとして、具体例でご紹介するつもりですので、今しばらくお待ちください。

 

本日は、これからヒルトンのタイムシェア説明会に参加します。

前の記事でも述べましたが、今回はヒルトンの特別サービスで、午後からの説明会参加という条件で、通常の2倍にあたる6万ポイントを貰える事になっていました。

それによって、私たちヒルトンのホテルポイントの総数は、25万ポイントほどになります。

これは、かなり使い道が大きい数値です。

 

昼下がりのヒルトン・ハワイアンヴレッジ

快晴の空の下で、これから海に行っても街ブラしても、かなり快適に楽しむ事が出来そうなお日和でした。

 

しかしながら、私たちがこれから向かうのは、グラウンドワイキキアンの高層階に在るヒルトンのオフィシャルルームです。

 

自室で軽めのランチをとり、二人共に身支度を整えて、これからタイムシェア説明会に参加するのです。

 

エレベーターに乗る前に、姿見代わりの鏡面壁。

 

ヒルトンのオフィシャルルームに入りました。

受け付けを済ませたなら、担当者が迎えに来るまで、しばしの休憩。

 

ウエイティングルームでは、フードとドリンクのサービスが再開されていました。

 

これは、コロナの時代には一時閉鎖されていたサービスです。

ハワイアンクッキーが美味しかったですよ。

 

スナック類も美味しいので、帰りの土産にも追加として貰ってしまいました。

 

此処はグランドワイキキアンの高層階で、海側に面した位置になります。

 

レインボータワー越しに眺める海の水平線には、カープが感じられるほどの素晴らしさでした。

 

光の加減によって写真の映り具合も異なりますが、海の色が一つではなく、空の青さをも引き摺って、美しい景観を創り出しています。

 

この階のオーシャンビュールームなら、さぞかしお高い事でしょう。

 

そうこうしているうちにお迎えがやって来て、私たちをオフィスへと案内します。

 

このセールス担当者が、これまたヒルトンでもナンバー1の実績を持つ、かなりやり手のベテランさんだったのですよ。

 

ところが話は単純で、初っ端の自己紹介から始まると、それから延々と30分以上もPC画面でスライド写真を見せながら、自分はヒルトンで企業内表彰を受けた唯一の日本人だという自己宣伝と、これまでの営業経歴を語るばかり。

タイムシェアの話については、こちらから質問をしなければ、なかなか前に進みませんでした。

 

当方の質問は単純で、現在のポイント販売価格や、維持管理費の推移など、普段から気になっていた事項を確認し、やはり円安の今は下手に追加購入などをしない方が良いとの結論に達したのです。

 

概算でご説明すると、例えばヒルトンの場合は2000ポイントの買い増しでも、今の円安相場では180万円ほどの金額になってしまいます。

 

その相場価格をそのまま単純にのオーナー権に当てはめると、所有ホームがホクラニのプレミアム1LDKで 13440ポイント保有ですから、それを割り引き無しの定価で購入するなら、とんでもなく高い買い物になる事は一目瞭然の計算値ですね。

ついでに申し上げると、マリオットの物件はもっと高いですから。

したがって、今のタイムシェアセールスでは、日本人に対しては一物件とか1ウィークでの販売をせずに、少額ポイントでの購入を勧めるケースが多くなっているのです。

 

ただ、ヒルトンにしてもマリオットにしても、小分けにしたポイントを百万円以上の価格で買ったとしても、実際の利用は一泊~二泊くらいしか出来ない分量ですから、毎回手数料経費を払って2年~3年くらい貯めてから数日の宿泊で使うか、もしくは、やがて再びポイントの追加購入をする事になります。

そういった場合の追加購入は、言ってみればローンを組んでいるのと同じで、最終的には高くつく買い方になるのですよ。

 

事例を変えてご説明すると、一物件の購入でも、隔年を二回買って通年のオーナーになった場合は、最初から通年で買ったオーナーよりも高い値段で買う事になるという事です。

例えば、1個1000円スイカが販売されていたとして、半分にカットした場合の売値は500円ではなく、600円とか700円にして販売するのが商売のセオリーでしょう。

タイムシェア物件も、小分けしたポイントで購入する場合には、それと同じ事が言えるのです。

 

でも、セールスのトークは巧みに上手ですからね。

けっこう口先だけで、『同じですよ!』なんて言うセールス担当者も居たりしますよ。

しかしながら、その『同じ』という部分が何を指して言っているかによって、意味が大きく違ってくるのです。

 

実際のところはどうなのか?

それは、ポイントの売値だけで判断するのではなく、手数料や税金や、維持管理費なども含めた上で、時代の為替相場や物価上昇も考えに入れ、冷静にご自身で計算してみてください。

 

今回の説明会では、私たちに追加購入の気が無いと判断したセールス担当者が、『それなら手っ取り早く終わりましょう。』と言うので、私たちはしっかり6万Pの特典ポイント(オナーズポイント)を貰ってから、明るくお別れの挨拶をして説明会を終了しました。

 

その担当者は、私たちがタイムシェアのシステムに関して詳しく知っているオーナーだとと分かってから、それ以上に売り込んでも無駄な相手だと判断したのでしょう。

私たちとの面談が早く終われば終わるほど、次の面会者を素早く獲得出来るので、数撃ちゃ当たる作戦で頑張っていたようなのです。

お陰様で、通常は60分の説明会なのですが、45分ほどで終わりましたよ。

 

私たちにしてみれば、別に先を急いで切羽詰まった話でもないので、ここで一息入れて景色を眺める事にしました。

グランドワイキキアンの高層階海側ならではの素晴らしい風景に、感動の思いが込み上げてきます。

 

こちらは更に西寄りの風景で、アラワイ・ヨットハーバーから、お隣りのイリカイホテルまでが見渡せます。

この高さからの風景は、このオフィスに来ないと、なかなか見る事が出来ませんよ。

 

タイムシェアの権利活用に関しては、ヒルトンのシステムは、マリオットよりも利用範囲が大きくて使い易く、日本人にとっては便利だと感じています。

まず第一に、ヒルトンは企業経営が世界規模で統一されているので、ハワイのオーナーでも広く世界中のリゾートに同一のポイント価値として権利を利用出来るのです。

 

一方で、マリオットのタイムシェアの経営は複数のリゾート毎に分離化されていて、例えば権利価値の異なる傘下企業のアジアパシフィックによる二重経営とか、インターバルインターナショナルへの権利交換利用などといった、かなり複雑なシステムとなります。

つまり、マリオットは経営が一本化されておらず、ホームページでの予約や検索作業なども、ヒルトンに比べると不便でやり難いという事です。

 

この事についても、後日のエピソードでもう少し詳しくご説明する予定ですので、その前にご質問などがお有りでしたら、コメントにて書き込んでくだされば、に出来る範囲でお応えさせていただきます。

どうぞこれからも、よろしくお願いいたします。