人って誰でも「自分フィルター」があって、
自分を通して考えたり感じたりしているもの。
自分ばっかりしゃべってて、相手の話聞いてないのに、
「あの人は私と考えが一緒♪」とか「あの人は私のことわかってくれる」とか
「あの人のことは私がよくわかってる」とか、思い込んでいることない?
自分ばっかりしゃべってちゃ、ほんとのところ
なーんにもわからないよ!!
相手の話を聞く。会話を遮らない。
人がしゃべってるときに頭の中で「次なにしゃべろうか」と
自分のことばっかり考えない。
本当に楽しいおしゃべりというのは、
お互いの会話のバランスがとれているもの。
そのバランス加減は人によって、
またその関係の距離によって違うだろうけど。
ずっと昔の友人で、感心するくらい人の話を聞いてくれない子がいたんだよね。
それこそ用事があって私がかけた電話に対しても、
私の話何も聞かないで、彼女がず~~~~~っとしゃべってて、
どこで用件を伝えたらいいかわからないまま電話を切ったことが何度も・・・
毎回毎回、彼女ばっかりしゃべり倒してて、
感心しちゃうくらい人の話を聞かない。
そんな彼女の思い込みの中に、
勝手な「こっこちゃん像」が出来上がっていて。
それが、なんだかなぁ・・・な感じで、少しずつ友達としての距離をとって
縁を薄くしていったことがある。
だってよくまあ、私の話もなにも聞かず、今の私の状態状況もわからないのに、
「自分はこんなに、こっこちゃんのことを知っていて仲良し」だと思い込めるなと。
自分だけいい気分になってしゃべり倒していて、
ホントは相手は不機嫌になっていることってあるよ、たぶん。
自分のおしゃべり、自分がしゃべりたいことにだけ意識を向けているから、
相手がどういう状態なのかが見えない。
知らない間に嫌われたり、避けられたり、話を聞かないめんどくさい人だと思われたり・・・
そして自分はいっぱいおしゃべりできて楽しくなっちゃって、
相手も楽しいと思い込んだり、自分のことを好いてくれていると思い込んだり。
それ、ちょっとイタイ人。
会話のバランスって大事。
自分大丈夫かな?って時々自分をチェックしないと。