今月に入って一気に読んじゃった本の一冊は
↓
ジェイン・オースティンの『分別と多感』。
こんなに面白い?興味深い?恋愛小説あるなんて知らなかった。
やっぱり古典的名作は読んでおくべきだね。
自分の思いを秘める「分別」の姉と、自分の思いに正直な「多感」な妹、
この対照的な二人の愛にいろんな人がいろんな思惑で絡んできて、
なにこれ?え?で?どうなるの?真実は?
愛の結末は!?
で、もう片時も飽きさせずに一気に最後のページまで読ませてくれて感動。
それにしても、メイン主人公の分別のエレナ―と多感なマリアンの他にでてくるメンバーが、
いい味出しててたまらない。
お金のことしか考えてないような男やらおせっかい好きなおばちゃん、
打算的でずる賢い女の子やくず野郎に自己中な女性に偉そうな男性などなど・・・・
人物描写が面白くて、笑えたし、今の時代にも似たような人いるなぁと思われる残念な方々を、
心の中で切り捨てていく感じもなかなか良い(´艸`*)
やっぱ小説っていいねぇ。本が読めるって幸せだなぁ。