先日初めて入った本屋さん、私好みの本がいっぱいあって、
うわー、どれもこれも買って帰りたくなっちゃう♪
家にまだ読みかけ&読み始めてもいない本プラス図書館から借りてきた本もあるのにー!
ってなってて、とりあえず1冊だけ選んで買って帰ろうと真剣に厳選してたら・・・
その本屋さんにママと一緒に入ってきた小さい男の子の第一声が
「わあ、ここ宝の山だねー♪ご本がいっぱいー!!」
って。
本屋さん来て「宝の山」って思うなんて、私と一緒だ―♪ってめっちゃ嬉しくなっちゃった。
私も小さいころから、本屋さんはとびっきりワクワクする場所で「宝」がいっぱいあるところだって思ってたから(*^^*)
数日前読み終わった本は、原田マハさんの『本日は、お日柄もよく』。
ずっと読もう読もうと思いながら、泣いちゃいそうだからなーとどのタイミングで読むか迷いすぎて読み始められずにいて、で、先日我慢出来ずに電車で読んで、泣くの堪えたら鼻水が・・・マスクしてたから、セーフ!笑
友達の結婚式で何回かスピーチを頼まれてやったことあるけど・・・
この本を読んでからスピーチしたかった。もう一回スピーチやり直したい!なんてことを思いながら読み始めたら、結婚式のスピーチどころじゃない話の展開になっていって、おおおおお!!すごい。いや、言葉の力ってほんとすごい!!ってぐいぐい最後まで一気に読み切っちゃった。
「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している」(『本日は、お日柄もよく』原田マハ 徳間文庫より)
この一文に出会えただけでも得たものが大きい気がする。って思いながら読み終わって、「解説」の一番最初にここの文章がそのまま出てきて、あ、やっぱりここ引用するよね!って思っちゃった。
眠たくなっちゃうだらだらしたスピーチから始まって(友達の結婚式で、こういうスピーチ何度も聞かされたことあったなーなんてことを思い出す・笑)、最後は短いそして心にしみるスピーチで終わる。始まりも終わり方も、私好みの素敵な小説でした。