12日~17日まで夏休みをいただきます。
ブログはほぼ予約投稿になります。
- 文庫 絶望名人カフカ×希望名人ゲーテ: 文豪の名言対決 (草思社文庫)
- /ヨハン・ヴォルフガング・フォン ゲーテ
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今、読んでいる本о(ж>▽<)y ☆
「希望は生きるのを助けてくれます」(ゲーテ)
×
「朝の希望は、午後には埋葬されている」(カフカ)
どこまでも前向きなゲーテと、どこまでも後ろ向きなカフカの言葉がたくさん!!
中学の時から、ゲーテの言葉(格言・名言)が好きで、
ゲーテの考え方が好き。
そして、高校のときからカフカ(の小説「変身」)が嫌い。
中学の時読んだ(今でも繰り返し読んでいる)「ゲーテの格言集」が
私の生き方、考え方に大きな影響を与え、
高校の国語の先生に課題図書として読まされたカフカの「変身」が、
私が10代後半のころよく書いていたショートショートの作風に影響を与えたことは確か。
なにがあっても前向きで希望に満ちているゲーテと、
なにがあっても後ろ向きで絶望に満ちているカフカ・・・
もうこの両極端さを並べられちゃったら、おもしろいのなんのって^m^
「晩に、わたしは千匹のハエをたたき殺した。
それなのに早朝、一匹のハエに起こされた。」(ゲーテ)
「かわいそうなハエを、
なぜそっとしておいてやらないのですか!」(カフカ)
「生きている間は、生き生きしていなさい!」(ゲーテ)
「ぼくは静かにしているべきだろう。
息ができるというだけで満足して、
どこかの片隅でじっと。」(カフカ)
ゲーテが希望を語り、カフカが絶望を語る。
この本は、私の座右の書のひとつになりそうです。