一緒にトークイベントを盛りあげてくださったもと子さんの
2冊目の本が3月14日に出版されました。
- 紅蓮色の情熱: ときのまにまに ② (MyISBN - デザインエッグ社)/TOUKO
- ¥1,375
- Amazon.co.jp
帰りの新幹線の中で読了!
自分の中にある炎を思い出させてくれる上質なエッセイ。
私の中の炎は 愛ってなんだ?
自分の人生に関わる人を愛さずにはいられない。
その奥にある「炎」を思い出しました。
もと子さんと「書いて伝える」ということ「書いたものを表に出す行為」についても
あれこれと話をしていたのだけど・・・
ホントに、ね、「文は人なり」なんだよね。
心の奥でなにを思ってその文章を書いたかが文に全て出ちゃうということ。
文章を書くことが好きな人間、物語を紡ぎ出すことが好きな人間、
「書くこと」で生きている(息をしている)ような人間には、
「文から人となりを読み取る力」
が多少なりともあるのではないかと思う。
なぜかというと、普通の人よりも沢山の文章に触れているし、
言葉そのものにとても敏感だし、
日頃から心の奥のモノをどう文章に乗せるかを無意識のうちに研究しているから。
どれだけ優し気な言葉を並べていたとしても、その文章を書く人の心に
意地悪な気持ちがあれば読み取ってしまうし、
どれだけ強がった言葉を並べていても、その人の心の奥に恐怖や不安があれば、
それを感じてしまう・・・・
今みたいな世の中がわさわさゆらゆらなっている時は、
心の状態はいつも以上に文章に乗ってしまうってこと。
隠しているつもりでもバレバレになっちゃうんだよね。
そんな話ができる相手がいるのは嬉しいことだなと思う今回の富山でもありました。