今日はこんなご相談から。
中学生のお子さんを
お持ちだということ。
私の中学校教師の経験からしても、
これくらいの年齢になると
口が立つお子さんも増えますね~。
大人が何か言えば、
10倍になって返ってきて
大人もタジタジ…
なんてこともあったりして。
そんな時、Fさんは
「負けてられん!!!」と
闘いを挑んでしまうのかな?
さて、
Fさんが「勘違い」していることを
2点お伝えしますね。
1つ目は
怒りは止められると
思っていること。
「怒りは生理反応」だと
思ったほうがいい
です。
排泄や食欲と同じように
怒りという感情を
一度感じてしまったら
止めることはできません。
一時的に我慢していたとしても
その反動がありますよね。
排泄を我慢すれば、
体を壊すでしょうし
食欲を我慢すれば、
ドカ食いしてしまうかもしれません。
怒りも同じです。
一度感じた怒りは、
我慢することも止めることも
できないのです。
2つ目。
怒ることは悪いことだ
と思っていること。
もしかしたら、Fさんは
お子さんが反抗したり
怒ったりするのも
「良くないこと」と
感じてらっしゃるかもしれないですね。
どんな感情にも優劣はありません。
怒りは、
「嫌だ」と感じたことを教える
大切な感情なんですよね。
だから、
怒りは、どう頑張っても
なくならないのです。
いい気もちではありませんが
生きていく上では
なくすことができないもの、です。
それで。
作用と反作用の力というのがあります。
怒りも、
やめようと思えば思うほど
やめられなくなり
嫌だから追い出そうと
すればするほど
いつまでもつきまとうものです。
だから、
「止められないんだな」
「悪いものじゃないんだな」
と、
どこかで肚をくくってしまうと
怒りの姿も少しずつ変化してきます。
近日中に、
モニターセッションのご案内をしますので、
ぜひ、こちらもご活用くださいね。
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