12月のハワイ④ビッグアイランド | ふみプレイス

ふみプレイス

Welcome aboard. This place is new my life.

今回のハワイ旅行では、チャイナエアライン利用でリーズナブルホテルに滞在というスタイルをとっていた。
夏のコオリナ滞在では、5泊したニューヨークの帰りに立ち寄ったハワイで、マリオットのリゾートホームヴィラに優雅な一週間を暮らすという豪華なものだった。
クリスマスのワイキキは華やかであるから、ホテルは簡素でもいいと思っていたのだが、そこは『ふみ』流の遊び心も入っていて、単に安けりゃいいってものでもない。
実はビッグプランの日程も計画していたのである。
それは、オアフ島以外の島へ渡るというプランなのだ。
 
ご存知であろう? 2014年の夏に、ハワイ島のキラウエア火山が活発化して、麓の街まで溶岩が流れ着き、住民が避難している地域があるというニュースを。
私らが今回のハワイ旅行でその島へ行くつもりだと告げたところ、私の母が心配して、危ないから行かないでくれと言われたのだが、ハワイ島の観光局では、観光ツアーは平常通りに運営されているという情報だった。
つまりは、そのニュースがきっかけで、ハワイ島観光を思い立ったのである。
 
 
 
イメージ 1
ハワイ三日目の朝である。
時間的には余裕があって、私たちが申し込んだオプション観光ツアーの集合は、朝の10時頃だった。
私たちにはちょっとした考えがあったので、それより早めにホテルを出たのである。
 
 
 
 
イメージ 2
 
素晴らしいハワイ日和の、快晴モーニング。
朝日に輝くワイキキビーチと、ロイヤルハワイアンホテルが美しい。
 
 
 
 
 
イメージ 46
 
その朝日は、ダイヤモンドヘッドの上から昇ってくるのである。
夏場の朝日なら、もっと岬の先端側になるだろう。
上の写真は2014年、ワイキキのクリスマスの朝日である。
 
 
 
 
イメージ 3
 
今日は12月25日。 
まさにクリスマスの日であった。
私たちがオプション観光に出発する前に訪れた所は、ワイキキの教会である。
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
 
ちょうど、朝のお祈りが始まる前のタイミングだった。
ちょっと緊張して、日本式に一礼してから入ってしまい、思わず苦笑の二人であったが、ちょっとだけお祈りをして、写真を撮らせてもらったのだ。
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
サイレントナイトホーリーナイトを越えて、クリスマスの朝の集いである。
特に宗教にこだわるつもりはないのだが、祈る心には国境がないと信じたい。
世界が平和でありますように…。
末永く、安全な旅行を楽しめますように…。
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
観光で訪れたハワイで、神聖な教会に長居をしても失礼だろうということで、再び一礼して退場してきた私たちが次に向かった所は、オプション観光の集合場所であるマリオットホテルである。
 
 
 
 
 
イメージ 7
 
この場所は、多くのツアーの集合場所として利用されていて、いろんなピックアップシャトルがやってくる。
今回 私たちが選んだオプションは、『ハワイ島溶岩ツアー(ハワイ・ラバ ツアー)』という一日観光であった。
 
 
 
 
 
 
イメージ 8
 
人員確認の担当係員は、日本語ペラペラの日系おじさん
早速ツアーグループの確認シールを胸に張り、専用シャトルに乗って空港へ向かう。
 
 
 
 
 
 
イメージ 9
 
空港行きのシャトルは、ヒルトンホテルでも参加者をピックアップするために、一般道を通って行った。
このルートが私たちにとっては、思わず新しいホノルルを確認する絶好のチャンスとなったのである。
走る車の窓から撮影したために、上手く表現できないのが残念だが、上の写真は、モノレールの通る予定のルートで、周辺は工事中なのである。
 
 
 
 
 
イメージ 10
 
ちょっと行き過ぎてしまったが、この写真は、モノレールアラモアナ・ステーションである。
つまり、駅舎が出来上がりつつあるのだ。
モノレールは、先に半分だけの開業となる予定で、2018年には空港~カポレイまでの運行が始まるらしい。
私たちはこの時、アラモアナ周辺で高架工事が行われている様子を見る事ができた。
アラモアナ駅は、その姿が確認できるほどに出来上がっている。
 
 
 
 
イメージ 11
 
ホノルル空港に到着したが、搭乗ゲートは国内ラインの場所である。
しかもエアはハワイアン航空であり、出入国審査なんてのは有り得ない。
ただし、勘違いしてはならないのは、外国籍の観光客は、他地域への移動にあたりパスポートの携帯が義務づけられているという事だ。
私たちは幸運にも、アメリカ本土渡航にも慣れており、周遊で海外を回った経験もあるから大丈夫だったが、ここでパスポートを忘れたなんて事になったら、いくら日帰り観光とは言え、絶対に飛行機には乗れないのである。
私たちはアメリカ人ではない。ここで初歩的ミスは禁物である。
桃レンジャーも、ハワイでは『外国人』なのである。
 
 
 
 
 
イメージ 12
 
出発時点でのホノルルは、大快晴の素晴らしいお天気であった。
ここでいつもながらに言う事は、やっぱり『ラッキーふみ』だって話だが、それにしても感心するくらい、私らが遊び歩く時には天気が良い。
 
 
 
 
 
イメージ 13
 
ハワイ島行きの旅客機は、横並び5列の小型機だった。
それでもたいして揺れる事もなく、快適なフライトでありました。
 
 
 
 
 
 
イメージ 14
 
ダイヤモンドヘッドを上空から見下ろせる。
これはちょっとした観光フライトだ。
私は、窓ガラスにおでこをくっつけながら、素晴らしいパノラマビューを楽しんだ。
 
 
 
 
 
 
イメージ 15
 
ダイヤモンドヘッドは山ではなくて、クレーターであるという事が、この写真ではっきり分かる。
上空から眺めるダイヤモンドヘッドの全景は、まぎれもなく『輪っか』であった。
 
 
 
 
 
イメージ 16
 
フライト時間は約1時間。 ハワイ島が見えてきた。
ここではちょっと、様子が変だ…。
私の眼が変なのか? 風景がモノクロになっている…。
 
 
 
 
 
 
イメージ 17
 
到着したのは、ハワイ島ヒロ空港
滑走路が濡れている。雨上がりの状態だという事が、はっきり分かった。
 
 
 
 
 
 
イメージ 18
 
『ようこそヒロへ!』
ハワイ島には『ヒロ空港』『コナ空港』の二つのエアポートがある。
ハワイ諸島で最も多くの観光客が訪れるのはオアフ島だが、面積が最大なのは、このハワイ島なのであり、そしてここにはハワイ大学のヒロ校舎もあるのだ。
一般的に日本で言う『ハワイ』とは、実はオアフ島の事であり、ハワイ諸島の中でハワイ島は、現地でも『ビッグ・アイランド』と呼ばれている。
 
 
 
 
 
イメージ 19
 
到着ロビーに降りてくると、私たちのツアーを担当するガイドが、ツアー名の表示板を持って待っていてくれた。
ちなみにこのツアーの参加者は、日本人だけのオプションである。
 
 
 
 
 
イメージ 20
 
参加名簿を確認し、陽気に自己紹介したガイドさんは、かなり日本語が怪しい感じ。彼は、フィジー出身のポリネシアンだという話であった。
 
 
 
 
 
イメージ 21
 
それでは、ツアーシャトルに乗り込もう。
車のボディには、『ジャック・ツアー』と書かれてあった。
それが現地の会社名なのであろう。
 
 
 
 
 
イメージ 22
 
ぎゃお! ‘ラッキーふみは何処へ行った?
いきなりのスコールは、ハワイアンシャワーなんて優しいもんじゃない。
私たちの行き先にも、暗雲が立ちこめて来たのである。
 
 
 
 
 
イメージ 23
 
ハワイ島にある日本庭園だという事だが、この雨では立ち寄る場所もないだろう。
ここは車の窓から眺めるだけにして、次なる目的地へひた走る。
 
 
 
 
 
イメージ 24
 
やって来た所は『ビッグアイランド・キャンディ』の工場である。
この場所は、ハワイ島観光ではお決まりとも言える有名店である。
そしてそこでは、このハワイ島の店でしか買えない、ビッグアイランドキャンディ特製の、オリジナルクッキーが販売されているのだ。
 
 
 
 
イメージ 25
 
そうです、今日はクリスマス
ビッグアイランドにも、クリスマスの壁飾り。
こういうタイミングって、記念の思い出になるからねぇ。
 
 
 
 
 
 
イメージ 26
 
試飲のコーヒーが美味しくて、ついつい何杯もお代わりしてしまった。
 
 
 
 
イメージ 27
 
ガイドが、こっちもお薦めだと言う。
お土産を買わせようという魂胆は、観光ガイドの宿命か…。
 
 
 
 
 
イメージ 28
 
それでも試食なら嬉しい限り。
この工場オリジナルのスィーツは、かなり有名でもあるから、お土産に買っていくと喜ばれる。
最近はインターネットで通信販売も行われているようだが、つまりは多少お高くなっても買いたいというファンが激増しているのだ。
一部の製品は、オアフ島のDFSでも購入できるが、とにかく生産量が少ないオリジナルクッキーが有名で、しかもそれは超絶品の美味しさなのである。
私たちはどうしたってか?
もちろんオブコースで、買ったに決まっているでしょう!
口どけ円やかでありながら、サクサク感もしっかりした、それはそれは美味しいクッキーでありましたが、それだけに崩れやすいので、日本まで持ってきたときには、形が壊れているのも覚悟してくださいよ~。
 
 
 
 
 
イメージ 29
 
キャンディ工場でショッピングしてる間に、雨が綺麗に晴れ上がっていた。
やっぱり私は‘ラッキーふみ‘だ。こうなるのはディスティニー。
ガイドでさえ、諦めかけていた天気だったのに…。
 
 
 
 
 
イメージ 30
 
おっと、ここから先が溶岩地帯だな。
ゲート係員のチェックが入る。
この先の海岸まで行ったなら、同じ道を戻って来るしかないのである。
その理由は、この後のリポートで分かるだろう。
入った人数と帰って来た人数が合わなければ、捜索隊の出動となる。
 
 
 
 
 
イメージ 31
 
周囲が溶岩の塊だらけ。
その溶岩の上に敷いたアスファルト道路を走る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 32
 
ようやく海が見えてきた。 海岸線に出たのである。
 
 
 
 
イメージ 38
 
自然の草原を覆い尽くすように、真っ黒な溶岩の塊が広がっている。
 
 
 
 
 
 
イメージ 33
 
この壮大な大地に、押し寄せた溶岩の量は計り知れない。
うねうねと続く溶岩の塊が、異様な光景を作り出していた。
 
 
 
 
イメージ 34
 
現在は冷え切って、塊の岩となった溶岩台地だが、海に流れ落ちていた頃には、この場所に近づく事さえ出来なかっただろう。
海岸線は、燃えて流れ着いた溶岩に焼き尽くされていた。
 
 
 
 
 
 
イメージ 35
 
ハワイ島の南側、アプア岬の海岸である。
道路は、本来ならば奥地のカラパナ地区まで続いているのだが、過去に溶岩流に飲み込まれ、ここで寸断されてしまったのである。
海岸道路は、ここが行き止まりの場所になっていて、帰りは同じ道を戻るしかないのだ。
 
 
 
 
 
 
イメージ 36
 
行き止まりの場所にトイレがあった。
中に入って見たところ、昔ながらの『ぽっちゃん便所』になっている。
つまり、人間の落とし物も、長い年月を経て溶岩に飲み込まれていくのだろう。
もしもこのトイレが、熱く噴き出た溶岩に包まれたなら、焼け●●が出来ちまう。
自然は偉大なのである。
 
 
 
 
 
イメージ 37
 
海岸線に出てみよう。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 39
 
溶岩の塊の上を歩く。
 
 
 
 
 
イメージ 40
 
この場所の景観説明が表示されていた。
 
 
 
 
 
イメージ 41
 
これだ! ここがハワイ島の写真集でもよく見かける場所。
溶岩が、海に向かって流れ落ちたまま固まっている。
凄いもんだ! 自然の造形は、神様でなければ作れない。
 
 
 
 
 
イメージ 42
 
反対側の海岸線。
切り立った断崖に、激しい波が打ち寄せる。
いつの間にか晴れ渡った空に恵まれ、壮大な景観が胸を打つ。
 
 
 
 
 
イメージ 43
 
次なる お楽しみに出発だ。
ジャックツアーのワゴンは走る。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 44
 
大地に黒色の帯が張り付いている。 溶岩が流れて行った跡なのである。
その溶岩が噴出した先の火山が、かの有名な『キラウエア火山』である。
 
 
 
 
イメージ 45
 
車は高地へ上がってきた。 何と、雲が目線と同じ高さである。
空気も少しひんやりしていて、わくわく感が増してくる。
 
まだまだこの先のツアーには、素晴らしい体験が待っているのだ。